すごい古典入門 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の基本
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こーべ@wandering_reed2026年5月25日読み終わった論理哲学論考を読んでいて、こりゃ解説書がないと無理だと思ったので本書を手に取りました。 著者曰く「入門書への入門書」とのことで、100ページという限られたページ数でしたが、論考におけるウィトゲンシュタインの思想の大枠をコンパクトに理解できる良書でした。 読後に再び論理哲学論考を読みましたが、以前より明瞭にそれぞれの文の意図が分かる(気になれる)ようになりました。

読書猫@bookcat2026年5月17日読み終わった(本文抜粋) “もしかしたら、「言語化」礼賛の風潮を批判する内容を期待してこの本を手に取ってくれた方も、なかにはいるかもしれません。でも、最初におことわりしておくと、ウィトゲンシュタインはそのような批判を展開しているわけではありません。 むしろ、彼は『論考』の序文で、「およそ語りうることは明瞭に語りうる」とはっきり言っています。” “言語化可能なことの限界を引く『論考』という書物は、同時に、哲学の問題の大半は疑似問題だと言い放つ一書なんです。その意味で、彼は大胆にも、哲学を終わらせることをはっきり企んでいたのです。” “現代の日本を代表する詩人のひとり、石垣りんは、「立場のある詩」(『ユーモアの鎖国 新版』所収)というエッセイのなかで、詩についてこう述べています。詩とは何か。詩とは、たとえば虹を詩的に書くことであると多くの人が考えているようだ。しかしそうではなくて、「虹をさし示している指、それがどうやら詩であるらしい」というんですね。”
為田裕行@tamehiro2026年5月3日4月のNHK「100分de名著」と合わせて読めてよかった。「言語化」について考えてみたくて。言語化できたら伝わりやすいけど、なんでも言語化できるわけじゃないぞ、とも思ってて。合間のところを考えたいと思ってます。
お茶@book_ocha2026年4月8日読み終わった「語りえないことについては、沈黙しなければならない」 ヴィトゲンシュタインは、言語化をMAXまで許容し、いつ、どこで、誰であっても語りえないことは沈黙せざるを得ないと言った。 短く要点がまとまっていて非常に読みやすい! 他のシリーズも読んでみたいー!!


- うさ松@risotto-19312026年3月21日読み終わった難しい。同シリーズの前2冊(ルソー、アーレント)と比べて消化不良感が残った。言語化ブームに対する安直なアンチテーゼと捉えるのも少し違う気がしているが、咀嚼しきれていない。個人的に興味深かったのは科学的知見に対する反感のところ。何でもかんでも説明して単純化して、「神秘」さを見失うことに対する警戒は、もう少し掘り下げて理解したい。
34、@WaterMe2026年3月20日読み終わったそして、ウィトゲンシュタインによれば、語を組み合わせて「人が恐竜に乗って遊んでいる」とか「富士山の頂上に東京スカイツリーが乗っている」とか「デスクの下にペンがある」といった文をつくることも、模型(=像)をこしらえることの一種にほかなりません。 しかも、絵の具や粘土やレゴブロックやミニチュアなどにはない大きな利点が、語や文にはあります。絵の具や粘土などをたくさん持ち運ぶのは大変ですし、そのつど恐竜や東京スカイツリーなどの絵を描いたり粘土で造形したりするのは、かなりの手間です。 でも、言葉なら手ぶらで大丈夫です。いつでもどこでも、「恐竜に・・・・・・」とか「東京スカイツリーが・・・・・・」などど言えば、すぐにそれらにまつわる模型をこしらえることができます。P38 「言葉なら手ぶらで大丈夫です。」があっけらかんとしていてめちゃくちゃうれしくなる。言語を模型作成するツールと捉える、というのが新鮮でおもしろい。

- citizen_one@citizen_one2026年3月10日読み終わった良いシリーズだなと思う。ウィトゲンシュタインの主著をコンパクトにまとめていて、論の進め方もまっすぐなので読者としては迷わずにすむ。
- 仲嶺真@nihsenimakan2026年3月4日読み終わった語ろうとしても絶対に言葉にできないことについて、ウィトゲンシュタインはあえて「沈黙しなければならない」と言うのだろうか。ーー本書ではこの疑問も追いながら、「論考』というきわめて特異な書物の、最も大まかな見取り図を示したいと思います。p.7

JUMPEI AMANO@Amanong22026年3月1日買った読み始めた読み終わった@ 往来堂書店「私の言語の限界が、私の世界の限界を意味する。」「読者は梯子を昇りきったら、それを投げ捨てなければならない。」「語りえないことについては、沈黙しなければならない。」など、『論考』の有名なフレーズを平易かつ明晰に解析。入門の入門としてはそれだけで充分なのに、そこから昨今流行りの「言語化」ブームへの適切な批判を展開し、さらに「言語化できないこと」の置き場や詩の話題へとつなげていくアクチュアリティ。100頁でこれだけ満足させられるのは流石という他ない。










































