学ぶとは 数学と歴史学の対話
43件の記録
汐見@siomi2509272026年1月22日読み終わった数学者、伊原康隆さんと歴史学者、藤原辰史さんの毎月一往復、1年間の書簡集。 文理それぞれの専門家が、互いの知と他分野への好奇心をもって学問と人間について、言語や数学、歴史に音楽など多様な観点から論じ合う。 考察に対する反論や指摘は人格否定ではない。そのことをきちんと知っている2人が、重なり合ったり少しズレたりしている互いの考えを受け止めつつ混ぜ返して、思索を深めていく様がとても面白い。 それぞれの書くことも知的好奇心を刺激されるし、2人の関係が清々しい書簡集だと思った。 「習」と「探」と「能」。 「しなくてはならない」と「したい」と「できる」。 duty, volunteer, potential. 「探」つまり「探究」、それも抑圧されず自由な心による探究を大事にすること。


oheso@oheso2025年12月2日読み終わった@ 自宅数学者の伊原康隆氏と歴史学者の藤原辰史氏による往復書簡集。文学、絵画、外国語、音楽、戦争、大学教育、AIなど幅広い分野に及ぶやり取りで、時には忖度なく間違いを指摘し合う真摯な姿勢に憧れを感じる。より深い理解を目指そうとする「学び」は、予定調和のない対話の場そのものが含まれている。孤独な作業では得難いのだと、少し寂しい。

おこめ@ocome_squash2025年10月16日読んでる『文章というのは、そのプロットよりも、小さな「言い回し」にこそ書き手の思想の地金があらわれやすいもので、「理性の暴走」という言葉の違和感を鋭く指摘してくださったことに感謝いたします』 p227より 丁寧な往復書簡で、異種の研究者だからと言葉の差異をなあなあにしないところもこの本のいいところのように思う。
おこめ@ocome_squash2025年10月7日読んでる数学家の眼差しというのは、法則を何重もの見方で解釈していることに由来するのか、とても面白い。 それを、面白いで済まさずに、読者の糧となるような興味の種をたくさん散らしてくれているのがこの本の良さだと思う。 ひとりでは解釈しきれなかったであろう世界に藤原さんの歴史学の視点で噛み砕いてくれている。





































