Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
さくらん
さくらん
さくらん
@alice_smith27
  • 2026年9月7日
    帝国の死角
    帝国の死角
    高木彬光氏の作品初読み。 第一部は前段の話だったが既に面白く、ただどう展開されるのかわからず第二部を楽しみにしていた。 戦時中のスパイ、隠し口座…ワクワクする要素しかなかった。 第二部は地に足がついた話になり、一応謎も解決し少し物足りなさを感じていたところ、ある部分で声をあげそうになった。図書館で読むんじゃなかった。 しかし人間の執念って怖いねー… まさに傑作だった。今年読んだミステリでベスト3に入りそうです。
  • 2026年9月6日
    罪の声
    罪の声
    講談社のブックチャームプレゼントを契機として購入した本。もらったブックチャームは十角館。 ミステリーだと思って読み進めていたが、ストーリーの主題は真相ではなく、当事者達の人生そのものだった。 子供を利用し、二つの家族を翻弄した犯人達が裁かれないままなのは釈然としないが、主人公2人の真相を求める真摯な姿勢が、僅かではあるが救いのある物語になったと思う。 記者がナイスガイだった。彼のシリーズがあるなら第二弾を見たい。
  • 2026年8月27日
    切り裂きジャック・百年の孤独
    御手洗シリーズだが御手洗さんはほとんど出てこない。 時系列の違う、しかし似通った二つの事件というのは大好物なので楽しく読んだ。ただ新しい方の事件はその動機はちょっと強引なのでは…と感じるところもなくはなかった。 探偵役は御手洗さんではなかったが、女嫌いの彼がこういう事件に何てコメントしたか気になる。確実に皮肉を言っているんだろうな…
  • 2026年8月23日
    新選組藤堂平助 (文春文庫 あ 44-2)
    ある新選組アニメ関連でフォローした方が激賞していたので読んでみた。 土方歳三への思慕と自身の出自・思想の狭間で苦しみ、もがき続ける藤堂平助は哀切で美しかった。 土方歳三に生きる意味を教えられ、その姿を追い、やがて一人の人間として思想を持ち彼の元から離れて行くー現代であれば自然な成長であっても、時代がそれを許さない。 結末はあまりに儚いが、なんとなく藤堂は最終的には自分の人生に満足したのではないかと感じ、読後感は悪くなかった。 私は最近山南敬助に浸かっているので彼の登場のたびに心臓の鼓動が早まり、落ちつかなかった。 普段は目立たないのに、死ぬ時は皆に(今回は特に土方歳三に)見えない傷跡を残していった。最高ですね。
  • 2026年8月8日
    容疑者Xの献身
  • 2026年8月8日
  • 2026年8月8日
    容疑者Xの献身
  • 2026年7月28日
    容疑者Xの献身
    純愛ミステリとして紹介されることの多い本作。 犯人のやったことは一見美しいが身勝手で、実は独善的なのかもしれないが、その「正しくない」行動からしか得られない栄養がある。 私はこういった味わいを探してこれからも本を読み続けていきたい。 東野圭吾先生、たくさんの味わい深い物語を本当にありがとうございました。 心より哀悼の意を捧げます。
  • 2026年7月10日
    セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴 (角川文庫 し 9-9)
    一ページ目から下世話な話から始まって閉口したが、最終的には美しい物語に着地した。 クリスマスにジングルベルを聴きながら読みたかった。 最近読む本、悉くロシア絡みだなあ…
  • 2026年7月10日
    ロシア幽霊軍艦事件
    表題作から幽霊船の謎解きかと思っていたら、悪意や陰謀に翻弄された女性と愛の物語だった。 モデルとなった女性が実在していたことは知らなかった。もしこのストーリー通り自らと家族の名誉を守るために闘ってきたのだとしたら哀しい。 あの世では穏やかにと祈ってしまった。 御手洗さん、自分と同じようなタイプの人でも打ち解けられるんだな…と新たな発見であった。。 本筋とは関係ないが御手洗さんの石岡くんいじりが久しぶりに見られてよかった。
  • 2026年7月10日
    帝国の死角
    帝国の死角
    とても面白いが、これが第2部にどう関係するのか想像もできない
  • 2026年6月24日
    華胥の幽夢: 十二国記 (講談社文庫 お 81-9)
    最近SNSで十二国記の読了報告をよく見かけるようになった。 自分としても「名刺がわりの10冊」に挙げるくらい思い入れのあるシリーズなので嬉しい反面、 思春期の自分にさまざまな呪いを植え付けた本でもあるので全肯定されると若干複雑な気分になる。 大人になってから読んでいれば面白かったーで終わったかもしれない。 画像の表題作が、私が最も影響を受けた一編である。
  • 2026年6月23日
    Pの密室
    Pの密室
