新聞記者がネット記事をバズらせるために考えたこと

33件の記録
- でん@den746book2025年5月20日読み終わった20250516 書店に入ったが書いたい本がなく、しかし購買欲だけは亢進。欲をおさめるために仕方がなく買った本。おそらく。 20250520 上記の通り適当に買った本であまり期待していなかったが、案外面白かった。新聞記事が購読者に向き合っていなかったのではないかという問題意識とこの先新聞が果たす役割。
- 読書日和@miou-books2025年5月2日読み終わった面白くて実践的な内容で、あっという間に読んでしまった。 読み手が変われば伝え方も変える。 確かに!新聞記者に限らず、同じ内容でも誰に伝えるか、どうすれば伝わるかは考えるけれど、ここまで分析したり考察したりする機会もない。新聞のメリットもわかる。 「分かり易さ」「ストーリー性」「共感」、覚えておこう。
- K@weitangshaobing2025年4月30日読み終わった【よかったところ、好きなところ引用】 デジタルの世界では、自分と無関係な他人事と、自分に関係のある「自分事」という対比がキーワードになることが多い。おそらくその理由は、ネットに情報があふれすぎているため、「自分に関係するかどうか」という観点で取捨選択をしないと〝情報の洪水〟に飲み込まれてしまう恐れを読者が感じているからだと考えている。 「読者が今、何を求めているのか」をかぎ分けるのは簡単ではない。一方で、それは報道機関の本来の仕事とも言える。新聞記者の記事がデジタルであまり読まれなかったのは、書き方以前に、読者が「知りたい」と思っていることに本当の意味で応えようとしてこなかったからかもしれない。 目指すべきなのは取材した内容をできるだけ分かりやすく伝えて内容を理解してもらうことであり、表現の美しさを競うわけでもなく、洗練された文章を読ませたいという狙いもない。 能動的に情報を得たい人と、受動的に情報を得たい人が必ずしも別人でない点だ。同じ一人の中に双方が存在していることにある。新聞読者である私自身が、デジタル読者でもある。新聞を広げて能動的にニュースを把握しようとする時と、通勤時や暇な時にスマホに表示された記事を受動的に眺めている時がある。記事をどういうタイミングや状況で読むかによって、読者の心の持ちようも変わってくるのではないだろうか。
- りおかんぽす@riocampos2025年4月10日読み終わった最後の最後に、共感主体の文体だと新聞的文体より読まれやすいが、読者の感情を煽る「恐怖」の社会を生み出してしまうのではないか、との言。ニュースが(見かけ上)無料になったこの世界、意味ある記事をいかに読んでもらえるようにするか、記者たちの苦悩は今後も続く。
- fufum@fufubunko-m2025年3月28日読み終わった自分の(仕事での)ふだんの文章全然あかんやん、、と恐ろしくなる読書であった。、でも、読んでくれる人にストレスなく読み進めてもらうためには、次どんな話が展開されるのかのリードをたくさん散りばめないといけないというのはその通りと思った。
- 散水夫@eachs_sansui2025年3月11日読み終わった学び!感想読書日記なんとなく分かっているネット記事の書き方を教えてくれる本。内容を整理するような表や図があるともっとわかりやすかったですね……というのもネット記事の書き方の1つだよな、と。
- むらた@L4stboy2025年3月8日読み終わった勉強と好奇心のために読んでみたら、前半は「あるある」ネタが多くて何度も頷ける内容だった。後半は記者じゃない人が読んだらどう思うんだろうという話だったけど、自分は中の人がここまで内省して世に問おうとできること自体意味がすごくあるなと思った。
- たなぱんだ@tanapanda2025年2月25日読み終わった感想タイトルだけ見ると俗っぽく感じるけど、中身は至ってマジメな文章術の本。 新聞記者出身で、「47NEWS」の責任者だった著者が、「PVを稼ぐネット記事と新聞記事は何が違うのか?」という問いに真正面から向き合い、地道な比較と分析を積み重ねた一冊。 著者が考えているのは、釣りや煽りのような小手先のテクニックではなく、読まれる記事の本質。ネット記事が成功する共通項を「読者に共感してもらうこと」と「読者を迷子にさせないこと」に見出した上で、読者に長文を読んでもらうための具体的なテクニックを解説している。 実際、その理論がしっかりしているからこそ、この本自体もスッと頭に入ってくるほど読みやすかった。 あと、PVを指標の1つにしつつも、それを至上命題とせず、あくまで読者とのコミュニケーションを重視している姿勢にも好感を持てた。 note やブログで文章を書く人、読みやすい文章を書きたい人にはかなり参考になる一冊だと思う。