自分のために料理を作る

114件の記録
- クイスケ@kuiske07172025年6月30日読み終わった「料理はもっとラクに考えていい、自由でいい」袋麺もうどんも十分に料理である。 著者が料理を楽しそうに語る様子を読むだけでも料理をしたいと思える本。料理のハードルが下がり、肩の力が抜ける。 「私が満足できたらそれでいい。大丈夫、大丈夫」 ただ、ケアと言うからには心理学的アプローチも期待していたがそこはあまり記載がなかった。自尊心の話くらいか。 七つのヒントをメモしておく。 ①自分が食べたいものを作る (食べたくないものから連想していく) ②プロセスに集中する(料理を楽しむ) ③やりすぎくらいに自分を褒める ④下手な自分を愛でる (下手な自分に耐えないと、上手くならない) ⑤他人と比べない ⑥心の中の小さな自分に作ってあげる ⑦環境を変える (⒈食材の買い出し先を変えてみる、⒉調味料を変える、⒊お気に入りの器を買う、⒋キッチンを使いやすく整理) 実際に生姜焼きを作ったりした。 コツがレシピ内にはなく本文に記載があるので、覚えているかメモしないといけないのでちょっと料理しにくい。 また、生姜焼きはとても肉が硬くなってしまったので筋切りは教えてほしかった。 自分のための料理、というタイトルだがレシピは2人分なので作り置きと考えるといいと思う。
- えびちり@ebichiri2025年6月27日読み終わった買いたい料理は好きだ。自炊できない日が続くと気分が下がっていくのをみるみる感じる。それでも自分1人だと料理が作れない機会は多かった。その謎を解いてくれた本。そして、自分のためにやるからこそ意味があること・大切なことなんだと理解させてくれた。何度も読みたい。
- クイスケ@kuiske07172025年6月15日読み始めた借りてきた思ったより分厚くて358ページ。 「自分の人生の主役は自分です。大切な自分を養い、励まし、喜ばせることができるのが料理なんです」とはなんとも頼もしい。頑張って読むぞ。
- えびちり@ebichiri2025年6月13日読み始めた自分を大切にすることにスポットを当てている今の自分にぴったりな本、そんな気がする。 料理は誰からも指示されず自分の思うままにやってよい。成果がすぐに現れて、ちゃんと美味しい。 →やりたい気持ちが満たされて、それが安心感、自分の糧になる感覚が持てる。一定の自尊心を保てることが人生を生きやすくしてくれる。 自然と自分を肯定し、やった!と感じられる。 この嬉しさは誰から認められることを必要としない。 自己完結型の幸せ。
- まるめ@marume_bk2025年6月6日読み終わった少し前から気になっていた本。 パートナーと暮らすようになってから、自分のためだけのご飯を作ることがなんとなく億劫になっていた。 料理は苦手じゃないし、食への貪欲さは人一倍だと自覚している。外食や惣菜の味は自分の好みから少し外れていることが多い、、と自炊に前向きになってもおかしくないのに、どうしてだろうかと以前から気になっていた。 自炊に対する気持ちが近しい人たちの話と、山口さん、星野さんとのやり取りを読みながら、自分の自炊に対する思い込みや固定観念に少し気付けた気がする。
- みるこ@usagi3072025年4月28日読み終わった借りてきた人に合わせて人の面倒ばかり見ていると、どんどん自分がなくなっていくように感じて悲しくなるが、家事は自分に向けてやったっていい。 家事によって、自分の好きなように、自由に自分をケアすることができる。 しかも家事も、やってるうちに上達する。どんどん自分が幸せになる!みんな家事して幸せになろう!
- 藤子@fskxx2025年4月25日読み終わったまぁ作るは作るんだけど、料理したくないな〜と暫く溶けていたので積読崩し。読んでると作りたくなり、久々に子どもの為ではない料理を作った気がする。カブのサラダとカブの葉のじゃこあえを大根や小松菜で代替して作ったけど定番になりそうな美味しさとほっとする感。
- 森@mori162025年4月6日読み終わった心に残る一節食材を刻む音、炒める音に耳を澄ませば、自然と料理の香りも鼻に入ってくると思います。料理のプロセスを身体で味わうことができていれば、料理ができ上がる頃には満足感が得られていて、味もいつもよりおいしく感じられるはずです。言うなれば、山登りした後のご飯はどんなものでもおいしく感じられる。 P345 料理の過程を山登りにつなげるの、分かりやすい。五感を使って感受性を取り戻せば、何気ないメニューでも過程を含めてまるごと食事を味わえるんだな。 ジャンクフードとお酒をやめたい人の章。食事と恋愛を重ねた会話になるほどーと思った。 お酒やポテチを食べる時は、ドーパミンが出るような、テンションが上がる強い快楽。でも幸せには別の形もあり、肉じゃがは穏やかで長続きする幸せ。ポテチを食べ終えた後は罪悪感に陥り、快楽との落差がすごい。だから長続きする幸せを探していきたい。 安心感のあるささやかな喜びや満足感は、激しさはないけど長続きする。恋愛みたいですね、的な。 自分の料理を心底おいしいと思えない、料理が億劫。繰り返した料理もレシピがないと作れない人の章。健康を損なわないための栄養補給としての側面が強く、食に対する義務的な捉え方が強かったのが、体感で楽しめるようになる話も素敵だった。 これまでは味わうのが怖かったり、おいしく作れていないことが怖かったように思います。おいしいと思っちゃうとたくさん食べちゃうんじゃないか、おいしいものを作らないといけないんじゃないかって。喜びを感じるのが怖かったのかもしれません。 P174
- 森@mori162025年4月4日読んでる心に残る一節あと、コロナ禍で自転車に乗り始めたのですが、これがまた身体が地球の地面を感じてすごく楽しい。ロードバイクで何十キロも走っています。 P268 食や自炊をテーマにした会話。それ自体も読んでて心地いいけど、ふと出てくる他の話もいい。地面のでこぼこを身体を通して実感できるのいいよね、自転車。
- 森@mori162025年4月2日読んでる心に残る一節大人になることは、自分が自分の世話係になることなのではないかな、と私は思っています。 お腹が空いたら何か栄養のあるものを食べさせて、夜になったらお風呂に入れてすっきりさせて気持ちよく寝かせる。おいしいご飯を食べに行くことも、花を飾ることも、自分の世話の一つです。 P58 体調や気分には波がある。料理に使える気力や時間が、ある時にはある時の、ない時にはない時の最適解をつくる。何を食べたいか、何をしたくないか、を大事にする。身体的に、精神的に、自分自身をケアして気持ちよく過ごせるようになったら、立派な大人なんだな、と思った。
- Sasao@86bunko2025年2月15日おすすめ自炊を楽しくするようになったきっかけの大切な一冊です。自分自身に「何を食べたいか?」聞くという考えがとても新鮮でした。 この本を買って以来自分に「何を食べたいか?」とそう聞いて、食事を自炊するようになりました。自炊が苦にならなくなりました。