キッチン

132件の記録
- Jin@kanamejin2026年2月21日読んでる色々と、表現の仕方がすごい…裏のあらすじ見ずに読み進めたけど、今のところ、予想とかなり違う内容だった。1章の最後らへんのセリフがめちゃくちゃ今の自分の心に刺さった。

ima@ima_yonderu2026年1月23日読み終わった人に勧めてもらった本。 陽だまりというには冷えていて、暗闇というには暖かい文章だった。 1人で抱えたいけども、どうにも溢れてしまう寂しさを持ったときに読みたくなる本だと思う。 辛くなったときに私が暗闇に頼るように、みかげにとってはそれが台所なんだろうなと少し自分と重ねて読むことができるのがとても好き。 ムーンライトシャドウも面白かった!


めもり@memor1s_book_report2026年1月11日買った再読中お気に入りわたしの本棚私を構成する本ジブリ作品を観ているような気分になれる小説だと思う。肉親の死に直面して、一人、また一人居なくなって自分だけが取り残された時、世界が透明感に満ちて美しく、賑やかであればあるほど目の前のすべてが嘘のように思えてくる虚無感の描き方が上手い。本来ならメンタルがマイナスに引っ張られるテーマではあるけれど、文章の語感が良いのと、死の気配を纏っているハズの主人公の目に映る世界には、いつも植物や食べ物、人の気配が溢れていて、心情では今の自分には眩しすぎると思ってはいても、生への渇望が見て取れるのも良かった。食べ物は魅力的に描かれ、温度や色を感じられる綺麗な景観描写が作品をやわらかく仕立てている。加えて『キッチン』では「えり子さん」、『ムーンライト・シャドウ』では「うらら」という強烈で謎に満ちた魅惑の美女(?)が、明るく穏やかに主人公を導くのが良い。全編通して登場人物の品が良く、茶目っ気たっぷりな会話や行動が見ていてとても心地よく感じたが、羽振りの良さを考えると、バブル当時(※80年代後半)の物質的な豊かさがそのまま心の豊かさに繋がっているように感じられ、今の日本はずいぶん貧しくなったんだなと寂しくも思えた。 「愛する人達といつまでも一緒にいられるわけではないし、どんなに素晴らしい瞬間も一瞬で過ぎ去ってしまう。けれど、どんな深い悲しみも、時間がたつと同じようには悲しくない。」 衣食住を通して描かれる人間の再生物語、墓まで持って行きたい私の人生の教本です。