    バタバタして最近本が読めなくてお久しぶりの一冊。 復帰一作目はやはり御手洗シリーズ。 少しネタバレあり ①鈴蘭事件 刊行順に読んでいるが、トリックのパターンが似通って来た気がする… 幼稚園児がそこまで…?いや、因数分解できる幼稚園児だからな御手洗さん… 御手洗さんの女嫌いの元になった事件のようだけど、個人的には真犯人にも同情出来なかった。被害者に落ち度もないし。 ②Pの密室 こちらは誰でも義務教育で習う知識で解けるので楽しかった。 これまたルミノール反応を知ってる(昭和30年代の)小学生。コナン君もびっくりである。 こちらは本当に哀しい事件だった。傘を持っていくときの御手洗さんの反応が印象的だった。 あと石岡くんが27歳も歳の離れた里美ちゃんに入れ込むのが段々キツくなってきた。異邦の騎士で稼いだポイントが目減りしそう
  • 2026年3月16日
    ルワンダ中央銀行総裁日記増補版
    生涯ベスト10に入りそうなくらいの名著。 日銀勤務の著者が、突然の打診を受けルワンダ中央銀行総裁に就任し、赤字続きのルワンダ経済を立て直す道筋をつけていくというもので、人気の新書という触れ込みがなければ手に取っていないかもしれない。馴染みのない経済用語もあり、都度Googleで検索しながら読み進める必要もあった。 ルワンダのことも中央銀行の業務がなんたるかもあまり理解していない状態でも、著者の財政再建への熱意がびしびしと伝わった。 様々な思惑を持つ人々に囲まれても淡々と政策を進める胆力、その一方でルワンダの市民達との対話を重視する思慮深さ。遅ればせながら、社会人として鑑としたい。 著者の公平で利他的な視点を通して見れば、ルワンダの政治家達も素晴らしい人が多く、改革を成功させるのは著者の記載の通りやはり人なのだと実感させられた。 ルワンダのその後について、本の末尾にはオイルショックや動乱などで経済成長が一時的にストップしてしまった記載があり、心配したが、あらためて現状を調べてみると政権体制には多少問題がありつつも「アフリカの奇跡」「女性の地位向上」などポジティブな言葉も見え、著者の蒔いた種は少しづつ芽を伸ばしていると感じた。
  • 2026年3月13日
  • 2026年3月13日
    中東政治入門
    中東政治入門
  • 2026年3月13日
    第三の時効
    第三の時効
    名前をよく聞く短編集ということで読んでみる。 警察小説というと、地道な捜査・個性豊かな警官たち…という意識を持っていたが、それだけでなく幾重にも仕掛けられた真相が、短い一編にに詰め込まれていてどれも味わい深い。 表題作はタイトルの意味を知った瞬間、爽快感すらあった。 月並みだが、人間、誰しも色んな一面を持っていて、外見で判断できないよな。。という感想を持った。
  • 2026年3月9日
    さよなら妖精
    さよなら妖精
    最近新書ばかり読んでいたので、軽い読み物を…と手に取ったミステリーだったが、すっかり打ちのめされてしまった。 正直、主人公のヒロインへのある発言は、私が大人になってしまったからなのかひどく傲慢で失礼なものだと感じてしまった。だからと言ってその結末は…穂信さん、もうちょっと手加減してやってほしい。。 最後の謎解き以外は今ひとつかな… ただ、太刀洗さん自体はクールなようでいて思慮深く、お気に入りの探偵になりそうだ。
  • 2026年3月8日
    アメリカの中東戦略とはなにか
    昨今の中東情勢を少しでも理解したくて手に取った。 内容が主に湾岸戦争以降の動向であるので、30代の自分でもニュースなどで名前を聞いたことのある人は多数いたが、同時に報道を漫然と流し見するだけだった己の不勉強さを実感することとなった。 自分の中のアメリカ観に少し厚みが出たと思う。 しかしアメリカのイスラエルへの溺愛ぶりについて、理由は本書でしっかり挙げられていたものの、あまり理解できなかった。予算を圧迫し国際社会から非難されてまで守る動機には見えないのだけれど… 中国がイランに国民監視システムを提供していることが本書で述べられていたが、今回最高指導者の暗殺の一助となったのがそのシステムである可能性であるのをどこかで見かけたので、本当なら皮肉な話だと思う。
  • 2026年3月7日
    ユダヤ人の歴史
    気づきの多い一冊だった。 ユダヤ人は自らの信仰と所属する国での生活のバランスを模索し続けた歴史があり、その過程で権力者側につくことがあったため民衆に疎まれた側面があるとは知らなかった。 しかし、それだけ苦労してきて定住地を持たない苦しみを理解しているはずなのに、パレスチナのアラブ人をなぜあれほど排除しようとするのかな… 印象的だった文章: 「マイノリティは結束するもので勝手に考えがちだが、マイノリティだからこそ分断が生まれることは、ユダヤ人に限らず珍しいことでない。」 「(社会主義化に伴う宗教駆逐を女性解放に責任転嫁されたことについて)…最も解放された者-つまり初期条件からの改善幅が最も大きかった者-が最も猜疑心を向けられるというのは、近代社会においてよく見られるパターンである。」
読み込み中...