実験の民主主義

実験の民主主義
実験の民主主義
宇野重規
若林恵
中央公論新社
2023年10月23日
23件の記録
  • mani_manny
    mani_manny
    @manija
    2026年6月17日
  • 「本書は私がこれまで民主主義を論じるにあたって、つねにインスピレーションの源であったトクヴィル(ドクヴィル――平等と不平等の理論家』二〇〇七年、現在は講談社学術文庫)とブラグマティズム(『民主主義のつくり方』)をつなぎ合わせるだけでなく、「行政府」というものに対し、かなり踏み込んで検討する著作である。 私たちが民主主義を論じるにあたって、どうしても関心が向かうのは選挙であり、議会であり、政党である。しかしながら、本書ではフランスの政治学者ビエール・ロザンヴァロン (一九四八ー)の「良き統治ーー大統領制化する民主主義』(みすず書房、二○二○年)を導きに、あえて行政権、あるいは執行権における民主主義の可能性について踏み込んで論じている。行政府とは何か、公務員とはいかなる存在か、さらには現代的な「プラットフォームとしての行政府」とはいかなるものかについての考察こそ、本書の大きな特色であろう。 もう一つの特色は、トクヴィルがアメリカで重視した「アソシエーション」についてである。伝統的な社会のしがらみから解放された個人は、結果として他者との結びつきを失って孤独になりやすい。そのような傾向をトクヴィルは「個人主義」という概念から分析したが、 その彼が対策として提示したのが、人々の自発的結社「アソシエーション」である。アメリカの地域社会では、普通の市民が相互に協力し合いながら、地域の諸課題を解決している。 その手段となっているのが地方自治の習慣と、人々の「アソシエーション」であった。 では、はたして「アソシエーション」の現代版として何が期待できるのか。通常であれば、 各種のNGOやNPOが注目されるところであるが、本書では意外なことに「ファンダム」、 すなわちアイドルやアニメ、スポーツ、音楽やゲームをめぐるファン集団に着目する。さらにはそこに伝統的な政党に代わる人々の組織化の可能性すら見出す。突飛と思われるかもしれないが、すでに現実のポビュリスト指導者はこのようなファンダムを十全に活用している。 民主主義の実験はこの潮流のただなかにある。」 (ⅵ-ⅶ頁)
  • hina
    hina
    @hina13f
    2026年6月12日
    手の届く場所から好きなことからやってみる。問いを繰り返す。そういう実験。
  • 4nil
    @4nil
    2026年5月25日
  • 荻窪パパ
    荻窪パパ
    @OgikuboPapa
    2026年3月12日
    ファンダムのあたりから挫折。積読に。
  • 柿内正午
    柿内正午
    @kakisiesta
    2026年2月10日
    二月に読んだ
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2026年2月9日
  • eringi
    eringi
    @eringizakuzaku
    2026年1月23日
    今まさに読みたい一冊。今まさに読めて良かった一冊。特に第5章がとにかく面白い。キーワードの捉え方でこんなにも考え方を変えることができるのか。 とても勇気づけられた。
  • さく
    さく
    @hisaku818
    2025年12月31日
  • ルース
    ルース
    @ruth_blackett_
    2025年11月25日
  • 犬川
    犬川
    @nekoiruyo
    2025年11月22日
    めっちゃ付箋付いた。 「意見」よりもまず集まって「何か手を動かしてみる」ということ。 聞き手の若林さんの後書き「なぜこんなに世の中はリテラシー重視になったのか」という一文が印象に残る。 あと行政権の拡大な… 知人から聞いた話、トランプの頻発する大統領令も、日本の知らん内に決められてしまう「閣議決定」も根っこはおんなじや、という話であったし納得できる。 「知らんから参加できない」「意見を求められても分からない」という、政治への忌避感と行政権の拡大は並行している。 「分からんやつは黙っとけ」という「バカにし合い」が今の無軌道で乱暴な政権を生み出しているとも言えるかも。
  • ほんま
    ほんま
    @eishnm
    2025年9月14日
  • ほんま
    ほんま
    @eishnm
    2025年9月11日
    実験の民主主義定食
    実験の民主主義
  • Cota
    Cota
    @Cota-CAT4rd
    2025年9月11日
    23年に読了。
  • ほんま
    ほんま
    @eishnm
    2025年9月7日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年9月3日
  • オケ山
    オケ山
    @okeyama
    2025年9月3日
  • 質の高いやりとりないし対話が構築されていることに舌を巻く一方で、これが本書で引かれたプラグマティズムと民主主義の関係において想定された「まずやってみる」に当たるとするならばレベルが高すぎるとふるえた 民主主義の定義をいったん外において、民主的な社会をどう構築していけば良いだろうか、と言う問いをメディア論に強い編集者と考えていくのは政治思想史的(哲学ぽくない)だった。 人々とメディアとの関わりにおいて、推し活(カフェに行って写真を撮って投稿してみる、切り抜き動画をつくってみる、ファン同士で勉強会を開いてみる)が能動的なファンダムの民主性として取り上げられる一方、市民参加の進展と総動員のつながりがアイドル総選挙(票数という形でしか参画できない個人が搾取されてしまう)に対応しているのが面白かった。 ↑この「市民参加の拡大と総動員体制は紙一重」という見方が好き 女性の賃労働への参加も市場経済における女性の搾取の開始と読みかえることが可能かも?(その場合、自分には何ができるのか考えて主体的に関わっていくことが搾取ではなく参画に高めていこうね〜というのが本書の趣旨?) プラグマティズムは全くさわったことがなかったので面白そうだなと思った、エリート民主主義の対局みたいな主張ぽくてあまり好きにはなれなさそうだけど。最近『職業としての政治』で政治家たる資格みたいな話を見た気がするのでそこの対比からも考えてみたい 実際に、まずやってみる、やってみることに価値がある、手を動かすことによる民主主義の実践を試みるという本書の主張は、各アクターの主張が「正しい」のかという評価についてはあまり触れられていない。そこもコミュニティないの漸進的なやりとりでよくしていきましょうね〜という感じだろうか。相対主義に陥ってしまいそうなところを、人がコミュニティを行き来できるという「軽やかさ」で解決できると考えている?多様な社会階層の人が集まってうんと考えて落ち着いたのが排外主義とか差別主義とかになった場合、どう評価するのだろうか。 なんにせよこんな楽しそうなおしゃべりは私にはできないので寂しい!知識をつけたいねー、、あと再読しようねー
  • youy
    @youy
    2025年8月9日
    ところどころ差し込まれる、1ページ使ったビジュアルがかっこいい。新書ではあまり見ない気がする。 読んでいると、自分に何かできることはないか、手を動かせることはないか、という気持ちが生まれる。そして、自分も「実験の民主主義」に参加したいと思えてくる。
  • minimalism
    @minimalism
    2025年3月9日
  • 貝殻
    @kaikara_rarara
    2025年3月5日
    前の部署の上司に勧められて一昨年買ってたのを、いまさら読み始めた
  • 穏座
    穏座
    @pime
    1900年1月1日
  • をらむ
    をらむ
    @o___lamu333
    1900年1月1日
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