ストーナー
145件の記録
あんかけピーナツ@atsushi_32026年5月22日読み終わった何年も放置していたがやっと読めた。 平凡な男の人生の話。 ちょっとした見せ場はあっても、辛いことや詰まらないこと、間違えたことの方が多い日々を淡々と描いた小説だが、とても引き込まれた。 極端な内省に落ち込むでもなく、嘘くさい自己肯定に走るでもない。抱えていた問題がスッキリ解決することなんてないけれど、お互い許しあったり知らないフリをしたりして生活は続いてくんだよね、というバランスが良いのだと思う。

まろ@maro2026年5月13日読み終わった図書館本静かで流れるような美しい文体。 平日は疲れてあまり本が読めないのだが、この本は不思議とすっと入ってきた。読んでいるというより染み込んでくる感じ。 語られるストーナーの人生は世間から見たら華々しいものではないかもしれないが、辛抱強く、誠実に、実直に生き抜いた人だった。 どんな人にもその人生には一瞬一瞬を積み重ねた深さと密度があり、在ることそのものが尊いのだと許された気持ちになる。 また、あとがきの翻訳の東江さんのエピソードがストーナーと重なり、作者だけでなく訳者の心と魂もこもった物語だと感じた。 すばらしかった。


tetsU_@mitsu_06302026年5月5日読み終わった前に読んだ本で強烈にオススメされていて気になった本。 人の一生を淡々と描いていくのかと思うと、急に一瞬の心の動きや短い時間の心象にフォーカスしていく。その文章の美しさが印象に残った。いろんなことに巻き込まれながらも、世の中の正しさでなく、自分の信念に沿って生きていくこと、また他人に振り回されながら決して強くない主人公はすごく良かったし、これからの励みになる一冊でした。
- 猪@ibu4_6182026年4月19日読み終わった久々に小説を読んで大泣きした。 自分が小説が好きな理由が詰め込まれた作品だと思った。人生において幸福は長く続かず、裏切りと失意が隙を狙っては襲いかかってくる。常にうっすらとした諦念を抱えながら、それでも仕事や大切な人に愛を捧げて日常を続けていく。ストーナーの生涯には、自分がおおよそ人生に対して漠然と考えていたことが、儚さと美しさと悲しさを持って鮮明に描き出されていた。 平凡な男の平凡な日常を淡々と綴った物語だからこそ味わえる深い感動がある。それはストーナーを同じく平凡な生涯を送る一人の男にとっては大きな希望だと思った。 あとがきで筆者がインタビューに答えていたように、ストーナーはきっとたいていの人よりよい人生だったのだろう。「やりたいことをやり、自分のしていることにいくらか適性があり、みずからの仕事が重要であるという認識をいくらか持てたのですから。」(『STONER』p331 訳者あとがきにかえて) 自分は自分の人生に対して何を期待するだろうか。「本質的に大切なのは、対象への愛を持つことです」(p331 訳者あとがきにかえて)と筆者が言及しているように、人でも、仕事でも、愛を持てる対象を探し続け、それを見つけたら大切に愛することだろうか。 仕事であれば、今自分が持っている能力、適正、経験をもって、自分が愛を注げる仕事を探す。そういう対象を見つけられるかは、運次第というところもあるだろうし、見つけた対象が、世間的に尊敬されて高い給料をもらえるようなものではないかもしれない。でも、最終的に敗北と虚しさに満ちていく一生の中で、心から愛せる対象を、多くはなくとも抱きしめながら生きることができたなら、それは素敵な人生だと思う。 友だちだってそうだと思う。作品の中でも、ストーナーは生涯の友を学生時代に得て、そのうちの1人のゴードン氏は最後までストーナーのそばに居続けた。欠点や自分とは合わない部分があったとしても、愛くるしい友を持つこと、これもまたとても重要だ。仕事、パートナー、友、子ども、親、学問。愛する対象はきっと自分の認識次第でいかようにも広げられるだろう。 私の人生は思い通りにいかない、ささやかで取るに足りない人生だとしても、愛する対象を持って全うすること、これを大事にして親からもらった生を全うしていきたい。そういう小さくても強い希望を心に灯してくれる大切な一冊を得ることができた。この小説は、自分の中にずっと残り続ける愛する対象になるだろう。



Takaki Yamamoto@yama_taka2026年3月31日読み終わった一人の大学教師の男の生涯が、静謐な文体で、淡々と綴られている。秀でた才能もなく、周囲を惹きつける魅力もなく、何かを成し遂げるわけでも、何者かになるわけでもなく、理不尽なほど思うようにならない人生を、従容と受け入れていく。「自分の人生は生きるに値するものだろうか、値したことがあっただろうか」。彼を最後まで導いたのは、「言葉にできないものを言葉を通じて知る」という文学への探究心と愛、そしてそれを教えることだったのだと思う。




