犬が星見た

28件の記録
- noko@nokonoko2025年6月26日買った読み終わった心に残る一節窓硝子に額をぴったりつけて、さえぎる雲一つない大快晴の天空から天山山脈を見つづける。まばたき一つしても惜しい。息を大きくしてもソン。 「もう、度のヤマ場は終りましたな」誰かが言っているのを聞いたら、急に大きな忘れもののあるのに気がついたのだった。 大きな忘れもの__東京に置いてきた「時間」。旅をしている間は死んでいるみたいだ。死んだふりをしているみたいだ。
- book & wine 方方@houbou_enzan2025年3月8日かつて読んだすごく人気で名作と言われてるけど、他人の旅日記なんて面白いのか?と思っていた。ごめんなさい。はたして武田百合子はすごかった。「わしゃよう知っとった」の銭高老人がいい。百合子も好きだったんだと思う。食事の書き方もすごくて、だんだん笑えてくる。