はに@828282chan2026年1月8日買った読み終わったお気に入り主人公である女子大学生のみかげは、唯一の肉親であった祖母を亡くし孤独の身となってしまう。身近な人の死という大きな悲しみに押し潰されそうになりながらも、そこから少しずつ立ち直っていく心の揺れ動きが、繊細に描かれた作品。 この作品を読んでまず印象に残ったのは、悲しみの感情を描写する表現の豊かさだ。 “最後の荷物が私の両足のわきにある。私は今度こそ身ひとつになりそうな自分を思うと、泣くに泣けない妙にわくわくした気持ちになってしまった。”(p.37) “足を進めることを、生きてゆくことを心底投げ出したかった。きっと明日が来て、あさってが来て、そのうち来週がやってきてしまうに違いない。それをこれほど面倒だと思ったことはない。きっとその時も自分が悲しい暗い気分の中を生きているだろう、そのことが心からいやだった。胸の内が嵐なのに、淡々と夜道を歩く自分の映像がうっとうしかった。”(p.55) “闇の中、切り立った崖っぷちをじりじり歩き、国道に出てほっと息をつく。もうたくさんだと思いながら見上げる月明かりの、心にしみ入るような美しさを、私は知っている。”(p.66) みかげが感じている悲しみが、胸にじんじんと沁みてくるようだった。こんな複雑な感情を言葉にできるのか。すごいな、と思った。 次に、作品のタイトルにもなっている「キッチン」について考えてみた。この作品では、食べることと生きることが直列で描かれているように思う。食事が生み出されるキッチンは、いわば「生」の象徴で、作品の主題である「死」と対照をなしている。 主人公のみかげは、キッチンを「この世でいちばん好きな場所」と語る。深読みになってしまうかもしれないが、みかげの生きる強さみたいなものが、ここに表れているような気がする。 居候先の雄一の家のキッチン(台所)を見たみかげの「うんうんうなずきながら、見てまわった。いい台所だった。私は、この台所をひと目でとても愛した。」(p.12)という語りが私は好きだ。一般的に、キッチンという場は生活がありのままに出てしまう場である。キッチンを愛するみかげの「ひと目でとても愛した」という言葉から、この家に暮らす雄一とえり子に対して深い親密さを抱いたことが、ありありと伝わってくる。 この作品で私がいちばん好きなシーンは、なんといっても、雄一を励ますために、みかげがカツ丼を引っ提げてタクシーで飛んで行くシーンである。今の時代であれば、離れた場所にいる人ともスマホで簡単に連絡が取り合える。しかし、作中の時代はそうではない。大切な人が心配でたまらず、翌日の仕事のことも顧みず、えいやー!と会いに行く。元気のかたまりのような、ほかほかのカツ丼を持って。雄一にとって、どれほど心励まされるできごとだっただろう。 生きていれば、途轍もなく大きな悲しみをどうにか乗り越えなくてはならない場面が必ずある。きっと、そんなとき、この物語が心の支えになってくれるだろうと思った。 最後に、なんだかとても惹かれた一節をメモ。お茶目でかわいい。 “わけがわからないなりにも彼はすごくやさしかった。私の気持ちは弱っているので、今すぐアラビアへ月を見に行きましょう、と言ってもうんと言ってくれそうに思えた。”(p.83)
- 読書習慣つけたい@rentaro04872026年1月4日読み終わった学生時代に読んだのを思い出して昨日購入。 喪失を乗り越えるみかげと雄一。ちょっと昔の冷蔵庫のブーンという音。家族というかたち。何かをきっかけにまた読み返したくなら作品。


- さぶ@sabu_shugoro2025年9月18日何回目かのキッチン。これまで失ってきたものが改めて何であったかが読む度にはっきりと輪郭を帯びて目の前に迫ってくる。一方で、これからの生を前のめりに生きていこうと思う気持ちも沸々と湧いてくる。






rkm @ 𝖠𝗅𝗅 𝗒𝗈𝗎 𝗇𝖾𝖾𝖽 𝗂𝗌 💙@rkm172025年9月15日買ったかつて読んだ読書メモじゅうぶん読んだ@ 日本赤十字社医療センター35年ぶりぐらいに読み直してる。いまのほうがだんぜん心にしみる。愛する人たちの死と生きることの象徴のキッチンの対比がほんとにいい。それと台所掃除は無心になれるからよいよね。私ももっとやろう。 追記 : やだもうなんか親のいる病院のカフェで読んでたら涙出てきちゃった。
しばづけ@mofumofuno_kani2025年6月28日読み終わったキュンタのしおりほしくて買った!! 映画は観たことあったけど読むのははじめて 美しい文章、ドトールでぽろぽろ泣いた ムーンライトシャドウ...!!( ; ; )


断片@tundoku12192025年5月4日読み終わった2025.4.21 読了 「しかし、気づくとほおに涙が流れてぽろぽろと胸元に落ちているではないですか。たまげた。自分の機能がこわれたかと思った。」


碧@Hellebore_4962025年4月27日読み終わった長年共にいて、存在していることすらも忘れてしまった孤独と痛みを掬ってくれた。読んでいると時折ひりっと痛むのだけど、傷められているのではなく私が持つ痛みと呼応しているのだとわかる。 心の置き場所というか、帰る場所というか。これからも私はこの物語に包まれに帰ってくるのだろうと思う。感じ方にも変化があるのか。あってほしい一方で同じところで揺蕩っていたい気もする。 あとがきを読んで、この本との出会いに必然性を感じた。