- 霞の中@nrm-26012026年3月18日読み終わった原宿さんの帯にひかれて購入。 しばらく積読していた。 今回、入院中に集中して読了。 時代も国も人生も、自分とずいぶん違うのに そんな気がしない。


NOA@apppleeee8762026年3月12日読みたい孤独だが寂しくない これは派手な物語ではなく、大学教師の一生を淡々と描いた作品ですが ・人生の静かな孤独 ・社会との折り合い ・誠実さ が非常にリアルに描かれています
まりりん@mariring_10152026年2月22日読み終わった☆☆☆☆超オススメこれはただ、ひとりの男が大学に進んで教師になる物語にすぎない。 しかし、これほど魅力にあふれた作品は 誰も読んだことがないだろう。 ーートム•ハンクス 本当に、本当に、読んで欲しいです。





MizMiz@MizMiz2026年1月29日読み終わった美しい文体で綴られた凡庸な助教授の物語。凡庸だが信念をもって続けること。ひたむきに目の前にあることに向かうこと。すきだと思ったら貫くこと。成功は役職でも金でもない。何かを続けていくこと。そこに辿りつけるものがある。何を期待するのか。これは大きな疑問だ。






MizMiz@MizMiz2026年1月29日読み終わったある助教授の物語。ひとつひとつの仕事が、静かな選択が、人生を紡いでいく。静かで美しい描写で大学、英文学への愛を朴訥に推し進める主人公の目線を見せてくれる。働き、生活していくこと。それに何を期待しているのか。遺していくこと。何か好きなことを続けること。色々ある。成功は役職でも金でもない、そんなことを思った。 実に美しい文体。人間的。良い本だった。



中原メロス@56565656t2026年1月10日読み終わった---------- 「わからないのかね、ストーナー君?まだ自分というものを理解していないのか?きみは教師になるのだよ」 (中略) 「どうしてです?どうして、そんなふうに思われるんです?」 「恋だよ、ストーナー君」興がるような声。「きみは恋をしているのだよ。単純な話だ」 ---------- 本を閉じた後に顔を上げるとフィルターがかかったように世界が変わってみえる時がたまにある。 そうか、本に抱いているこの感情って恋だったのか。 自分がなぜ読書ばかりしてるのか、未だにうまく理由を説明できないけど、恋は理屈じゃないのかも、





- nishii_books@nishii_books2026年1月3日買った@ たびたび書店初刊行は1965年 当時はほとんど注目されず、2000年代にヨーロッパで復刊・再評価、ニューヨーク・タイムズやジュリアン・バーンズらが「完璧な小説」「再評価に値する作品」と絶賛、日本語版は「第一回日本翻訳大賞・読者賞」受賞 参考(AI情報です) 『ストーナー』 ジョン・ウィリアムズ著の小説 主人公ウィリアム・ストーナーの平凡で静かな大学教師人生を章立てで追う作品 全17章で構成、各章が彼の人生の節目を淡々と描いている ・序盤の章(第1-4章) ストーナーはミズーリの貧しい農家の息子として生まれ、父親の意向で農学を学ぶため大学へ進むが、文学の授業に魅了され人生が変わる。恩師デイヴィッド・マスターズの影響で教師の道へ 第4章では第一次世界大戦後の大学生活と、突然の恋に落ちるイーディスとの出会いが描かれる ・中盤の章(第5-12章) 結婚し娘グレースが生まれるが、イーディスとの関係は早々に破綻 学内でホリス・ローマックスとの確執が始まり、授業配分やパワハラ的な対立(「第一次ストーナー・ローマックス大戦」)が発生 両親の死や娘との距離感、世界恐慌の時代背景を背景に家族の悲劇が深まる ・恋愛と対立の章(第13-15章) ウォーカー事件をきっかけにローマックスとの敵対が激化し、キャサリン・ドリスコルとの美しい恋愛が訪れるが、学内スキャンダルで破局(「第二次大戦」) 娘グレースは妊娠・アルコール依存に陥り、ストーナーの無力感が強調される ・晩年と終章(第16-17章) ローマックスとの最終対立(「第三次大戦」)で定年延長を阻止され、仕事の充実を失う 病に倒れ、死の床で人生を振り返り静かに息を引き取る。冒頭のソネットが象徴的に響く結末 主要登場人物一覧 ウィリアム・ストーナー: 主人公。農家出身の大学教師。人生の中心 両親(父・母): 農家の両親。ストーナーを大学へ送り出す デイヴィッド・マスターズ: 恩師。文学への目覚めを与える ゴードン・フィンチ: 生涯の友人。ストーナーを支える イーディス・ボス: 妻。結婚後精神的に不安定で関係悪化 グレース: 娘。父親との距離感が物語の悲しい軸 ホリス・ローマックス: 天敵。学内権力争いの相手。三度の「大戦」を引き起こす チャールズ・ウォーカー: ローマックスの助手。確執のきっかけ キャサリン・ドリスコル: 晩年の恋人。短い幸福な関係 主要テーマ ・人生の諦念と尊厳 ストーナーは大成功も大失敗もなく、ただ教師として生き抜く 普通の人生に潜む「静かな敗北」とその美しさを描き、読者に「これでいいのか」と問いかける ・学問への献身 文学教師として本と学生に捧げる姿が中心 大学という「小さな王国」での職務が、人生の意味を与えるが、権力争いに敗れる過程で、学問の純粋さと現実の残酷さを対比 ・愛と喪失の儚さ 妻イーディスとの破綻、娘グレースとの疎遠、キャサリンとの短い恋—allが成就せず、愛が「一瞬の光」として失われる 人間関係の脆さを象徴 主要象徴 ・農場と土 冒頭の農場はストーナーの起源で、「土に根ざした現実」と「文学という空想」の対立を表す 死の床で再び思い浮かべ、人生のループを象徴 ・シェイクスピアのソネット マスターズから教わるソネット("Bright star, would I were stedfast as thou art")が人生のテーマ曲 変わらぬ献身と不変の星のように静かに輝くストーナーの生き方を象徴し、冒頭・終章で回帰 ・三度の「大戦」 ローマックスとの対立を「第一次・第二次・第三次ストーナー・ローマックス大戦」と呼ぶ比喩 世界大戦を背景に、小さな学内の闘争が人生の縮図として、栄光なき戦いの無常を表す これらのテーマと象徴が絡み合い、ストーナーの人生を「完璧な悲劇」として昇華させています こんな人におすすめ ・派手なプロットよりも、静かで深い心理描写や人生の機微を味わいたい人 ・「冴えない」主人公の人生を追うことで、自分自身の選択や仕事・家族・老いについてじっくり考えたい人




