その<男らしさ>はどこからきたの?
93件の記録
ハヤシKYヘイ@heiheikyo12025年12月31日かつて読んだ【2025ベスト3振り返り】 色々な広告の事例を採集して「男らしさ」という観点からツッコミを入れる本。有名な栄養ドリンクの「24時間戦えますか?」のキャッチコピーだったり、働く人として「高層ビル群を背にしたスーツ姿の男」が多用されたり、広告が、日本の世相を表してきた歴史をひも解く構成になっていて面白い。 特に、過度な大谷翔平依存型の最近の広告トレンドを指摘しているところがよかった。いわく、化粧品の広告における大谷翔平への照明のあて方が、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像のライティングとほとんど一緒だ、とのこと。大谷はなんでもできる人の象徴として、もはや神仏のようにもてはやされているのだ。疫病が流行り混迷を極める時代において、人々は大仏を建てるし、大谷翔平にすがりつく。
あんこちゃん@anko2025年12月24日読み終わった借りてきた入り口は広告という狭いものだったけれど、そこから見える世界が想像をはるかに超える広さだった。むしろ入り口が狭かったからこそ読みやすかったかな。








- libro@libro09212025年12月16日読み終わった思わず笑ってしまうぐらい面白かった。広告表象はどうしても女性が話題になりやすいけど男性の表現も大概だよなー、と。男磨き界隈は、女性の自分磨き界隈よりなんか沼が深そう。

- libro@libro09212025年12月16日読み終わった広告表象はどうしても女性について話題になりやすいけどこの本にあるように男性も大概固定化しているよなー、と。もちろん広告というメディア特性上アピールする人たちがいると思うのだけれども、嫌だなと言える環境はほしい
くりこ@kurikomone2025年12月3日読み終わったp.195 2024年の自民党総裁選のポスターを女性のコメンテーターが「おじさんの詰め合わせ」と言及し炎上した件で、小林先生が、「毒蝮三太夫が同じことを言っても炎上するか」と書かれてて、絶対炎上しないよなーと思った。おじさんが中心にいる地上波テレビ番組で、女性、しかも若いコメンテーターに指摘されたことにおじさん達は忌避反応を示したという解説に納得。女性専用スペースに反対する男性も同じ思考回路なのではないか。(電車=男性たちの物だと思っている。女性だけの車両が作られたことが、自分たちの場所が奪われたと被害者意識を募らせる) 政治家ポスターの観察も面白かった。スーツのおじさんばかりの政治家ポスターはどうにかならないものかと思っていたけど(私服でウサギを抱いている政治家ポスターがあっても良い)、「仕事が出来そう」「コミュ力が高そう」「多くの人に頼られている」雰囲気を醸し出すポスターを制作するしかないので、結局スーツのおじさんばかり目立ってしまう。政治家は強さを求められてて大変だ。 選挙ポスター、広告をはじめとした、公共空間のジェンダー表象はその社会で受容されているジェンダー感を如実に表しているのだから、ポスターを作る際ジェンダー感をちょっとずつでもアップデートしてもらわないと私たちに押し付けられている規範を再生産することに加担してしまう。ポスターから呪いを受け取らないように小林先生のように家父長制的な価値観がどう可視化されているか批判的に見ていきたい。




くりこ@kurikomone2025年11月30日まだ読んでる小林先生がホモソな空間を「バカとエロの大縄跳び」と書いていて、ほんまそれなー!と感激した! 「男磨き界隈」のインフルエンサーと言うのを初めて知った。男磨き界隈の体を鍛える、心身を磨く、爆美人を抱くのに熱心な姿勢を見ると気持ち悪くなる…どれくらいの男の人がこう言うのまでいるのだろう 男磨き界隈はマノスフィアと英語圏で言われていてトランプ支持者が多いらしい。参政党の神谷もやたら体を鍛えてて女性蔑視な発言をするし、男磨き界隈の一員だと思う。日本の男磨き界隈の支持政党を調べたら面白いことがわかるかも。


