悪夢工場
51件の記録
mikechatoran@mikechatoran2026年2月5日読み終わった海外文学小口まで真っ赤というおどろおどろしい装丁の本を開けば、まさしく悪夢というほかない話が9編。何と名指せるわけではない、狂気、超自然的なものや邪悪の気配を描き、ホラー小説といよりは怪奇(グロテスク)小説という趣。「道化師の最後の祭り」「魔力」が印象に残った。





hiroka@hiroka2026年2月4日読み終わったホラー苦手なのに読んでしまった。 どこか変だと感じているのに、どこが変なのかわからないまま巻き込まれてしまう。そんな悪夢の嫌な感じが見事に描かれている。 夢に出てきてうなされそうである。 そしてもっと怖いのは、現実世界でこういうちょっと変な場所に迷い込むんじゃないか、と思わされるところである。夢より恐ろしい。



manaetta@adesso80fame2026年1月25日読んだ「戯れ」 すきま風を感じるシーンのタイミングが秀逸で、実際に頬に感じそうだった。 「道化師の最後の祭り」 短編映画を観ているよう。読後は本当に悪夢を見そうだと思った。 装幀がかっこいいのだけど、文庫化して広く読まれてほしい。
- 久平@reads-123452026年1月23日存在の無意味さ、夢と現実の曖昧さ、宇宙的な恐怖をテーマにした哲学的なホラー短編集。時に難解で、時に非常に恐ろしい展開を見せます。印象に残ったのは冒頭の作。刑務所の精神科医が、連続殺人犯との面談で動揺する話。子供を標的にする犯人が医師の娘を標的にした事を示唆する不穏な話です。

ゆのか@marsgarden2026年1月22日読み終わった小口まで真っ赤という装丁のインパクトがこんなにしっくりくる本もなかなかなさそう。 内容はそんなにどきつくないですし、血と肉ではなく、白々とした骨のような恐怖なんですが、ページを捲るたびにその赤が、乾いた怖さが指から身体の内側に入り込み、蓄積していくような、もしかしたらもう取り返しがつかないのでは?と思うような読書体験をしました。


脱兎@lubudat2026年1月17日読み終わった近代のモチーフで語られる神話的なホラー。怖いものなどしばらく前になくなってしまったような気がしていたが、まだ見える人には見えるものか。 とはいえ、本書は初出はいずれも1990年代以前に上梓された、いわば「SNS以前」の本である。インターネットすら、以前なのである。ネットにはネットの怪談ありというのがおおかたの認識だろうが、こうした不明の恐怖のようなものはだいぶん薄まってしまった世の中ではあるなあと、思うのである。


โยโกะ@yookoom2026年1月5日読んでる4話目「道化師の最後の祭り」 この本ではいちばん長い作品。 道化とピエロって微妙に違うんですね。 読後感が「アイズ・ワイド・シャット」なのはなぜかと考えたら、顔のない男たちがわらわら群がっているせいかな。あと設定にたいする嫌悪感もおなじ。あらすじは別物やけど 「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」を地で行く作品
- 菜@sai2026年1月4日読み終わった一編一編だと、わからん…って印象だけど一冊読み終えるとなんかこの世界観が癖になるような。また再読して読み解きたい気持ちが沸いてくる。理解できる気はしないけど。「魔力」はストーリーがあってこの中だと読みやすかった。
โยโกะ@yookoom2025年12月30日読んでる3話め「ヴァスティリアン」 帯の「キングがホラーの達人なら、リゴッティはホラーの化身だ。」との文句におおいに納得。 登場人物が本を読んでいる本を読むというメタ構造がおもしろく、こんなもの読んでいいのだろうかと不安にもさせられる。 P67 …一節は、自由奔放な幻視の数々を回想したものというよりは、それが実体として具現化したものであり、単なる言葉の綾というよりは物それ自体だった。- たかぴ@takapi2025年12月30日のっぺりとしたキャラクターと不気味さの演出、まどろっこしい文体などこれもゴシックホラーの継承作品かも。短編だからか、その恐怖の対象の存在を曖昧にしてるのが上手い。


โยโกะ@yookoom2025年12月25日読んでる2話め「アリスの最後の冒険」 『鏡の国のアリス』が大好きな父にアリスと名づけられ、子供のころの友達をモデルにしてプレストンのシリーズを書きつづけてきた老作家。 大人になると児童文学の理不尽さは怖い。はじめの引用からぞっとした。 現実(夢)に裏切られて夢(悪夢)にこもりたくなる心理はよくわかる。 上下も裏表もさかさまな世界 悪夢の女王 ルナー・フェイズ リトル・ムーン・フェイス 月の相 小さなお月さまの顔


โยโกะ@yookoom2025年12月22日読んでる1話目。刑務所勤めの精神科医?と妻との会話。ある囚人患者とのやりとりでみずからも精神を追い込まれてしまった夫。囚人の話はわかるようでわからないようで怖い。 ページに血が滲みているような装丁が効果的。


うしみつや@bean_radish2025年12月14日読み終わった三方小口が真っ赤に染まる、物理媒体最強にかっこいい怪奇短編集。 修辞修飾語が重め厚めで、一読しただけでは何が起きてどうなったのかが判然としない場面もあるものの、イメージの積み重ねによりここでしか見られない光景に出会うことができた。 特に面白かったのは異様習俗レポ「道化師の最後の祭り」・侵蝕する神秘「ネセスキュリアル」・薄気味悪い映画館の「魔力」の中盤収録作3コンボ。中でも「ネセスキュリアル」はラスト一文までの畳みかけが良く、声に出して読んだ際のリズムが最高だった。
片刃@kataha4622025年12月1日読み終わった全方位赤い装丁に惚れて、買おうと思った矢先ありがたいことにプレゼントで頂いた。 ラヴクラフト風味が強いが、この世ならざるものを前に正気を失うどころか淡々としている視点がまた不気味で面白い。『赤塔』が一番好み。































