その島のひとたちは、ひとの話をきかない
50件の記録
橋本吉央@yoshichiha2026年5月7日読み終わった自殺希少地域を扱っている本で、統計的な話とか定量調査的な傾向に言及があるのかなと思ったが、そこは別の方の研究に簡単に触れるくらいだった。その研究を踏まえて、著者の森川すいめいさんが実際にその地域を歩いて何を感じたかを本当に一人称で語っている。 なので、客観的でエビデンスを感じるというよりは、あくまで筆者の主観による。けれども、精神科医としてのご本人の経験もあって、感覚的、直感的に「こういうところが大事なんだろうな」というのはよく伝わる。 「お互いに助け合う」ということは言葉で言うとかなりざっくりしてしまうけれど、そのあり方はいろんなレイヤーがあり、軽いけれどしっかりつながる、そういうつながり方が自殺希少地域にはあるのだろうと思った。 それから自分としては、都市部ではなく地方での人のあり方にやっぱり興味関心がある。過疎化が進んでも地方には人が残るわけで。そのときにその地域をいかに過ごしやすい場所にできるかという観点で、自殺希少地域の人々のあり方をよく見る価値があるのかもしれないとも思った。
雨晴文庫@amehare_bunko20232025年8月12日読み終わった「自殺希少地域」を巡る旅の記録。生き心地の良い地域の特徴は、生きやすい人の特徴にも当てはまる気がする。 そして、そうそう!と強くおもったのはこの部分。 “もちろん効率化を単純に否定すればいいということではない。(中略) しかし、効率化できないもの、非効率のままであるべきもの、意味を定義できないもの、お金を生み出さないもの、そういう無形の何かを、効率化は同時に削ってしまう。 効率化は、ひとが生きやすくなるための手段である。しかし平成の大合併は、コストを減らすことが目的になってしまった。成果はコストを減らすことだった。すべての計画はひとの生きやすさこそが目的になるはずなのだが、それは見えなくなった。効率を手段ではなく目的に添えてしまっては、それは何も生み出すことはない。それどころかひとを不幸にさえしてしまう。(p60)”

のし@readsnoshi2025年8月10日読み終わった小さな地域ならではの事なのだと思った。 浅く広くつながる。現代の都会、細かくなった家では難しいのかも知れない。 「人生は何かあるもんだ」「なるようになる。なるようにしかならない」この言葉を持っているだけでも心持ちはずいぶん違うものになると思った。 そのひとの生き方を否定しないのは大切。






























