くりこ@kurikomone2025年11月29日まだ読んでるポリタスで小林先生が出演されてるのをみて、図書館で借りた。めちゃおもしろい! 真ん中くらいまで読む 広告、ポスターから男性がどのような価値観を内面化しているか鋭く観察している。広告には、「デキる男=仕事が有能、コミュニケーション能力が高い、異性愛規範を前提として女性にもてる」が大量にちりばめられている!(スーツのおじさん、背景は高層マンション、ただスーツのおじさんが大量にコピペされている、ビール、コーヒーにおじさんなどなど)。 こういうの見るとベルフックスの「家父長制は最初に女性ではなく男性の感情を抑え込み沈黙させる」という言葉を思い出す(人の言葉を奪うのに最も効果的な方法は外から押し付けられた価値観に沿って人の身体を操作することなので) なるほどー!と思ったところ ・社会的に男らしいとみなされる行動を起こす男性ほど化粧に関心を示すことや、男性スキンケアは、弱ったところをいたわるのではなく、「能力を高める」ために使われている ・大谷は、現在男性からの「男の中の男」を代表する表象となっている。(大谷は男性アイドルのように、女性からのモテではなく、ストイックに黙々と野球を練習して世界的に成功しているから評価される。男性中心主義社会のヒエラルキーのトップにいる。本には書いていないけど、黒髪ロングの清楚な妻がいることも関係していると思う) 個人的には大谷じゃなくてダルビッシュがいいのだけど、ダルビッシュはミックスだし、紗栄子と結婚していたというのがダメなのだろう。男性にとって交際している女性はクルマみたいなものであり、紗栄子のような恋愛経験が豊富で”尻軽”だと思われている女性と結婚していたという事は、男性としての価値を下げるのだと思う。




- てん(あわ)@ten_102025年11月11日買ったあんまり読んでても気持ちが乗らなかったのは、男性向けの広告についてどう感じてどこに問題があるか考えるのは、男性自身がやらなきゃ意味ないのでは?と思ったから。

muu@mu_book_um2025年10月31日気になる竹内涼真のドラマをみて、改めてジェンダー規範についてかんがえるようになった。その上で、Podcastで小林さんがお話しされているの聴いて読みたくなる。



1neko.@ichineko112025年10月26日読み終わった「ジェンダー目線の広告」を通じて「デキる男」、「男らしさ」という価値観を考察されている。 以下、気になったエピソード、キーワード 「カルバン・クラインと腹筋の商品価値」 「バカとエロの大縄跳び」という呪縛 「男磨き界隈」が目指す非実在の「爆美女」 「おじさんの詰め合わせ」からの脱却 ホモソーシャル、ミソジニー、家父長制を忌避する視点で「らしら」の解体を試みているようですが、忌避する視点すらも「らしら」を内包しているんだなあ。と思う。 近い将来、「らしさ」って、死後になる(禁止用語的な)気配を感じる。







渡辺洋介@yskw05142025年10月6日読み終わった副題は『広告で読み解く「デキる男」の現在地』 「CM・ポスターに刷り込まれた理想の男性の虚像を暴く!」帯文より 前著「ジェンダー目線の広告観察」(現代書館)が気になっていたのだが タイミング会わず、本書はルーティーンの書店パトロール時に見つけ購入。 というのも以前から「缶コーヒー」のCMが苦手でこの違和感はなぜ? それは薄っぺらな労働観や安さあふれたイイ話風やホモソ感だとは思うのだけれど そんなモヤモヤを解き明かしたいと感じていた次第。 本書の肝は下記の2章に詰め込まれていたと思う。グイグイと読ませる 第3章 「自己鍛錬としてのメンズ美容」 第4章 「デキる男を目指すのは何のため?」 特に「男磨き界隈」には驚愕!した 『「男磨き」とは、生活習慣を整え、トレーニングジムで身体を鍛え、スキンケア・ヘアケアに取り組み、食生活に気を遣い、居住環境や精神面を整えることによって、心身を「磨く」活動全般を指しています。』P161 紹介されていたポッドキャスト番組「桃山商事」も即座に聴いた、メンズコーチ・ジョージや「厳しいって」「危機感を持った方がいい」が2024年に流行語になっていたことも全く知らなかった。2025年に日本に本当に生きているのかと自身を疑うほどだ 「繰り返しになりますが、彼らが「男磨き」をする目的は「爆美女を抱くこと」です。」P.163 磨いた末の目的にしてはやけに安すぎるのが心底情けなくなり残念感が増すばかりだ。 また男性脱毛広告をロジカルに分析した「男性広告4つのパターン」が素晴らしい。 「仲間と一緒につるんで行動し(C)、ふざけあったり冗談を言い合ったりするような関係を作りながら(D)、組織に帰属して従属することで社会的な地位を得て(B)、強靭な身体と優位性・社会的地位を獲得する(A)ことが、「男らしさ」を実現する道筋であることです。」P146 詳細は本書を読んでほしい。 「男磨き」の行為自体は全く否定すべきでものではなく素晴らしいとは思うのだが、 その結果が「爆美女」を抱くことだったりホモソ間でのヒエラルキーであったり 身勝手な自己責任観であったりすることが全く持って残念。 何故、男たちは群れるのかそして「男磨き」を自己完結出来ないのか 本書によってややつかめ掛けてきた気もする。 ココは笑ってしまった。やや考えすぎのとは思うのだが、いかがだろうか? 大谷翔平選手の広告照明について考察する下記だ。 「ピンスポットのライトではなく、ライトボックスで面として光を当てること、これは水面の反射光に近いもので、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像の顔が阿字池の反射光で照らし出される様子に通じるものがあります。」P.132 大谷翔平=阿弥陀如来像
渡辺洋介@yskw05142025年10月1日読んでる通勤読書スキンケア・ヘアケアを自己管理・身体鍛錬の一環として位置づけ、因習的なジェンダー規範を内面化した上で男性の容姿に対する視線を強化する表現も多く見られます。P154
渡辺洋介@yskw05142025年9月30日読んでる通勤読書またタイムラインには男磨きを実践する上での日々の行動指針や信条、非モテから脱却するためにするべきことを列記する投稿と自己啓発的な発言のリポストが、情報商材を販売するbotのように延々と続きます。P164

