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さくらん
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@alice_smith27
  • 2026年3月16日
    ルワンダ中央銀行総裁日記増補版
    生涯ベスト10に入りそうなくらいの名著。 日銀勤務の著者が、突然の打診を受けルワンダ中央銀行総裁に就任し、赤字続きのルワンダ経済を立て直す道筋をつけていくというもので、人気の新書という触れ込みがなければ手に取っていないかもしれない。馴染みのない経済用語もあり、都度Googleで検索しながら読み進める必要もあった。 ルワンダのことも中央銀行の業務がなんたるかもあまり理解していない状態でも、著者の財政再建への熱意がびしびしと伝わった。 様々な思惑を持つ人々に囲まれても淡々と政策を進める胆力、その一方でルワンダの市民達との対話を重視する思慮深さ。遅ればせながら、社会人として鑑としたい。 著者の公平で利他的な視点を通して見れば、ルワンダの政治家達も素晴らしい人が多く、改革を成功させるのは著者の記載の通りやはり人なのだと実感させられた。 ルワンダのその後について、本の末尾にはオイルショックや動乱などで経済成長が一時的にストップしてしまった記載があり、心配したが、あらためて現状を調べてみると政権体制には多少問題がありつつも「アフリカの奇跡」「女性の地位向上」などポジティブな言葉も見え、著者の蒔いた種は少しづつ芽を伸ばしていると感じた。
  • 2026年3月13日
  • 2026年3月13日
    中東政治入門
    中東政治入門
  • 2026年3月13日
    第三の時効
    第三の時効
    名前をよく聞く短編集ということで読んでみる。 警察小説というと、地道な捜査・個性豊かな警官たち…という意識を持っていたが、それだけでなく幾重にも仕掛けられた真相が、短い一編にに詰め込まれていてどれも味わい深い。 表題作はタイトルの意味を知った瞬間、爽快感すらあった。 月並みだが、人間、誰しも色んな一面を持っていて、外見で判断できないよな。。という感想を持った。
  • 2026年3月9日
    さよなら妖精
    さよなら妖精
    最近新書ばかり読んでいたので、軽い読み物を…と手に取ったミステリーだったが、すっかり打ちのめされてしまった。 正直、主人公のヒロインへのある発言は、私が大人になってしまったからなのかひどく傲慢で失礼なものだと感じてしまった。だからと言ってその結末は…穂信さん、もうちょっと手加減してやってほしい。。 最後の謎解き以外は今ひとつかな… ただ、太刀洗さん自体はクールなようでいて思慮深く、お気に入りの探偵になりそうだ。
  • 2026年3月8日
    アメリカの中東戦略とはなにか
    昨今の中東情勢を少しでも理解したくて手に取った。 内容が主に湾岸戦争以降の動向であるので、30代の自分でもニュースなどで名前を聞いたことのある人は多数いたが、同時に報道を漫然と流し見するだけだった己の不勉強さを実感することとなった。 自分の中のアメリカ観に少し厚みが出たと思う。 しかしアメリカのイスラエルへの溺愛ぶりについて、理由は本書でしっかり挙げられていたものの、あまり理解できなかった。予算を圧迫し国際社会から非難されてまで守る動機には見えないのだけれど… 中国がイランに国民監視システムを提供していることが本書で述べられていたが、今回最高指導者の暗殺の一助となったのがそのシステムである可能性であるのをどこかで見かけたので、本当なら皮肉な話だと思う。
  • 2026年3月7日
    ユダヤ人の歴史
    気づきの多い一冊だった。 ユダヤ人は自らの信仰と所属する国での生活のバランスを模索し続けた歴史があり、その過程で権力者側につくことがあったため民衆に疎まれた側面があるとは知らなかった。 しかし、それだけ苦労してきて定住地を持たない苦しみを理解しているはずなのに、パレスチナのアラブ人をなぜあれほど排除しようとするのかな… 印象的だった文章: 「マイノリティは結束するもので勝手に考えがちだが、マイノリティだからこそ分断が生まれることは、ユダヤ人に限らず珍しいことでない。」 「(社会主義化に伴う宗教駆逐を女性解放に責任転嫁されたことについて)…最も解放された者-つまり初期条件からの改善幅が最も大きかった者-が最も猜疑心を向けられるというのは、近代社会においてよく見られるパターンである。」
  • 2026年3月5日
    北岳山小屋物語
    日頃目にすることのない山小屋の裏側を覗いた気分で楽しく読んだ。 管理人さんのスタンスはそれぞれ違っても、登山客に安全に楽しく登山を楽しんでもらえるよう心遣いをされていることが伝わった。遭難や災害対応など頭が下がる思い。 自分は今のところ低山歩きしかしていないが、人に迷惑をかけないようケガ防止と装備チェックはしっかりしようと肝に銘じた。
  • 2026年3月1日
    坂の上の雲 八
    坂の上の雲 八