shingo@shingo2025年8月14日気になる読みたい@ 自宅『プルーストを読む生活』に出てきて気になった。 これか…。 お、すごい読んでいる人がいる…有名な作品なんだな。 ますます気になる。
K@fuminam2025年6月17日読み終わったストーナーの人生における、些細な愛と抵抗の日々。大きな起承転結はないけれど、愛してくれた両親の思いや、ストーナーを信じてくれる友の言葉、娘との代え難い日々など、何度も何度もぐっときた。 日々に潜む不穏さにストーナーの幸せを願わずにはいられないが、湧き上がる気概で自身の人生を切り拓いていく様子は非常に励まされた。 人生の中にある、数えるほどの美しい瞬間を、こうも綺麗に文章で表現できるかと驚かされた、評判通り、美しい小説だった。




ハンク@lardenkaizer2025年6月4日かつて読んだ結構前に読んだ。これまで読んできた小説の中でも、上位に入る好みの文章。ゼーターラのある一生と比較されることが多いらしいが、個人的には人物描写の巧みさや、話の展開なども含めてこちらの方が好み。


にわか読書家@niwakadokushoka2025年5月21日読み終わった@ 自宅フラヌール書店で買っておいたもの。 クライマックスと言えるところもないし、淡々とヒーローでもない人の人生が綴られているのに引き込まれ、後半一気に読んでしまった。 何者かであろうと焦る必要はないのではないかと思える。


kasa@tool2025年4月8日かつて読んだ「夏風に運ばれてきたかのように、歓喜の情が押し寄せてくる」 本文をそのままに感想とするならこの一文。 主人公の生涯を通じて、文学と家族と愛を素晴らしい翻訳で、濃密な時間を過ごした。




riu@riufish2025年3月24日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台冬の間 fuzkue で読み続けた 何度も何度も泣いて泣いて 愛しいストーナー すべてが美しい小説 fuzkueのよな宝物です










ほくほく@fig_hokuhoku2025年3月6日かつて読んだ静かに話は進んでいくが読む手が止まらなかった。 「自分自身に対して差し出せるものがほとんどなく、自分自身の中に見出せるものもほとんどないことを実感させられた」こういう感覚はあるけど、自覚していなかったな。
riu@riufish2025年2月28日まだ読んでる@ 本の読める店fuzkue初台フヅクエで読むと決めている1冊 こんなにも愛しくなってしまったストーナー 終わりを感じて淋しくなる 今日はここまで







彼らは読みつづけた@findareading1900年1月1日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《屋根裏部屋で過ごす夜、読んでいる本からときどき目を上げ、ランプの火影が揺れる隅の暗がりに視線を馳せた。長く強く目を凝らしていると、闇が一片の光に結集し、今まで読んでいたものの幻像に変わった。》 — ジョン・ウィリアムズ著/東江一紀訳『ストーナー』(2014年9月、作品社)






















































































































