

ルーカス
@m_rukas_54
夏になると村上春樹の羊シリーズを読み返したくなる。INFP、本屋が好き。
- 2025年9月27日国宝 上 青春篇吉田修一読み終わった映画を観て、もっと詳しい背景が知りたくなったので原作を読んでみた。 映画ではなかなか伝わりづらかった喜久雄の人に対しての義理や人情、徳ちゃんの喜久雄への一貫した忠誠心などが描かれていて、より理解が深まって面白い。 歌舞伎初心者のため、最初に映画を観て映像でイメージをつかむ→原作を読んで「こういう事だったのか!」と理解できる、という流れがすごくよかった。 さっそく下巻を読んでいる。 余談ですが、さらば青春の光のYouTubeで、映画「国宝」を3人で分割鑑賞して足りない部分を補ったらみんなで号泣できるのか?という企画をやっているのだが、これが本当に面白い。1時間超えの長尺だが、面白すぎて2回観た。
- 2025年9月23日帰れない探偵柴崎友香読み終わったニュアンス小説。 なんだか曖昧で、分かりそうだけど、やっぱり分からなかったな。 今実際に世界で起こってることが書かれてるかと思えば、未来のことを示唆してる?と感じる描写もあれば、過去にあった話かもしれない。 時間も時空もゆらゆらしてるような浮遊感のある本でした。
- 2025年9月6日汝、星のごとく凪良ゆう読み終わった「最初は教室に通おうとしたけれど、あなたから教室代はもわらない、と瞳子さんは言った。 もらえないではなく、もらわないと言い切るところが瞳子さんらしい。 いかなるときも、瞳子さんの中心は瞳子さん自身だ。」 この文がこの物語のすべてだと思った。 読み終わったあと切ないけど心が温かくなるような、心にスッと浸透してくような一冊。
- 2025年9月1日シェニール織とか黄肉のメロンとか江國香織読み終わった30代に突入しても気持ちは10代、20代から変わらず。でも確実に「今の若い子たちは…」の領域にも入ってて自分がもう若くないことを実感するけど、40代、50代になっている自分は想像できない。でも三人娘はいつまでたっても三人娘だし、人の根元というのは歳を重ねたからといって変わるものではないらしい。 どんな境遇になっていたとしても、自分で選んだ人生の選択に満足できてるおばさんでいたい。 薫さんが作る、「巣ごもりたまご」がすごく美味しそうなので今度作ってみようと思う。
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