    一昨年から昨年にかけてドラマを鑑賞しており、その縁で2月から読み始めた。 3人の主人公のうち、正岡子規は大体2巻ぐらいで退場するが、その短い生涯を燃やして創作に励んだ様は深く心を打った。彼の俳句集も買った。 私は最近誕生日を迎え彼の没年と同年齢になったが、ライフワークを問われても答えられないだろう。ただただ恥じ入るばかり… 好古のキャラが好き。死地においてあんなに飄々とはできない。真之は頭のいい人だが、最後にオカルトじみてしまい若くして亡くなったのは、神経も細やかな人であったのだろうか。 司馬氏の日露戦争の描写は異論もあるようなので、他の新書なども確認しておきたい。
  • 2026年2月26日
    果つる底なき 新装版
    新装版発売とのことで購入。 組織に反してでも自分の信じた道を行く主人公は好感が持てる。融通手形など聞き慣れない金融用語や複雑な企業-銀行間の利害関係を読み解くのに少し時間がかかったが、大凡は探偵もののようなストーリーラインで楽しかった(まさかのカーチェイス?もあったし…) ただ、無関係な人や悪巧みに関係ない社長が最後に亡くなったのは後味悪かった。表題の意味合いもそこにあるのかもしれない。
  • 2026年2月25日
    時をかけるゆとり
    ゆとり3部作の1作目をゆとり世代の一員として購入。 筆者の言語センスと濃いエピソードに爆笑しつつ、ほぼ同世代のため、2010年あたりの空気感が懐かしすぎてウッとなった…… 他の2作はどんな感じか楽しみ。
  • 2026年2月25日
    陰陽師 烏天狗ノ巻
    小さい頃から読み続けているシリーズ。 主人公コンビのお決まりのやりとりに心が和んだ。 ただ、彼らを長年見てきたファンにとっては衝撃的なやりとりがあり、以下の話の内容が頭に入らなくなってしまった… 道満のキャラも飄々としていながらも愛嬌があっていいなあと思う。
  • 2026年2月23日
    白い薔薇の淵まで
    夜中に一気に読了。 序盤の回想部分から引き込まれ、その熱量のままに疾走した。濃密な香りが文中からも漂ってきて、終始浮かされたような心持だった。 主人公の行動にはいくらか引っ掛かるところもあったけれど、大恋愛は人を狂わせるという証左かもしれない。 読み終わった余韻がずっと残っており、作中の文章も何回も読み直してしまう。 引き続きこの作家さんの本を追っていこうと思う。
  • 2026年2月22日
    金閣寺
    金閣寺
    配偶者の免許更新中、図書館で読了。 金閣寺は彼の美の基準であると同時に彼を写す鏡なのかも。 彼が吃音でなければ、母との関係が悪くなければ、最初の友人と仲良くしていたままなら…いくつもの可能性を踏み越えて、美の象徴を自分で破壊するまでに至ったのだなと感じたが、不思議と最悪の結末のように感じなかったのは作者の力なのかな。 柏木との会話など抽象的な内容が多く、まだうまく咀嚼しきれていないのでいずれ再読するかも。
  • 2026年2月2日
    禁忌の子
    禁忌の子
    タイトルから予想していた内容は粉々に打ち砕かれた。トリックそのものより、提示されていく真実が余韻を残す作品になるかと思う。 我が身に置き換えて、主人公達のような覚悟を持てるのか考え込んでしまった。 主人公の人柄と探偵の優しさに乾杯。
  • 2026年1月31日
    小説
    小説
    読了後、今までにない感覚があった。 幼少の頃から読書を最大の娯楽にしてきた。 それなのに上手くアウトプットできず、読書をただの消費行動にしているのではないかという罪悪感。 その感情に一つの答えを与えてもらったように思う。 私も、これからも集め続けよう。
  • 2026年1月31日
    笑う警官
    笑う警官
    マルティン・ベックシリーズとのタイトルつながりで手に取った。 タイトルとしては元の「うたう警官」でもよかったかもしれない。ただ、マルティンベックの方と共通している部分もあった。 終盤主人公が仕掛けたある行動が緊迫感に溢れ、ワクワクした! 「警官の血」よりこちらの方が個人的には好み。 モデルとなった事件が実際にあったのが一番恐ろしい…
  • 2026年1月29日
    刑事マルティン・ベック 笑う警官 (角川文庫)
    刑事マルティン・ベック 笑う警官 (角川文庫)
    警官の数が多いが各人のキャラが立っているので読みやすい。探偵ものとは違って真相にたどり着くまでが長いが、解決後の爽快感があった。 スウェーデンの寒々しい気候と登場人物の心情がオーバーラップしていた。名作。
  • 2026年1月26日
    スミルノ博士の日記
    スミルノ博士の日記
    何言ってもネタバレになりそうな作品ではあるが…探偵は割と好きな部類
  • 2026年1月20日
    変な絵 (双葉文庫 う 23-01)
    オモコロの企画で一章まるまる目にしたので自分でも読んでみた。 謎解きも楽しいし、終わり方も秀逸。
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