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32件の記録
- 解毒梨@iscdki2025年9月11日かつて読んだアイ、ミナ、ユウ 死者の数をノートに書く、養子のアイ。 彼女は自分自身の行動で自分のなにかがはれるか、潜在的にわかっている。ミナやユウに出会い、ノートの存在が変わっていく。西加奈子の小説の登場人物たちは自己理解に努めている姿がとても印象的だ。わたしもこうありたいと思わせてくれる。し、どんなに辛い時も希望を忘れない。彼女の作る物語は、もはや創作ではない。と思っている。出てくる人たちみな、遠い血縁のような。
- イシオカ@isok2025年9月2日読み終わった疎外感、自分の中で作った誰かが自分を否定してくるあのモヤモヤした感じは、文章でこう表現できるのか…!という衝撃があった。 「どうぞこちらにお入りください」というような気配かぁ〜、わかる。 ---引用memo--- "体育でペアを作るのにも、生物の実験でグループを作るのにも困らなかったが、「一緒にやろうよ!」ではなく、どこかに「どうぞこちらにお入りください」というような気配を感じた。アイはいつまでもゲスト待遇を受けているようなものだった(元々社交的でないアイの性格もそれを後押ししたのだったが)。" ----- 親友が主人公に送る言葉はどれも、 大切な人とはこうやって向き合えば良いんだっていう優しさや思いやりが詰まっていた。 クライマックス、Kindleがマーカーだらけ。
- yayano@yaya72025年3月26日なにもかもすべてをまるっと全肯定してくれる物語。「i」に込められた無数の意味を感じたとき、震えた。クライマックスにつれ西加奈子節がドッカンドッカン現れるのが爽快。
- いちご@ichig02025年3月17日読み終わった4年ぶりくらいに読んだ 前に読んだ時はすごく難しかった記憶があったけど、今の私には分かる部分も多くあった 大人になった感じがして嬉しい また大人になったら読み返したい
- pamo@pamo2025年3月17日かつて読んだ心に残る一節引用:巻末の又吉直樹×西加奈子対談より 西:観たら、自分が壊れちゃいそうな悲惨なニュースもあるけど、私は作家だし、そのしんどさも込みで知らなければと思っている。その強さを自分にくれるのが、小説を書くという行為なのかなと思います。(p.318)