Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
ほんのうに
ほんのうに
@bk_urchin
  • 2026年5月23日
    仕事がデキる人のたたき台のキホン
    自部署内の他チームと協働し目的設定からゼロベースで考えるプロジェクトをやっている。初動の意思統一のためにたたき台を作ったもののいまいち擦り合わない。 この本で述べられているたたき台の必要要件と照らしてみると、自分のたたき台に足りないのは問いとスタンスだと思った。何を決めるべきか、何を議論するか⋯問い力が足りないたたき台は刺激が少なく関心が生まれない。そしてスタンスを取らない無味なたたき台からは問いも生まれない。これからはこの2つを意識的に際立たせてみよう。 あとは、たたかれている、ではなく、たたかせている、というマインドも持って臨む。
  • 2026年5月19日
    木挽町のあだ討ち
    芝居町という"悪所"に集う町人たちが語る仇討ちの様子と各々の来し方。 大河ドラマ「べらぼう」を観ていたので、花街・芝居町の様子を頭の中で想像しながら読むことができて楽しかった。老中 松平定信の話が出てくるからたぶん同じくらいの時代だよね。 人には人の地獄があった上で、それでも支え合って生きていくことができればそれが幸せだ、というのはどんな時代も変わらないよなあ。
  • 2026年5月15日
    友達じゃないかもしれない
    友達じゃないかもしれない
    ひらりささんと上坂あゆ美さんの往復書簡。 (p177)人と会話してその魂に触れたとき、そして相対的に自分の魂の形より理解できたとき、代えがたい喜びを感じる すごいものを読んだ!!という気持ち。ここまで心の中を詳らかにして「友達」に伝えられることはそうそうない。お二人はカイリキーとメタモンのように全然違うパーソナリティだけど、思考力・言語化力・心の露出力(欲?)が双方高いから成り立つのだろうか。なによりもお互いに対する信頼があるのかな。 これを読むと、友達に対しての自分の普段の接し方が不誠実なようにも感じられる。言葉を交わして、相手を知りたいし自分も知ってほしい。でも、素人が手を出してはダメなようにも思う⋯。 この往復書簡をやっている間もお二人はプライベートで会っていたようだけど、そのときこの内容に関する話はしていたのだろうか。ひらりささんが上坂さんを女性だから許していることや、上坂さんがひらりささんを怒らせたい嗜虐性についてのやり取りをしているとき、どのように会っていたのかが気になった。
  • 2026年5月6日
    早稲女、女、男
    解説を読むと、柚木麻子さんは早稲女が好きとのこと。早稲女という概念を丸ごと抱きしめて、頭をワシャワシャして可愛がるような愛にあふれている小説だと感じた。 「早稲女」とは、大体においては100%の褒め言葉ではない意味を込めて使われる言葉だと思うが、この小説の主人公である早乙女香夏子はその早稲女らしさをもって周りの女子たちを(無自覚に)エンパワメントしていく。イタさもカッコ悪さも引き受けて、自分に正直であろう、怖いけど一歩踏み出そう、という女子学生たちのエネルギーがとても眩しい。 街自体が大学の空気をまとっているのは他大学にはない特徴だ、というような描写があった。早稲田生がそこかしこにいるから高田馬場が好きではない、という人の声をよく聞くが、自分にとっては、それこそが高田馬場という街が好きな理由だと気がついた。街にいるだけで、社会の構成要素に組み込まれる前の、何者でもない大学生のときの気持ちが蘇る気がする。大学卒業してずいぶん経つのにそんなことを考えているのがイタいなと思うけど、でもそんな自分を引き受けていくのもいいじゃん、と思う。
  • 2026年5月4日
    BUTTER
    BUTTER
    前半、カジマナに魅入られて変化していく里佳から目が離せなかった。新しい価値観に出会うと、これまで当たり前だった自分の考えや尺度が、周囲の誰かや社会からの期待によって作られた紛いものの様に感じることがある。急にこれまでの価値観が退屈に思えて、反抗心が湧いてくる。そんなときに新しい価値観が自分を侵食して塗り替わっていく感覚は、えも言われぬ気持ちよさがある。 それ自体が全く悪いものだとは思わず、どんな人もその繰り返しの中で形作られていくはずだ。ただ、新しい価値観を盲信して全塗替えするわけではなく、多面的に捉え、抽出したエッセンスと自分の考えを混ぜ合わせて自分なりのオリジナルレシピに反映させていくことが必要、という話だったのかなと思った。 太った里佳が自分の腹肉を見て、エシレバターのようだと惚れ惚れするシーンが印象に残った。最近自分も体型が気になってきたが、そう思えるくらい健やかな自信を持っていたい。自分が食べたい、美味しい、と思うものを自分の意思で選んで食べてきた結果だもんね!