碧@Hellebore_4962025年4月27日読んでるキッチンを読み終えた。ムーンライト・シャドウが始まったけれど、まだキッチンの余韻を味わっていたい。 初めて読んだのにどこか懐かしくて。きっとこれから何度もこの話に帰ってくる。
離乳食@munimuni2025年4月20日かつて読んだ鬱になって20日経ったんだけど流石に治さなきゃやばい社会でやっていけない、ということでよしもとばなな作品を読みまくって優しくなろうと思う、すべてに対して


Nerumi@tappuritappuri2025年4月9日また読みたいキッチンは超有名作だけど、これに収録されている短編「ムーンライト・シャドウ」が去年読んで死ぬほど良かったです。文字を読むごとに癒え、浄化というのはこういうことかと感じ、ばななさんの凄さを実感した。奇跡かと思うぐらいほとばしるものがあった。

Pao@Pao_chocolate2025年4月1日買ったかつて読んだ積読中@ マカティ最初に読んだのは小学生のころで、何回読んだか分からない。短くてすぐ読めるのもいい。毎回程よく内容を忘れているので、これからまた読むのが楽しみ。

Akana@ia38382025年2月15日読み終わった大切な人を亡くし途方もない悲しみに押し潰されそうになる、それでも私達は生きていかなければならない。 這ってでも生き抜く。 そのためには希望が必要だ。 主人公にとってそれは料理であったが、私にとってのそれはなんだろうか。

sa*@saaai2024年11月1日読み終わった生と死について考えさせられる本。 私自身おばあちゃん大好きっ子だから、主人公の気持ちに共感できる部分が多かった。 残された者にそっと寄り添ってくれるような、心の拠り所にしたい一冊。

蟹@kanibook-92024年6月20日読み終わった二人暮らしを始めたタイミングで読んだため、相方が死んだら自分がどういう感情になるだろうかと想像をしてみたが普段死と身近でないので、現実味がなく想像し難かった。むしろキッチンで追体験できたことで、同じ経験をしたときに心の道筋を立てられるような気がする。 一周目を読んだ時ははみかげに身寄りがいなくなって、その状態を俯瞰して冷静に見れているように見えて驚いたが、二周目で喉になにかがつっかえているような描写の仕方でみかげの孤独と不安が溢れていることを表しているんだと気づいた。 あと、エレベーターのシーンがとても印象的だった。真空という言い方で他に何も入り込む余地がないことを表していて、みかげが薄々感じてはいた気持ちが言葉になって頭に出てきていた。恋愛、家族愛、友人愛とはあえて書き分けずに愛情を認知したその姿に自分も胸が熱くなったし、愛情とはとても尊いものだと改めて感じられた。
- 村崎@mrskntk2021年8月14日再読キッチンもムーンライト・シャドウも好き。 とてもかなしいことがあったとき、再び歩き出すことはすごく難しいこと。無理に歩き出す必要はないし、歩き出せるタイミングはきっと人それぞれだろうし、歩き出せない人だっていると思う。ただわたしはキッチンとムーンライト・シャドウに書かれている言葉を、ひとつの答えとしてずっと抱いてこれからも生活してゆきたい

二本指@k-966446691900年1月1日読み終わった先月くらいに読了。日付は忘れちゃった。 この本を知ったのはgenのカツ丼動画から。 時代を感じさせないセンス、読みやすい長さ、絶妙に憧れる設定。 携帯電話の無い時代の人間ドラマは本当にいいなぁ。カツ丼食べたい、誰かと

おみ@__and_3__1900年1月1日かつて読んだ初めて読んだのは何年か前なのだけど、ことあるごとに読み返している。伊豆へ旅行したときも携えて読んだ。なにかが心にじんわりと広がるような、前が向けるような作品。 「幸福とは、自分が実はひとりだということを、なるべく感じなくていい人生だ。」











































































































