ミアキス・シンフォニー
64件の記録
HIRU NE@hirune2025年11月21日読み終わった人物描写、凄っ。「芸能人が書いてる本か〜どんなんやろ〜」みたいな下世話な関心で手に取ったことを心底、恥じました。ごめんなさい。パレットにたくさんの語彙を会得して、世界を細かく観察して、その眼差しから得た情報を自分の中で吸収して分解して構成して描写することを、呼吸をするように続けてきた人の文章だ…と思った。書くために。同世代だけど私はあと何回転生したらこんな本書けるんだろ。凄っ。


しき@shikishaa2025年9月15日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台fuzkueさんで一気読みした!特別な日に特別な本を特別な場所で読めて良かった。本筋じゃないかもしれないけど「シンボル」の章が好きだった。里見さんは料理人として人格者だったしかっこいいけど、妻への愛はどうだったんだろうか。
べに@beni_2025年8月9日読み終わった面白かった。とても読みやすい群像劇で、物語が進むごとに少しずつ人間関係が広がってゆく。それでいて、愛とは何かといった重たいテーマも孕む。 『なれのはて』の重さとは違う、軽さのある文体で、文体もテーマも自由自在だなと思う。まりなちゃんの話を、もっと読みたい。


- こよみ@Candy_Noisily2025年5月29日読み終わったやっと読めたー! 各章の前に相関図があるのありがたい。最初はややこしく感じるけど、人と人が繋がっていく爽快感があった。系統樹を連想させて「ミアキス」に持っていく発想も面白い。 ただ最後○○が○○を○○する(伏字まみれ)思考回路がイマイチ分からず、戸惑ったまま終わってしまった。でも人間の行動に理由がある訳じゃないもんね…

はぐらうり@hagurauri-books2025年5月2日読み終わった『なれのはて』がとても面白かったので。初出はanan連載で『なれのはて』よりも先に書かれている。 ananだから愛がテーマ、流行りのフロムを引用という洒落臭さだけれど、思考が薄くなくてとてもよかった。編集からのそういうオーダーなんだろうな、と思う。しっかりと根を下ろした小説だった。 今回も小説家がアイドルやってる感じで凄い。まだまだ読んでいこうと思う。
yayano@yaya72025年3月3日読み終わったアイドルゆえにさまざまな愛を向けられて、自らもさまざまなものを愛する人が、エーリッヒ・フロム「愛するということ」に影響を受け、愛についてとことん考えた作品。あと活劇。この人、本当に活劇が好きだな。ラストに仕掛けられた展開がシゲシゲしくおもしろかった。


































