キッチン

33件の記録
- 碧@Hellebore_4962025年4月27日読んでるキッチンを読み終えた。ムーンライト・シャドウが始まったけれど、まだキッチンの余韻を味わっていたい。 初めて読んだのにどこか懐かしくて。きっとこれから何度もこの話に帰ってくる。
- 碧@Hellebore_4962025年4月27日読み終わった長年共にいて、存在していることすらも忘れてしまった孤独と痛みを掬ってくれた。読んでいると時折ひりっと痛むのだけど、傷められているのではなく私が持つ痛みと呼応しているのだとわかる。 心の置き場所というか、帰る場所というか。これからも私はこの物語に包まれに帰ってくるのだろうと思う。感じ方にも変化があるのか。あってほしい一方で同じところで揺蕩っていたい気もする。 あとがきを読んで、この本との出会いに必然性を感じた。
- 離乳食@munimuni2025年4月20日かつて読んだ鬱になって20日経ったんだけど流石に治さなきゃやばい社会でやっていけない、ということでよしもとばなな作品を読みまくって優しくなろうと思う、すべてに対して
- Nerumi@tappuritappuri2025年4月9日また読みたいキッチンは超有名作だけど、これに収録されている短編「ムーンライト・シャドウ」が去年読んで死ぬほど良かったです。文字を読むごとに癒え、浄化というのはこういうことかと感じ、ばななさんの凄さを実感した。奇跡かと思うぐらいほとばしるものがあった。
- Pao@Pao_chocolate2025年4月1日買ったかつて読んだ積読中@ マカティ最初に読んだのは小学生のころで、何回読んだか分からない。短くてすぐ読めるのもいい。毎回程よく内容を忘れているので、これからまた読むのが楽しみ。
- Akana@ia38382025年2月15日読み終わった大切な人を亡くし途方もない悲しみに押し潰されそうになる、それでも私達は生きていかなければならない。 這ってでも生き抜く。 そのためには希望が必要だ。 主人公にとってそれは料理であったが、私にとってのそれはなんだろうか。
- 蟹@kanibook-92024年6月20日読み終わった二人暮らしを始めたタイミングで読んだため、相方が死んだら自分がどういう感情になるだろうかと想像をしてみたが普段死と身近でないので、現実味がなく想像し難かった。むしろキッチンで追体験できたことで、同じ経験をしたときに心の道筋を立てられるような気がする。 一周目を読んだ時ははみかげに身寄りがいなくなって、その状態を俯瞰して冷静に見れているように見えて驚いたが、二周目で喉になにかがつっかえているような描写の仕方でみかげの孤独と不安が溢れていることを表しているんだと気づいた。 あと、エレベーターのシーンがとても印象的だった。真空という言い方で他に何も入り込む余地がないことを表していて、みかげが薄々感じてはいた気持ちが言葉になって頭に出てきていた。恋愛、家族愛、友人愛とはあえて書き分けずに愛情を認知したその姿に自分も胸が熱くなったし、愛情とはとても尊いものだと改めて感じられた。
- 村崎@mrskntk2021年8月14日再読キッチンもムーンライト・シャドウも好き。 とてもかなしいことがあったとき、再び歩き出すことはすごく難しいこと。無理に歩き出す必要はないし、歩き出せるタイミングはきっと人それぞれだろうし、歩き出せない人だっていると思う。ただわたしはキッチンとムーンライト・シャドウに書かれている言葉を、ひとつの答えとしてずっと抱いてこれからも生活してゆきたい