わからない

107件の記録
- 読書猫@bookcat2025年8月3日読み終わった(本文抜粋) “実家を出て、翻訳の仕事を始めて十年ほど経ったころ、父と電話で話したことがあった。どういう話の流れだったか、父が急に「そんなに何もかもうまくいかなくたっていいじゃないか」と言われた。あのとき父は、どうして私が煮詰まりまくって苦しんでいたことがわかったのだろう。今もその言葉に救われ続けている。“ (「アシブト、アシボソ」より) ”ドラえもんは、べつに何もしてくれなくていい。四次元ポケットから便利なものを出して、私たちを助けてくれるんでなくていい。ただ未来から来てくれるだけでいい。そうすれば、私たちに未来があるとわかるから。“ (「オバQ、あるいはドラえもん」より) ”大人になって、「わからない」ことが少なくなって、反対に腑に落ちる物事の占める割合が増えたぶん、世界は、つまらなくなってしまった。──いや、それは嘘だ。わからないことがあると、ただうろたえ、不安になり、せかせかとわかろうと努め、あるいは頭から否定しにかろうとする。そして二度と読み返さない。なんだかわからない美しいものを、なんだかわからないまま楽しむことのできた子供の私は、読み手として、今の私よりずっと上等だった。“ (「『にんじん』と私」より)
- jyue@jyue2025年7月8日読み終わった読書日記7月某日(火) 金曜日は体調が良くもりもりとごはんも食べられたおかげか、土日のハードスケジュールも難なくこなせてるんるん気分だったのに、月曜日からぶり返す。調子に乗りすぎた、猛省。 小説が読みたい…できれば海外文学を…という、気持ちだけは人一倍あるけれど、いまはまったく読めず、2日ほどなにを読むか悩むのに費やし、岸本佐知子さんの『わからない』を再開。以前日記と、他のチャプターを少しだけ読み、本棚へ戻していた。久しぶりに読んでもおもしろくて、どうしても声を出して笑ってしまう。ここ数日はYouTubeで『笑ゥせぇるすまん』をちまちま観ている。こわい、こわい。夢に出てきませんように。
- まくらふたつ@izuha2025年3月9日読んでる@ 自宅小学校高学年のときにエヴァンゲリオンを初めて見たとき、友人に背伸びした気持ちと一緒におすすめしたくなったときの感情によく似ていて、 今もこの本をそうやって親しい人に勧めたい。 買ってあげたいではなくて、見つけてほしいって感覚が近い。
- bitter@blendme2025年1月27日読んでる休日、午前中から本を手に取る。今日はうとうとしないで時間を忘れるくらい本を読みたいな。 ノンカフェインの紅茶を淹れたあとに、眠気にはカフェイン必須じゃんと気づいた。まだ寝起きだし、午前中だし、寝落ちの心配はいらないかな。 気になってた黒豆、素焼きナッツ、ギリシャヨーグルト、オリーブオイル、塩を合わせたものがおしゃれな味でおいしい。体に優しいのもうれしい。
- bitter@blendme2025年1月25日読んでる岸本佐知子氏の文章力に魅了されっぱなしで心が喜んでる。 ブックマーカーを検索していたら刺繍のものがあることを知って、さっそく買ったのが届いた。キュート!
- bitter@blendme2025年1月24日買った本屋さんで気になっている本が何冊もあってテンションが上がりっぱなしだった中で、今日のわたしとのフィーリングが抜群だったこちらを購入。 表紙と作品紹介にはもちろん惹かれていて、目次と1話目の雰囲気、書体、字の大きさ、細さがとにかく好みだったから、手に取って即決だった。 (そこに紙の質感も加えて、どストライクなのが『読書の日記』シリーズ第1作目) この本の世界観に浸るのが今からたのしみ!