Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
ゆかり|本を語るときに私の語ること
ゆかり|本を語るときに私の語ること
ゆかり|本を語るときに私の語ること
@yukarigram
  • 2026年3月11日
    赤と青のガウン
  • 2026年3月9日
    遠い声、遠い部屋
    遠い声、遠い部屋
    カポーティ『遠い声、遠い部屋』読了。 母親が死んでしまったジョエルは、13歳の誕生日に行方不明の父親から引き取りたいと手紙をもらう。浮き足立って南部の小さい街に越していくと、なんやら挙動不審な大人たちしかおらず、肝心の父親にはなかなか会わせてもらえない。心細いが気に入られないと居場所もなくなっちゃうし、という訳で、できるヤツアピールしながら可愛げもアピール。転校生的な努力で溶け込もうとがんばるが、やっぱ居心地悪いっす、でももうここしかないんだね、という話。 知らない土地に住む緊張、ましてやそれが自分の新しい家や家族となると自分のパーソナルスペースギリギリまで赤の他人が迫ってくるわけで、まぁまぁしんどい。そこを生き抜こうとするジョエルが迷い込む、南部の町や人々の不気味さが際立っていて、ある意味ホラー感もあるのだけれど、それはまさに13歳の少年の現実なんだろう。何も知らない場所に飛び込んだ時の、輪郭があいまいな世界が、あいまいなまま描かれている。 この作品はカポーティの自伝的小説らしい。それが本当なら、ジョエルはいつの日か成長してこの町を去っていく。子供から大人になりかけのあやふやな自己、それをとりまくあやふやな世界、そこにクイアな要素も相まって、ひたすらにほの暗く、妖艶な夢の中を漂うような作品なのでした。
  • 2026年3月8日
  • 2026年3月7日
    ほんとうのことを書く練習
  • 2026年3月6日
    ファイト・クラブ新版
    ファイト・クラブ新版
    私の年代で『ファイト・クラブ』を知らない人は恐らくいないだろう、そのくらいあの映画はアイコニックであった。ブラピをブラピたらしめる映画、90年代を90年代たらしめる映画。あの頃にタイムトリップする感覚で2026年に読んだパラニュークの原作は、思いの外映画の世界観とほぼ一緒、というか映画が寄せてきてるというはなしなんだけれど、私は読まずして余すことなくこの小説の魅力を享受してたことを知った。デヴィッド・フィンチャー、ありがとう。 ろくでもないが安定した仕事につき、何一つ不自由はないが茫漠とした人生に辟易している主人公が、過激なアナーキストのタイラーと出会う。2人がお互いを殴り合う事で生きる実感を取り戻す『ファイトクラブ』を立ち上げると、あれよあれよという間にネットワークが広がり、過激な集団と化していく。自由と力を取り戻すために結束した男たちは、結局タイラーがぶち上げるルールでしか行動ができない。さあどうする?というお話。 トランプの国会議事堂襲撃事件が脳裏によぎるのは私だけですかね?あの頃ブラピにうっとりしていた私たちは、まさかこんな風に戯画化された未来が現実になるとは思っていなかった。現実のタイラーは、あんなオレンジ色のおっさんだったのかよ!
  • 2026年3月3日
    マザーアウトロウ
  • 2026年3月2日
    Flesh: WINNER OF THE BOOKER PRIZE 2025 (English Edition)
    . 『FLESH』デイヴィッド・サライ著 去年のブッカー賞受賞作。15歳のイシュトヴァンが成長し、年老いていく一生を描く。大変ミニマルな文体で、そこ書かないんか!というシーンがたくさんあり、空白を埋める作業がくせになってやめられない、その空白を埋める作業が身体の記憶として残る、なにが面白いのか全然わかんないのに一気に読んでしまう、という本でした。 イシュトヴァンは大変受動的でまったく主体性がない男性の割に、なぜか女性にモテモテ、それによって人生が翻弄されていく。口数も少なくて、ほぼ「Okay」しか言わない。どこかに、彼が「Okay」という回数は500回以上と書いてあった気がするけれど、たぶん当たっていると思われます。イシュトヴァンの倫理は全て感覚的なもので、それなりに感情もあるし、人間らしいところも多々あるんだけれど、いろんなことを身体で判断していて思考することがあまりない。 ここに男性性という要素も加わって、彼の人物像の賛否が分かれている。でも私は人間の思考って過大評価されてるんじゃないかなって思うこともあるんですよね。感覚で生きても思考で生きても、結局人間の本質ってそんなに変わらないんじゃないかな、ぶっちゃけこういう人結構いるし。私も1人、全くイシュトヴァンみたいな人を知っています。 こういう全てが、言葉を使って言葉で表現できないことを体験させる、という作品になっていて、まさに人間にしか書けない文章、というところもブッカー賞の理由だったのかなと思いました。日本語になったら同じ世界観になるのだろうか。英語が超簡単なので、まずはこのまま読んでみることをお勧めしたいです。
  • 2026年2月28日
    「あの戦争」は何だったのか
  • 2026年2月28日
    このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年
  • 2026年2月27日
    ようやくカナダに行きまして
  • 2026年2月25日
  • 2026年2月25日
    ファイト・クラブ新版
    ファイト・クラブ新版
  • 2026年2月25日
    アウステルリッツ(新装版)
    アウステルリッツ(新装版)
  • 2026年2月25日
    トピーカ・スクール
    トピーカ・スクール
  • 2026年2月25日
    謎ときサリンジャー
    謎ときサリンジャー
  • 2026年2月22日
    フラニーとズーイ
    フラニーとズーイ
  • 2026年2月21日
    ようやくカレッジに行きまして
  • 2026年2月19日
    東京、はじまる
  • 2026年2月17日
    The Name of the Rose
  • 2026年2月14日
読み込み中...