こうしてぼくはスパイになった

39件の記録
- JJMalone@JJMalone2025年9月11日読み終わった『こうしてぼくはスパイになった』の舞台は第二次大戦中のロンドン。暗号が書かれたノートを手に入れたバーティは、シャーロッキアンの友人デイヴィッドやアメリカ人の少女とエレノアとともに暗号解読に取り組む。過酷な状況にも負けない少年少女たちは実に魅力的でたくましく、何より救助犬のリトル・ルーがとってもキュート。ホームズからの引用も豊富で、シャーロッキアンにはたまらない1冊。
- ミモザ@mimosa2025年5月25日読み終わったまだナチスが優勢だったころのロンドンでの少年少女(と勇敢な犬)の小さい冒険のお話。ヒトラーやアイゼンハワーあたりまでは実在の人物だとわかっていたけれど、あとがきを読むと物語の根幹に関わる人たちや組織まで実在のものがモデルらしくびっくりした。探偵ものということで伝聞以外は大きな動きがないのがちょっと残念だけど、若い読者に戦争の空気感を知ってもらうのにはうってつけな作品だと思った(2025年5月分)