マッカラーズ短篇集

マッカラーズ短篇集
マッカラーズ短篇集
カーソン・マッカラーズ
ハーン小路恭子
西田実
筑摩書房
2023年5月12日
16件の記録
  • ゆらゆら
    @yuurayurari
    2025年6月24日
    中編「悲しき酒場の唄」は愛と孤独の話としてぐっときたし、人物や行動がユニークで面白かった。最後はハッピーエンドじゃないのになぜか清々しかった。自分が無価値なのを忘れさせてくれる“酒場”の役割の話わかる…。 収録されてる他7編の短編もどれもよかった。中でも「家庭の事情」が一番好き(苦しさがあるのに…あるからこその…)。あと、「マダム・ジレンスキーとフィンランド国王」(ラストの犬は??)と「渡り者」もよかった。「そういうことなら」は、前に読んだ『結婚式のメンバー』に通じる気がした。 (24.7.4読了)
  • ハンク
    ハンク
    @lardenkaizer
    2025年6月10日
    1本目の短編、というか長めの中編はなんというか、かなり独特な読み心地。最後、殴り合いでケリをつけようとした挙句、場外から乱入した従兄弟にもってかれるあたり、もはやヘルタースケルター。これだけページ数を割く話でもない気がした。
  • 混沌
    混沌
    @kon_10n
    2025年6月4日
    何度も繰り返して読む。
  • 人間は一筋縄ではいかない
  • 混沌
    混沌
    @kon_10n
    2025年5月4日
  • マーヴィン・メイシーを攻撃するためにやろうとしたことが、みんな自分自身にはね返ってきた。自分で仕掛けた罠にひっかかり、なさけない目にあうことがしばしばあった。しかしそれでもマーヴィン・メイシーを家から追い出そうとしなかったのは、ひとりになるのがこわかったからである。一度他人といっしょに住むと、ひとりぼっちになるのが非常な苦痛になる。突然時計の音が止まって、暖炉の火に照らされた部屋がしんと静まり、がらんとうの家のなかで物の影がゆれる──ひとり暮らしの恐ろしさに耐えるくらいなら長年の敵とでも同居するほうがまだましだ。 (「悲しき酒場の唄」, pp.106-107) 「木、岩、雲」, 「家庭の事情」を読んでいるときには、つねにジュンパ・ラヒリの「Interpreter of Maladis」の情景が念頭にあった。それぞれを「Sexy」(「セクシー」), 「A Temporary Matter」(「停電の夜に」)と対応させながら読み進めた。
  • 混沌
    混沌
    @kon_10n
    2025年4月24日
  • トオル
    トオル
    @to_ru
    2025年4月5日
  • Lusna
    Lusna
    @Estrella
    2025年3月25日
  • まだ
    まだ
    @waterhouse
    2025年3月5日
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