夜なのに夜みたい
25件の記録
惰眠@damin__4042026年4月10日読み終わった「アディショナルタイム あなたが雑踏に紛れて粗い画素になるまで」 唐突だけど私は乱視が酷い。 夜の街並みはイルミネーションになる。 信号も、人も、街灯も。 なので、粗い画素という表現が胸にすとんと落ちた。粗くなって一粒の灯りになるのだ。 夜なのに夜みたい。 この書籍のタイトルでもあるが「当たり前のことでしょう?」という反面、“夜みたい”の気持ちがわかってしまうのが不思議である。 今回の書籍は本当に街中を歩き、日々を過ごし、気になることを絵ではなく言葉でスケッチしたような1冊だった。岡野さんの感性や見ているものに少しだけ触れられたようで、日常をこうして言葉で彩れることに感嘆のため息が漏れた。 1本のコスモスを宇宙との交信に例えるなんて、遊び心もあって素敵じゃないか。私もそんな感性で生きることができたのなら、もっと色鮮やかな景色が広がるのだろうか。 (サイン入りの書籍を購入できて嬉しい……)


藤間あわい@awai_moji2026年4月5日読み終わった空調がきびしい席を移動してまぶしい席で続ける学び 空調の効いた自習室ではなく、寒々とした廊下で受験勉強をしていたあの頃がぱっと蘇った。今回はより情景が鮮やかに浮かぶ短歌が多くて、いつもの岡野さんの短歌とは少しテイストが違う気がして(いつもが昼下がりなら今回は真夜中のイメージ)新鮮だった。文章だと「温度」が一番好きだった。春が訪れる少し前の季節を思い出す、まさに光の麗らかな温度や空気の柔らかな手触りが伝わってくる素敵な文章だった。 そして題名に入っている「夜」の通り、夜の道をぽつんと一人、誰もいないことを確認して好きな曲を小さく口ずさんでいる帰り道を歩いているようなそんな気分になる歌集だった。またお気に入りの道のようにふらっと手に取りたい。
さとう@satoshio2026年4月4日買った読み終わった「過去を書く時、それが遠ければ遠いほど、一瞬の記憶の断片に頼ることになる。けれどその一瞬は、永遠に近い時間を生きたものだったのかもしれない。」 一瞬の濃さを意識して最近日記を書いている。近いのかもしれない。



























