面白かった。エンタメとしてとても良かった。 小説というフォーマットで遊んでる感じ。 ほかの作品も読んでみたい。

出だしは少しまどろっこしかったが、それも意味あってのこと。途中からあまりの面白さに一気読みしてしまった。小説という形式のなかで計算されたさまざまな仕掛けに脱帽。

紙の本ならではのギミックで溢れてた！ 面白いけどメタすぎて自分には合わないかもなあ、と。でも前作のように設定を作り込む作者の好きなものが詰め込まれてる感じで、そこは好き。

メタメタのメタ！五条先生、変な設定を作って、その中で捏ね回すのがすごいねえ… 他の作品では感じたことない妙な読後感。

読了後すごいニマニマしちゃってた。好き。 小説の世界。というメタ内容で 次々と消されていく何か。 ライトでコメディータッチでさくさく読める。 紙ならではの内容なので映像化難しそう。 色々あった郷田さんが好き。 あの有名なオチなんだけど あのオチにちゃんと辿り着けたのねーｗって よかったよかったってなりました！