えつこま@e2coma2025年9月6日読み終わった著者出演のポリタスTV見て興味を持ち、購入。面白かったです。最後のほうは広告関係なくて、学校教育におけるジェンダー教育の現状など。この分野もバックラッシュが起きていてなかなか厳しいと思うけど、社会を前に進めるために諦めてはならぬ。

藤@__fjmrmk__2025年9月4日読み終わった写真やアートを専攻で学んできた著者だからこその着眼点、視覚によるジェンダーバイアスは生活に潜在的に染み込んでいるんだなと気付かされた。男らしさ、女らしさなんて必要ない。そんなことまだ言ってるあんたこそ危機感持てよ?


hiroko.yane@komischrk2025年8月24日読み終わった2025年読了本広告の中にあふれる「男らしさ」に注目して、その社会的な背景や歴史的文脈を探る本。とにかく著者の広告につけるキャッチーなコピーが最高におもしろい!と思っているうちに、ありとあらゆる広告に塗り固めらた家父長制にうんざりする。 大学の頃にメディア論や表象文化論の授業を受講して、とてもおもしろかったことを思い出した。映像作品を単純に楽しむだけでなく、一歩引いて見る視点を学べた。 「男らしさ」をしっかり身につけた人間に、それがいかに特権階級であり、たやすく他者を抑圧し、無意識に差別しているかを自覚し、自省させるのって、本当に難しいなと感じた。だってだれだって自分の嫌なとこなんて見たくないし、何もせず自動的に得られる特権を手放したくなんてない。でもそれをせず行き着く先が加害者まっしぐらなら、本人自身の気づきにだけ全ベットして、何らかの解除コードを与えられないのは不幸だよなと思う。





yomitaos@chsy71882025年8月15日読み終わった@ 自宅私は今のところ、異性愛者の男性として生きている。考えてみると、一度として両親から「男らしく生きろ」と言われたことがない。むしろ、祖父母からの家父長制的な叱責から守ってくれたくらいだ。とても恵まれていると言っていい。 しかし学校や会社では、「男らしさ」を暗にも明にも求められることで溢れている。それに耐えきれなくなって何度も逃げ出した経験があるし、何なら今も逃げ出している途中だ。 世の中の空気は広告がつくっている。どれだけ人権意識を高めようとしても、下劣な広告が無くならず、またそれを茶化したり悪ノリして小銭稼ぎをする底辺ストリーマー的な存在が駆逐されない限り、決して改善しないと思う。 私は長らく広告業界で仕事をしているので、その空気づくりに加担してきたという負目がある。この本の影響だけではないが、やっとここから離れるべきだという結論が出た。






annan@tsundokunoyama1900年1月1日気になるフェミに目覚めると必然的に男性の生きづらさにも目がいく。昔の広告全盛期を若い女として生きたワイも、「男らしさ」を刷り込まれたじゃろな。




















































