言語哲学がはじまる

17件の記録
- ゆげの@hoochaa2025年7月24日買った読み終わったときたま野矢茂樹を読んで脳にストレスを与えるタイプのサウナ。読んでいる最中は、まあなんとか分かったか?という感じで読み進めていくのだが、ちゃんと理解できていない証左で、数ページ前の内容すらよく覚えていない。 これまで読んできた野矢茂樹の本は、ウィトゲンシュタインをメインに語られるものが多かった。 対してこの本は、フレーゲ→ラッセル→ウィトゲンシュタインと言語哲学の歴史を追う形式だったので、言語哲学の変遷を読むことができた(相変わらず難しくてよく理解できないのだが)。 ウィトゲンシュタインは、他の2人と比べるとかなり塩というか、言語の本質に迫ろうと泥臭くもがく2人と比べると、「いや普段やってる言語使用の観点で考えれば十分だから、なんか余計に難しいことは考えんな、」みたいなスタンスなのかなと思った。 言葉とそれが表す意味みたいな議論を読みながら、SNSなんかで新しい言葉や、新しい言葉の使い方、新しい構文が、どんどん生まれていることについて考えた。 最初は誰にも意味を理解されていない状況から、何度もバズりみんなのタイムラインに流れることによってだんだんと意味が理解されていくところに、言語実践の本流があるよなあと思った。
- mtn_river@mtn_river2025年7月21日読み終わった借りてきたフレーゲ、ラッセル、ウィトゲンシュタインによる、「言語とは何か」という言語哲学を親しみやすい平易な言葉でつづった入門書。親しみやすいです。平易です。読んでる方は息切れしましたが…… タイトル通り本文の読了をもって、ようやく言語哲学がはじまります。 ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』を手に取るときの副読本としておすすめ。平易だよ、本当だよ。でも先に同著者の『入門! 論理学』(2006)を読んだ方がいいかもしれない(これはオールタイムベスト) これは本書『言語哲学がはじまる』が扱う範疇を越えた「語りえぬこと」だが、存在しない事実を書いた文章、たとえば小説の「真偽」「価値」についても知りたい。
- 仲嶺真@nihsenimakan2025年6月28日読み終わった言語哲学の源流を見てきました。源流といってもすでにかなりの水量を誇っていると思いますが、言語哲学はここからさらに豊かな流れとなり、また、いくつもの多彩な話題へと展開していきます。 p.251