ストーナー
104件の記録
中原メロス@56565656t2026年1月10日読み終わった---------- 「わからないのかね、ストーナー君?まだ自分というものを理解していないのか?きみは教師になるのだよ」 (中略) 「どうしてです?どうして、そんなふうに思われるんです?」 「恋だよ、ストーナー君」興がるような声。「きみは恋をしているのだよ。単純な話だ」 ---------- 本を閉じた後に顔を上げるとフィルターがかかったように世界が変わってみえる時がたまにある。 そうか、本に抱いているこの感情って恋だったのか。 自分がなぜ読書ばかりしてるのか、未だにうまく理由を説明できないけど、恋は理屈じゃないのかも、


- nishii_books@nishii_books2026年1月3日買った@ たびたび書店初刊行は1965年 当時はほとんど注目されず、2000年代にヨーロッパで復刊・再評価、ニューヨーク・タイムズやジュリアン・バーンズらが「完璧な小説」「再評価に値する作品」と絶賛、日本語版は「第一回日本翻訳大賞・読者賞」受賞 参考(AI情報です) 『ストーナー』 ジョン・ウィリアムズ著の小説 主人公ウィリアム・ストーナーの平凡で静かな大学教師人生を章立てで追う作品 全17章で構成、各章が彼の人生の節目を淡々と描いている ・序盤の章(第1-4章) ストーナーはミズーリの貧しい農家の息子として生まれ、父親の意向で農学を学ぶため大学へ進むが、文学の授業に魅了され人生が変わる。恩師デイヴィッド・マスターズの影響で教師の道へ 第4章では第一次世界大戦後の大学生活と、突然の恋に落ちるイーディスとの出会いが描かれる ・中盤の章(第5-12章) 結婚し娘グレースが生まれるが、イーディスとの関係は早々に破綻 学内でホリス・ローマックスとの確執が始まり、授業配分やパワハラ的な対立(「第一次ストーナー・ローマックス大戦」)が発生 両親の死や娘との距離感、世界恐慌の時代背景を背景に家族の悲劇が深まる ・恋愛と対立の章(第13-15章) ウォーカー事件をきっかけにローマックスとの敵対が激化し、キャサリン・ドリスコルとの美しい恋愛が訪れるが、学内スキャンダルで破局(「第二次大戦」) 娘グレースは妊娠・アルコール依存に陥り、ストーナーの無力感が強調される ・晩年と終章(第16-17章) ローマックスとの最終対立(「第三次大戦」)で定年延長を阻止され、仕事の充実を失う 病に倒れ、死の床で人生を振り返り静かに息を引き取る。冒頭のソネットが象徴的に響く結末 主要登場人物一覧 ウィリアム・ストーナー: 主人公。農家出身の大学教師。人生の中心 両親(父・母): 農家の両親。ストーナーを大学へ送り出す デイヴィッド・マスターズ: 恩師。文学への目覚めを与える ゴードン・フィンチ: 生涯の友人。ストーナーを支える イーディス・ボス: 妻。結婚後精神的に不安定で関係悪化 グレース: 娘。父親との距離感が物語の悲しい軸 ホリス・ローマックス: 天敵。学内権力争いの相手。三度の「大戦」を引き起こす チャールズ・ウォーカー: ローマックスの助手。確執のきっかけ キャサリン・ドリスコル: 晩年の恋人。短い幸福な関係 主要テーマ ・人生の諦念と尊厳 ストーナーは大成功も大失敗もなく、ただ教師として生き抜く 普通の人生に潜む「静かな敗北」とその美しさを描き、読者に「これでいいのか」と問いかける ・学問への献身 文学教師として本と学生に捧げる姿が中心 大学という「小さな王国」での職務が、人生の意味を与えるが、権力争いに敗れる過程で、学問の純粋さと現実の残酷さを対比 ・愛と喪失の儚さ 妻イーディスとの破綻、娘グレースとの疎遠、キャサリンとの短い恋—allが成就せず、愛が「一瞬の光」として失われる 人間関係の脆さを象徴 主要象徴 ・農場と土 冒頭の農場はストーナーの起源で、「土に根ざした現実」と「文学という空想」の対立を表す 死の床で再び思い浮かべ、人生のループを象徴 ・シェイクスピアのソネット マスターズから教わるソネット("Bright star, would I were stedfast as thou art")が人生のテーマ曲 変わらぬ献身と不変の星のように静かに輝くストーナーの生き方を象徴し、冒頭・終章で回帰 ・三度の「大戦」 ローマックスとの対立を「第一次・第二次・第三次ストーナー・ローマックス大戦」と呼ぶ比喩 世界大戦を背景に、小さな学内の闘争が人生の縮図として、栄光なき戦いの無常を表す これらのテーマと象徴が絡み合い、ストーナーの人生を「完璧な悲劇」として昇華させています こんな人におすすめ ・派手なプロットよりも、静かで深い心理描写や人生の機微を味わいたい人 ・「冴えない」主人公の人生を追うことで、自分自身の選択や仕事・家族・老いについてじっくり考えたい人