  • 2026年5月3日
    まだまだ大人になれません
    劇団雌猫メンバーである文筆家ひらりささんのエッセイ。 自分と暮らしを取り巻くものについて、今のままでいいのかと迷いながらも決断して少しずつ変化を起こしている様子が描かれている。大人とは、自分の意志で決めた日々を積み重ねていくこと。L映画「ファースト・キス1st KISS」を観て、黄ばんだシャツを自力で洗濯できる人間になろうと決意するところ、自分も観た時にまったく同じ想いになったので共感できた。(黄ばんだYシャツを着ているおじさんは職場で結構見かける。でも、黄ばみを落とす作業ってめんどくさいからちょっと油断するとそうなるのも非常にわかる) 生活を今よりも良くしようとして試行錯誤する人と、その様子を描いた本が好きだ。 これまでに好きだった 「クソッタレな俺をマシにするための生活革命」済東鉄腸さん 「私の生活改善運動」安達茉莉子さん と揃って、お気に入り3部作になった。 ※これを読んでくれた方で、もし他にも生活に向き合っている(きれいに整った話やレクチャーよりも、試行錯誤している過程を読みたい)エッセイがあれば教えてほしいです!
  • 2026年4月26日
    翔太と猫のインサイトの夏休み
    中学生の翔太と喋れる猫のインサイトの哲学的対話集。 初めて哲学の本を読んだが、大変にむずかしい…。 書かれていることの1割も理解できていない。たまに「こういうことか!」と腹落ちする箇所があっても、2-3行読み進めるとまた意味がわからなくなる。本の中で、「君は本当に頭が悪いな」とインサイトが翔太を罵っていたが、それ以上に頭が悪いのが私です。 それでも引き込まれるし、楽しく読めるのがこの本のすごいところ。自分以外はみんなプログラムで動いているんじゃないか?この世界は箱庭なんじゃないか?など、一度は考えたことがある問いを考える切り口を与えてくれる。いつの間にかそういう問いよりも明日の仕事のことで悩むようになってしまったが、小中学生のときの頭の中にタイムトリップする感覚になった。哲学=疑って考えるプロセスであれば、自分も昔から哲学をしていたわけだ。 多感な学生時代に読んでおきたかったなと感じるけど、今出会えたことが嬉しい。借り物だけど、今後も折に触れて読み返したい。
  • 2026年4月9日
    社内政治の科学 経営学の研究成果 (日本経済新聞出版)
    科学とは対極にあるようなイメージの社内政治について、多種の学術研究から構造を明らかにした本。 なぜ社内政治が起きるのか?社内政治に向き合う上で必要なものは何か?について、研究をもとに紐解いている。理路整然と整理されると、社内政治は漠然と嫌なもの・関わりたくないものという気持ちから、乗りこなしたいものという前向きな気持ちに昇華されていく感覚があった。 「意味のマネジメント」の話も印象的。事象に対してどんな意味づけをして伝えるかがマネジメントの仕事であり、社内政治である。自分はちゃんとできているか、と考えさせられた。
  • 2026年4月2日
    狼少年ABC
    狼少年ABC
  • 2026年3月8日
    ふがいない僕は空を見た
    男子高校生と主婦の情事の話を主軸にした連作短編集。 最初の数ページから匂い立つほどの濃密な性描写で読み切れるかなと思ったが、描かれているのは人間の生と愛の話だった。 「2035年のオーガズム」が好きだった。松永強い。どんなに傷ついてぐちゃぐちゃになって空っぽになっても(空っぽになったからこそ)、内から沸き上がるものがあって人間は生きていける、という強い信念が感じられた。 --- 「2035年にあたしはいくつになるんだろう。頭の悪いあたしはすぐに計算できなかった。だけど、その年に地球が滅亡しようと、あたしは意地汚く絶対に生き残ってやると思った。」
