ミアキス・シンフォニー

51件の記録
- べに@beni_2025年8月9日読み終わった面白かった。とても読みやすい群像劇で、物語が進むごとに少しずつ人間関係が広がってゆく。それでいて、愛とは何かといった重たいテーマも孕む。 『なれのはて』の重さとは違う、軽さのある文体で、文体もテーマも自由自在だなと思う。まりなちゃんの話を、もっと読みたい。
- こよみ@Candy_Noisily2025年5月29日読み終わったやっと読めたー! 各章の前に相関図があるのありがたい。最初はややこしく感じるけど、人と人が繋がっていく爽快感があった。系統樹を連想させて「ミアキス」に持っていく発想も面白い。 ただ最後○○が○○を○○する(伏字まみれ)思考回路がイマイチ分からず、戸惑ったまま終わってしまった。でも人間の行動に理由がある訳じゃないもんね…
- はぐらうり@hagurauri-books2025年5月2日読み終わった『なれのはて』がとても面白かったので。初出はanan連載で『なれのはて』よりも先に書かれている。 ananだから愛がテーマ、流行りのフロムを引用という洒落臭さだけれど、思考が薄くなくてとてもよかった。編集からのそういうオーダーなんだろうな、と思う。しっかりと根を下ろした小説だった。 今回も小説家がアイドルやってる感じで凄い。まだまだ読んでいこうと思う。
- yayano@yaya72025年3月3日読み終わったアイドルゆえにさまざまな愛を向けられて、自らもさまざまなものを愛する人が、エーリッヒ・フロム「愛するということ」に影響を受け、愛についてとことん考えた作品。あと活劇。この人、本当に活劇が好きだな。ラストに仕掛けられた展開がシゲシゲしくおもしろかった。