shingo@shingo2025年8月14日気になる読みたい@ 自宅『プルーストを読む生活』に出てきて気になった。 これか…。 お、すごい読んでいる人がいる…有名な作品なんだな。 ますます気になる。
蛍@bcgcco2025年6月17日読み終わったストーナーの人生における、些細な愛と抵抗の日々。大きな起承転結はないけれど、愛してくれた両親の思いや、ストーナーを信じてくれる友の言葉、娘との代え難い日々など、何度も何度もぐっときた。 日々に潜む不穏さにストーナーの幸せを願わずにはいられないが、湧き上がる気概で自身の人生を切り拓いていく様子は非常に励まされた。 人生の中にある、数えるほどの美しい瞬間を、こうも綺麗に文章で表現できるかと驚かされた、評判通り、美しい小説だった。


ハンク@lardenkaizer2025年6月4日かつて読んだ結構前に読んだ。これまで読んできた小説の中でも、上位に入る好みの文章。ゼーターラのある一生と比較されることが多いらしいが、個人的には人物描写の巧みさや、話の展開なども含めてこちらの方が好み。


にわか読書家@niwakadokushoka2025年5月21日読み終わった@ 自宅フラヌール書店で買っておいたもの。 クライマックスと言えるところもないし、淡々とヒーローでもない人の人生が綴られているのに引き込まれ、後半一気に読んでしまった。 何者かであろうと焦る必要はないのではないかと思える。


kasa@tool2025年4月8日かつて読んだ「夏風に運ばれてきたかのように、歓喜の情が押し寄せてくる」 本文をそのままに感想とするならこの一文。 主人公の生涯を通じて、文学と家族と愛を素晴らしい翻訳で、濃密な時間を過ごした。




riu@riufish2025年3月24日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台冬の間 fuzkue で読み続けた 何度も何度も泣いて泣いて 愛しいストーナー すべてが美しい小説 fuzkueのよな宝物です










ほくほく@fig_hokuhoku2025年3月6日かつて読んだ静かに話は進んでいくが読む手が止まらなかった。 「自分自身に対して差し出せるものがほとんどなく、自分自身の中に見出せるものもほとんどないことを実感させられた」こういう感覚はあるけど、自覚していなかったな。
riu@riufish2025年2月28日まだ読んでる@ 本の読める店fuzkue初台フヅクエで読むと決めている1冊 こんなにも愛しくなってしまったストーナー 終わりを感じて淋しくなる 今日はここまで







彼らは読みつづけた@findareading1900年1月1日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《屋根裏部屋で過ごす夜、読んでいる本からときどき目を上げ、ランプの火影が揺れる隅の暗がりに視線を馳せた。長く強く目を凝らしていると、闇が一片の光に結集し、今まで読んでいたものの幻像に変わった。》 — ジョン・ウィリアムズ著/東江一紀訳『ストーナー』(2014年9月、作品社)


































































