  • 2026年3月3日
    スター
    スター
    自分のポリシーにこだわることと時代の需要に応えることを、映画とYoutube制作に携わる2人の主人公で描いている。 「時代」を「組織」に置き換えれば今の仕事にも通ずる。 正月の誰もいないオフィスで浅沼と話す場面、改装中のレストランで恋人の千紗と話す場面が印象に残った。自分が読んでいても、いつの間にかこの考え方は良い/悪いと批評家のように考えてしまっていた。批評することで自分に安心するのかもしれない。 「あんたが考えてることって多分、だいぶざっくり言っちゃえば、この世界とどう向き合うかって話なんだよ (中略) おかしな等号だらけの世界に対して、自分はどういう判断基準を持つのかっていう話」 「まあ、そうは言っても、こんなのおかしいって叫びたくなるものに出会うときはこれからも来ると思うのね(中略)そのときのために、私は、誰かがしてることの悪いところよりも、自分がしてることの良いところを言えるようにしておこうかなって、思う」
  • 2026年3月1日
    凍りのくじら
    凍りのくじら
    初めての辻村深月作品。 物語としての吸引力がすごくて2日で一気に読んでしまった! すこし〇〇のレッテルで相手を単純化して見下す理帆子の考え方。幼く危ういように思うけれども、自分の学生時代はそんな感じだったし、今も正直その気持ちはある。(違いはオールマイティパスを持っていないので、どこにでも馴染めないことくらい笑) 理帆子は喪失と酷いしっぺ返しで自分を見つめ直す。自分も、自分と他者のためにちゃんと生きたいと感じる。物語は鏡だ。 ドラえもん好きとしても、いろんな道具がメタファーで登場しておもしろかった。海底鬼岩城好きなのに、あの道具の名前忘れるか〜?って思ってたら、そういうことか…と感服。講談社ノベルスでの刊行だと知らず、ミステリ的仕掛けがあると思っていなかったので、久々に予想外なところからやられた…という感覚が味わえて嬉しかった。
  • 2026年2月22日
    〈生活ー文脈〉理解のすすめ
    〈生活ー文脈〉理解のすすめ
    フィールドワークにおける〈生活−文脈〉の重要性を説いた本。畑違いの領域だけど、仕事に役立つのではないかと思い購入。 目に見えた事象を自分の解釈で理解したつもりになるのではなく、相手の背景(生活環境・人間関係・地域とのつながり、地場の政治活動まで)から生まれる文脈をとらまえなければ正しい理解はできない、ということだった。 効率主義が加速して、ローデータやログはAIを使ってサマろうみたいな時流の中で、忘れてはいけない考え方だと感じる。 ビジネスだけでなく、日々の生活の中での相互理解にも必要。つい自分の物差しで断定してしまう。 読み物としては第2章沖縄ヤンキーのフィールドワークが面白かった。 沖縄の建設業の大富豪には革命ルールがない。格差の固定化を受け入れている。失業と隣合せの世界においては、保守的でなければ生きていけないので革命などは求めていない。特定の先輩との緩く長い搾取の関係に嵌まり込むことが結果的に自分を守ることに繋がる…というのが、全く想像もしてなかった文脈で印象的だった。
  • 2026年2月14日
    ワンルームから宇宙をのぞく
