永遠についての証明
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もつ@motu2026年2月10日読み終わった巻末の森見登美彦先生の解説が適切すぎて自分の感想が上手く出てこない。 理数系壊滅の私には分からないジャンルの話で、本当に数学をやってる人が読んだらどういう感覚になる文章なのだろうと気になった。数学をやらない人間には「うーん、なんかすごいんだね」(漠然)の感覚。取っ付きにくい話ではあるが、惹き込まれてからは読みやすくてあっという間に読み終わった。 とある視点の死が一番最初に定義され、また、読んでいる中で終わりへの展開は何と無く分かってくる。分かった上でも最後まで見届けたいと思える登場人物の愛嬌がある。堕ちる話であると思うが煌めきに満ちていて、カリスマ性で自分の首を絞めた不器用な天才の話だった。素直に他人を頼れず、手を伸ばせずに自滅する話はよく見るが、素直に手を伸ばしても大切な人達に手放され、見捨てられていく描写は、仕方無さや妥当さがありつつも悲しく重かった。とある事象の中においてずっと生き続けることが出来る永遠の存在になってしまった事に救いは無い。救いは無いが、それでも森の最奥で古い友に再会したかのように友の魂に再会する場面は切ない感動があった。魂の芯まで響いたとは言えないが、そこそこ楽しめた作品だった。- おかか@okaka8132025年12月20日読み終わった読み進めると哀しい虚しいという感情が湧き出てきた。 天才を孤独にしてしまうのは周囲が「理解できないから」ではなく「理解しようとしてあげないから」ということがよくわかる。才能があるが故に身を滅ぼすとはよく聞くが、三ツ矢を殺したのは才能があるが故に生まれた孤独だと思う。



-ゞ-@bunkobonsuki2025年12月12日数学的才能を持ち合わせた瞭司は、大学に特別推薦で入学する。周りの仲間たちと力を合わせて数学界で実績を積み上げていくが、ある時、教授から理論の瑕疵を指摘される。 寸分の隙もない理論の構築に精神を蝕まれた彼は、やがて妄想ともいえる理論を残して命を落とす。 瞭司の悩みは、日本語が実質第二言語だったことにあるのだろう。日本で生まれ、日本で育ち、日本の大学で数学を愛した彼は、それでも母国語の才能に恵まれなかった。数覚という少数言語話者ゆえに彼は苦しまねばならなかったのだ。




緋色@hiiro_kyoju2025年6月17日読み終わった@ 電車悲しいのに美しい物語だった。 本当にするすると読める文章で気づいたら物語に没頭していた。数学はわからないけど、かつては物理学を志した人間ゆえ数学の魅力はわかる。 過去と現在、ストーリーは割とシンプルなのに、退屈なく深く物語に没入できる。 とても面白かった。
mika@towa_towa1900年1月1日読み終わった2026年1月読了本ああ、なんか悲しくて切ない。 わかっているのに、見えているのに、他人に説明する言葉を持たない状態ってやるせないだろうな。 数学が好きで、数学を信じている瞭司は幸せだったんだろうか。





































