空と風と星と詩
31件の記録
Anna福@reads--2503092025年11月9日読み終わった再読中とある韓国ドラマで同じ名前(読み)の主人公が常に持ち歩いていた詩集。そんな出会い。 同大の今出川キャンパスに尹東柱詩碑があるらしいが、全く知らなかった。 偶々読書中の梨木香歩氏エッセイ本の中で、関東大震災時の流言による朝鮮人虐殺に触れて… 上下白い麻スーツの日本人男性が朝鮮人だと思われ襲われた事に疑問に持たれた記述があるが、彼のある詩の注釈で、「朝鮮人は白衣民族と言われる程白衣を好んだ」とあり。 この偶然は読書の醍醐味と深み。 また、翻訳者によってニュアンスが異なり、これは彼の詩が持つ繊細な抒情性と倫理的響きをどう伝えるかという問題があるらしく…ああ、ハングルで読めたらなあ。 優しさの中に芯の強さを感じる透明な詩。 散文詩「月を射る」が特に好き。 『…ぼくはしなやかな枝を選んで、帯を裂いて弦を張り、見事な弓をつくった。そして丈夫な葦を矢に番え武士(もののふ)の決意で、月を射る。』




Anna福@reads--2503092025年11月3日読み始めたこの方の生涯について先に知っておくと、詩がとても染みてくる。喉が詰まる。 カン・ハヌルさんが主役の映画も心に留めておく。 天津麺は美味しかった。




ぬ井(3匹のペンギン文庫)@omomochiroom2025年10月12日読み終わった東京の小さな部屋で書かれた詩、朝鮮での生活を描いた詩。いずれも陰日向の叙情を持つせいか、初めて読むのにスッと心に入ってくる。 月明かりの道、夜の部屋、井戸の中、病院の裏庭。ひそやかな風景から伝わる詩人の心情。しみじみと良い詩ばかり。






月と星@moon_star2025年9月18日読み終わった積読から題名に惹かれた本だった 何も知らなくて。福岡で獄死した詩人。 『そっと静かに』ハン・ガンで名前を見た この時代は辛いことが多くて通りすぎたいけれど、知らずにいるよりはいいと思っている。

ぜち@zechl232025年8月12日買ったユン・ドンジュを買った。「自画像」のなかに遠くて近いものがあった。韓国、珈琲と詩が身近で、生活のにおいが、新しさと懐かしさが混じっていて、少しだけ羨ましい。





Lusna@Estrella2025年7月19日読み終わった戦争末期、治安維持法で獄死した韓国の詩人。世は戦争でも、詩は抒情的で星や空や風を詠っている。その中にほのかに翳る白い影の群れ、故郷への想い、キリスト教の信仰。獄中で何を夢に生き抜いたのだろうか。









小豆@ppp2025年5月6日買った読み終わった原語の題名は、「ハヌルグァ パラムグァ ピョルグァシ」と響くらしい。空の広がり、風の軽やかさ、星のまたたきが音でも表現された音が美しい。ハヌルには、「天」と「空」の両方の意味があって、翻訳によって違うバージョンが存在すること、気になりました。彼はキリスト教徒だから天を使用する方が自然? 韓国の宮沢賢治と呼ばれているのも、頷けました〜

























