老人と海
102件の記録
C@c2025年11月18日読み終わった想像してたより文体が柔らかくて3時間弱で読めた!翻訳が良かったのかも おじいちゃんがずーっと魚と海と戦ってるだけなんだけど読ませる文章でスゲ~ 人間っていいなと思った 海はヤバい




モヘンジョ・パロ@mohenjoparo2025年11月11日読み終わった短い小説。確かな腕を持つが、老いてしまった漁師が一人海へ出る。淡々と情景が語られていくが、獲物と出会ってからの描写はまさに息つく間もなく、夢中になってしまった 漁に出ている数日間の描写をだけで、この老人のこれまで積み上げてきたもの、その生き様を見せつけられる 自分の中ではこの老人は完全にショーン・コネリーでキャスティングされていた
混沌@kon_10n2025年11月5日読んでる数ヶ月ほど小説を読む気にも買う気にもならずな状態が続いていたけれど、『老人と海』だけはゼミのペースに合わせてなんとか読み進めている。 この小説はサンチャゴの物語であると同時にヘミングウェイ自身の物語であり、私たち人間の物語なのだということ。生は死に向かって伸びていく一本線のようなものなのだということ。少しずつ、色んな景色が見えてくるようになって楽しくなってきた。 他の作品も読みたい/あの本が気になるといった気持ちを取り戻しつつあるので、(すっかり寒くなってしまったが)読書の秋を楽しめそう🍁

ひいらぎ櫂@shaki31222025年10月23日読み終わった図書館老人の壮絶な戦いの一部始終。 途中からお金のためというより、共に海をいく仲間として大魚を守るようになるのが印象的。 没入感がすごくて、読む手が止まらない。 国宝観た帰りに立ち寄ったカフェで読了。 起きた瞬間に始まる。

ほせ@coffee_dog2025年10月20日読み終わった表紙に惹かれて手に取った本。時代背景の差でわかりづらい表現もちょいちょいあったけど、臨場感のある文章で引き込まれた。なぜ、一匹の魚を釣るだけでこんなにドラマを感じる本になるのかと驚いた。名作と呼ばれる所以を目の当たりにした気がする。 一番印象に残っているのは老人が魚を生で食べるシーン。考えてみれば刺身と一緒なんだけど、狩る側と狩られる側の距離が近くてやけに生々しく感じた。自分が普段食べているものとも同じ関係なのに、忘れていたことを実感させられた。また、そこに老人がカジキにかける思いが伝わってきた。 だからこそ、終盤の展開が心にくる。そこもまた、自然の厳しさと言うか、なんとも言えないやるせなさが湧き上がった。こういうところがまた海に出る要素なのかもしれないと思った。老いとの戦いの話でありながら、海という様々なものを内包した存在の魅力も見せてくれる話だった。



ざらめ@zarame_162025年10月12日読み終わったイラストが素敵だったので購入 どんな話か全く知らなかったし意外と短いことに驚いた 話自体はシンプル、でも謎の爽快感というのか、 世界の救いになる部分も、救えない部分も、 全部を包み込むような話だなとなんとなく。 エンディングも悲しいものを想定していたけど平穏、 違う読み方もあるかもしれないけど、そう解釈すると決めた


傘@umbrella__um2025年10月7日読み終わったこれ映画すぎた。 人間が1人で海という自然に立ち向かう姿を追ったことがなかったから、すごく新鮮だった。こんな形の物語もあるんだ。水飛沫を感じた気がする。 なにかを得たとか失ったとか、誰がどうなったとか、そういう結果とは別の達成感を覚えられる。とにかく、人も動物も"生きている"ってすごいことだも思わせられる。人間と自然はどちらも“生きている”という部分以外はなにもかも違うけれど、それでも共存し、ときには互いを相手取っていくという、奇妙で運命的な関係性も感じられた。



混沌@kon_10n2025年10月5日読み始めた今期のゼミで読む作品。ハード・ボイルドな文体なので原文も読みやすい。その分、描かれていない物語を自分で補わなければならないので、考察対象としてはなかなかハード… がんばるぞ〜!



