ヘルシンキ 生活の練習

46件の記録
- あるる@aru_booklog2025年5月23日読み終わった国同士を比べてどちらが良いか悪いかなんていうのは本当に決められないことだと留学時に思っていた。この類の質問って、答えられないから気まずい空気になってしまう。何をどの目線で比べるのか、また前提条件をこの本にあったように提示することで、あの日の私はお友達に説明できたかもしれないなと思う。フィンランドでの子育てと生活、なかなか面白かった。筆者の生活の捉え方も軽やかで素敵だ。
- fufum@fufubunko-m2025年5月6日読んでる4月の一気買い三冊目。ちょぼちょぼ読んでて、フィンランドの生活なんて素晴らしいに決まってるというわたしの固定観念を予想通りじわじわと「そら色々あるで」と切り崩してくれている感じ 文庫版出てありがたい
- シロップ@sirop2025年4月17日買った読み終わった北欧にとりわけ興味があるわけでもなく、子育てをする予定も希望もないが、なんとなく手を取った。軽く淡々とした文体もあって、ぐいぐい読んで、読み終わってしまった。おもしろかった。姿勢がいい。まっすぐしゃんとしているというわけではなく、ときにぐねりながらも一貫した(そうであろうとしている)彼女の姿勢があるという感じ。
- ❄︎@cyph012025年4月3日読み終わった帯に書かれた「母親は人間でいられるし、人間であるべきです」という言葉が目を引いて手に取った キラキラせず悟らずプラクティカルに子を育てるひとつの例 人格の話にしない、スキルの練習の過不足の話にしかしない 深い話や深い愛を期待しない 味気なくそっけなく淡々と問題を解決するという在り方の宿す確かな希望
- 大皿@zarabon2024年10月16日読み終わったできないこと/苦手なことは、性格とか能力の有無じゃなくて、技術が足りないだけっていう考え方がすごく心に残って、読み終わって数ヶ月経った今でも、なにかの壁にぶち当たったおきに、思い出す。「大丈夫、練習が必要な状態ってことだけだからね」と自分に伝えると、不要な落ち込みを回避できる。 日本は最低!海外は最高!の一辺倒じゃないところと好感。 続編も出たから早く読みたい。