死んでいるのに、おしゃべりしている!

18件の記録
- ふじこ@245pro2025年9月25日読み終わった〈わたしが川柳を助けたのではない。川柳がわたしを助けたのだ。〉まえがきにある文章から既に打ちのめされる。世界がこんなに自由なことばで構成されているなんて!学生の頃は落ちこぼれだったというが、彼女のような感性の持ち主があんなちっぽけな箱に収まるはずがない。たくさん傷ついて、たくさん自分を責めて、川柳に出会って、世界に光を見る。川柳の余白は私に世界を問いかけ、短い言葉の凝縮は私に世界のシンプルさを突きつける。暮田さんは川柳という無敵の宝具を手に入れた。私も早く無敵になりたい。
- socotsu@shelf_soya2025年9月13日読み終わった「言葉じたいが枷で、不自由だ」ということの不問さについてふれられた箇所(p.142)を読みながら、身体感覚とことばとの間の亀裂、違和感についてふれられていた、先日読んだ本のことを思い出していた。川柳に逆襲されたい。