本の間ちゃん@rriod__05_132025年9月4日読み終わった夏が終わる前に読みたいと思っていた本。 もう夏ではないと思われるが、夏のように暑いので良しとしよう。 老人のどこまでも海を愛する姿が透き通っていて美しく、太陽の光をたっぷりと浴びた水面のように輝いて見えた。私もそのように思える何かを見つけたいと思えた作品。

- にょろぞう@3mmer_4L3562025年7月19日借りてきたかつて読んだ名前は知っていた褪せない名著。立ち寄った図書館で特集されていたので手に取った。 私には彼の気持ちを掴みきれなかったというか文学の良さが難しかった。強気の言葉と裏腹な思考、大事な時に遠のく意識にギリギリの精神が窺えた。 老人はこの経験を通して自身の変化を見つめ直せたのではないかと、陸へ上がったあとの少年とのやりとりで思えた。 帰還に涙してくれる人いてよかったなと思う。 読み終わった後は寿司屋に行った。



nuoa@lihi_6nom2025年6月20日まだ読んでる借りてきたまったりした老人の話かと思ってたら、豪快な老人の話で目が離せなくなってる。いったいどんな怪魚なんだ⁉︎と気になりながら閉じたら表紙に居た





𝘪𝘳𝘰@_ippaieating2025年5月23日読み終わった老人とカジキの3日間に及ぶ死闘と、それを終えてもなお続く凄絶な戦い。 およそ130ページの短編とは思えないほど、ドキドキさせられました…! 老人の不屈の精神と海を愛する心がかっこいい! p109 「だが、人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない」老人は言った。「叩きつぶされることはあっても、負けやせん。」





pamo@pamo2025年3月17日読み終わった感想こんなに良い作品だったの…? 長年、題名しか知らずに生きてきたのでようやく読んでみた。 一度読み始めたときは、「貧しい老人が少年に世話されている」という描写が見ていられなくて冒頭で諦めてしまった。 改めて読み直してみたら、老人が海に出た途端に、手がどんどんページをめくってしまう。 孤独に戦い、成果を得て、しかしその頑張りは誰にも知られない。仕事って、そういうことがすごく多い。 「ハードボイルド小説」と分類されているようだけど、ごくごく普通の「仕事モノ」として胸が熱くなったし、「こんなヨボヨボのおじいちゃんがここまで頑張ってるなら、自分もいっちょ頑張ろ」と背中を押してもらえる一冊。必ずまた読み返す。

Chihiro@chiii_no02025年3月9日読み終わったタイトルに釣られて買った 老い=衰退のイメージが根深いというのもあったから、この物語の骨太さに圧倒されて笑ってしまった 自身の精神•身体を全力で消耗している(それもどこか他人事のように感じる)老人、魚との絆が読んでる私にも芽生えてしまった 福田恆存さん訳の古本で購入しました🪼




bitter@blendme2025年3月8日読んでる老人と少年の会話、海や生き物の描写に癒されつつ引き込まれていく序盤。 老人の頭のなかで、海は一貫して“ラ・マール”だった。スペイン語で海を女性扱いしてそう呼ぶのが、海を愛する者の慣わしだった。p.30

あんぱん@chocopan2023年7月17日読み終わったかつて読んだ読書日記海の日までに読めて良かった。 魚が食べたくなった。 読んでる最中は寧ろ「老人と魚」なんじゃないか、と思ったけど、最後に題名の意味がわかった。 すごいものをしとめてもどんどんサメに食いちぎられてくのが切なかった。 ただ、その分舟は軽くなって陸には戻りやすくなり、最後は(残骸は残ったが)「ただ沖に出すぎたんだ」と呟く老人。 この一連の漁自体にどういう意味があったのか、という問いが、老人にも読者にも向けられているような気がした。 出港して戻ってくるまで何もなかったかのようにしても辻褄が合いそうな構造は“夢オチ”にも似てる気がするが、まだ残骸があるのが「それが現実であった」ことのせめてもの証拠。 どこか幻想的ですらある。時々出てきて最後にも出てくる「ライオンの夢」が意味するところが、まだよくわからない。 途中で老人、このまま死んでしまうんじゃないかとはらはらしたが、ちゃんと戻ってきてるところにほっとした。少年が泣いて迎えてくれてるのが愛しい。 ミルクと砂糖をたっぷり入れた缶のコーヒーがどんなものかな、と想像したりした。 そうだ、この話も紛れもなく野球文学に入れてもいいだろう。生活に根付いてる野球の話は良い。 巻末の翻訳ノートは「当時のアメリカ・キューバの野球事情とメキシコ湾流の実態」であり、「知っておくとよりいっそう細かなニュアンスが理解でき、楽しめるだろう」とあり、やはり野球文学であったことを思い知らされた。




No.310@__310__2023年7月13日読み終わった外骨格を組み上げる描写を丁寧に繰り返すことで登場人物の内面を浮かび上がらせる、そんな巧みな文章に驚いた ごく簡潔な文体で自然の厳たる美しさを余すことなく表現しているところにも凄みを感じる



















































