    宇宙工学研究者の方の日常エッセイ。誕生日プレゼントに頂いた。 全然詳しくないけど、宇宙のことを考えるのが好きだ。途方もない大きな世界の話を考えると、自分のことがちっぽけに思えて気持ちが救われるから。 この本の中でもそんな諦念みたいなものはあって、あまりに膨大で予測不可能でコストもリソースも必要な宇宙と向き合う話を知れる。一方で、少しづつ前に進む可能性みたいなものも描かれていて(だからこそ人類は宇宙に行けたわけで)、諦念と希望は両立するんだと思えた。 ままならないけど、ままならないなりにやれる。上手くいくときもあるけど、駄目なときもある。それってすごい希望じゃん!と感じる。 印象に残ったのは、3マイクロニュートンだけ、太陽光圧によって背中に力がかかっているらしいということ。今自分は太陽に背中を押されてる、と思って生きていきたい。
  • 2026年2月11日
    人生が整うマウンティング大全
    人生が整うマウンティング大全
  • 2026年1月25日
    べつに怒ってない
    ニッチな視点のエッセイ。 一遍が見開き1ページで短いがちょこちょこ読んでたら読むの時間かかった。
  • 2026年1月25日
    さみしい夜のページをめくれ
    急に本が読めなくなってしまった。 ショート動画は観られるのに、本を手に取る気持ちにならない。 仕事のことで脳が占領されていて、くらーい感覚。 そんな状況を打開したくてこの本を選んだ。 1作目の「さみしい夜にはペンを持て」がとても読みやすく、心にすっと寄り添ってくれたので、この本なら今の自分でも読めると思った。 前作に続き、道を照らしてくれる本だった。魚をくれるのではなく、魚の釣り方を教えてくれるような。 人生は自分で選んでいくしかなく、本を選ぶことは自分をカルチベート(この本で初めて知ったw)すること。 読みたくて買ったのに読みたい気持ちにならず罪悪感を覚えていた本を、今は読みたいと思う。
  • 2025年12月30日
    とりあえず話そう、お悩み相談の森 解決しようとしないで対話をひらく
    安達茉莉子さんは「私の生活改善運動」が良かったのと、扱われているお悩みに共感できそうだったので購入。 お悩み「解決」ではなく「対話」と語られている通り、ふんわりと言葉を返していくイメージ。 悩みを楽にする方法にはアドバイスと共感の2つがあって、自分の中で散々考えて、正論もわかっていて、それでも答えが出せないものほど、誰かに共感してもらうだけで心持ちが全く変わってくる。この本の中でもお悩みに対する安達さんの共感が多く、世の中に、自分・相談主・安達さんの少なくとも3人が同じ悩みを抱えていると思えると、気が楽になる。 以下、覚えておきたかった文章−−− p28 他者の承認は、それを受け取る自分という「器」にヒビが入っていたり、そもそも器に蓋がしてあって、注がれても注がれてもなかなか溜まっていかないことがあります。私の場合ですが、そんなモードになっている時は、まず器を見直します。 p134 布団で安心してスヤリとするためには、結局気は休まらないけどベッドの上で横たわっている、そんな「予休み」のような時間もまた、必要なんだと思います。 p146 だから、もし今自分のことが嫌いでも、未来の自分が今の自分を見ていたら、きっと、ものすごく大きな声で、本当によくやっているよ!って叫んでいると思います。
  • 2025年12月28日
    私の孤独な日曜日
    日曜日を孤独に過ごす人たちのエッセイ集。 孤独を受け入れている人も、受け入れていない人もいる。 なるべく本音を書いてもらったという編者のコメント通り、どちらかというと、孤独でいる時間や、孤独に過ごすことになった背景に悩みながら過ごしている人が多い印象を受けた。(今の自分のアンテナがそっち寄りだからかもしれない) 著者のひとり「きのこやろう」さんの "「これでいいのか」という健全なネガティブ感情が人生を豊かにする原動力"(要約)という文章が印象に残った。 そう考えれば、孤独な日曜日にあれこれ思い悩むのも悪くない。
  • 2025年12月7日
    死ぬまで生きる日記
読み込み中...