
つのとしっぽ
@horn_and_tail
はじめまして。大人になって読書が趣味になりました。(読書歴5年目?くらいです。)速読は苦手で、じっくりと文字を追いながら読むことが好きです。
- 2025年7月6日マチネの終わりに平野啓一郎読み終わったずっと積んでいた一冊。 お互いに相手を想うあまり、すれ違ってしまう蒔野と洋子にもどかしくも共感してしまう。離れても尚想い合っている相手と現世で巡り逢えることは奇跡に近い。ツインレイみたいなふたりだ。
- 2025年6月20日番茶菓子勝又浩,幸田文読み終わった敬愛する幸田文の随筆集。彼女の作品を読めば読むほど“こんな粋なひとはいない”と思う。庭で散っていた梔子の花弁を着物の襟に仕込んで香らせるという話がとても素敵だ、真のお洒落ってこういうことなのかもしれない。
- 2025年6月13日片山廣子随筆集 ともしい日の記念早川茉莉,片山廣子気になる読みたい
- 2025年5月28日黄色い家川上未映子読み始めた
- 2025年5月27日読み終わった宮地さんの「傷を愛せるか」「傷のあわい」に続いてこちらも読了。 本書は「傷つき」「傷つけ」に対する対処方法というか、どのようなマインドでいたら生きやすくなるか?にフォーカスされていて、読むと血肉になるような一冊だと思った。 「傷ついたときに、そこから何を学び、どのように人間としての成長や成熟に活かしていくのかが重要(p.69)」 “傷つき”“傷つけ”は避けられないから、それをどう咀嚼し自分の栄養分にしていく(向き合う)か、時にはそれをそっとしておく(時間の解決)こともひとつの手だと改めて思う。 本書内で紹介されていた「バタフライハグ」は、やってみるとざわついていた心がすーっと軽くなるのを実感した。応急処置でもセルフケアの方法を見つけ出せてうれしい。
- 2025年5月26日湯気を食べるくどうれいん読み終わった@ 本屋 Title積読していた本。くどうれいんさんの食に関する随筆は読んでいておなかが空いてくる。くどうさんが度々書かれていた「出来立てをなるべくはやく食べたい」というところに共感…食材に鮮度があるように料理にも鮮度があると思う。
- 2025年5月24日夏に抱かれて (新潮文庫 サ 2-22)フランソワーズ・サガン,Francoise Sagan,朝吹由紀子読み終わった簡単に説明すると“ふたりの男がひとりの女をめぐって争う恋愛小説”なのだが、そこに戦争が絡んでくるところがサガンの小説では珍しいと思った。
- 2025年5月18日魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話ルル・ミラー読み終わった本屋さんで積んであり、箔押しされた装丁や小口印刷が魔術書のようで美しく思わず手に取ってしまった1冊。魚の新種を多く発見し数々の功績を残して亡くなったデイビット・スター・ジョーダンの半生を辿りながら、著者が彼の生き方・思想に、想いを巡らせる。あらゆるものをカテゴライズすることの危うさを考えさせられた。
- 2025年4月24日みえないものイリナ・グリゴレ読み終わった前作の「優しい地獄」を読んでいたので、こちらも購入した。言葉ひとつひとつに鉛のような重さがあり、女性として生を受け生きることのハンディみたいなものがドロっと生々しく描かれている。
- 2025年4月24日香水のすべて イラストで読み解く香りの文化と歴史ジャンヌ・ドレ気になる読みたい
- 2025年4月22日アルケミスト 夢を旅した少年パウロ・コエーリョ,山川亜希子,山川紘矢かつて読んだ大切な本音楽家の高井息吹さんが紹介されていて購入した1冊。だいぶ前に読んだ本。 探し求めていたものは遥か遠くではなく、意外と近くにあるのかもしれない。しかし、彷徨いさまざまな取捨選択をしていく過程がなければ、近くにある大切なものも見逃してしまうのかもしれない。すべてのことには意味がある、そう気づかせてくれた1冊だ。
- 2025年4月22日季節のかたみ幸田文かつて読んだ大切な本わたしのバイブルといっても過言ではない1冊。 幸田文の作品の中ではマイナーな1冊なのだろうけど、四季折々に変わる風景や野に咲く花々を楽しむ姿は生き生きとしていて「こうなりたい」と思わざるを得ない。社会に揉まれへとへとになった時に捲りたくなるような本だと思う。
- 2025年4月21日傷のあわい宮地尚子読み終わった昨年読んだ本で印象的だった「傷を愛せるか」と同じ著者の本ということで購入。 「GOOD BYE=THANK YOU」内の「捨てるから、新しいものに出会える。捨てるのは、無駄にすることではなくて、卒業すること。何かを失うということは、きっと何かと巡り逢うための前奏曲なのだということ。(p.215)」はこれから生きていく上で大切にしたいマインド。手放すことを恐れずいろんなことにチャレンジしてみたい。
- 2025年3月6日掌の小説川端康成かつて読んだ
- 2025年3月6日すべての、白いものたちのハン・ガン,斎藤真理子かつて読んだ大切な本詩のようであり、随筆のような、物語のような不思議な一冊。「生」と「死」のにおいのする文章。そんな風に思っていたら“作者の言葉”で原作のタイトルにもなっている「白い」を意味する「흰(ヒン)」は“生と死の寂しさをこもごもたたえた色”という意味があることが綴られており腑に落ちた。
- 2025年3月6日
- 2025年3月6日百年の孤独ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直かつて読んだある一族の栄枯盛衰を描いた物語。中盤から面白くなってくるが、そこまで行く前に挫折する人が多そう。内容の良し悪しというより、“100年も前に書かれた物語を読む”という読書体験として満たされるものがあった。右手に持つ紙に厚みが増していくことの恍惚というか…。ぜひ一度読むことをおすすめします。
- 2025年3月6日荻窪メリーゴーランド木下龍也,木下龍也、鈴木晴香,鈴木晴香かつて読んだ特装版で購入 ある男女の出逢いから別れまでの間を短歌で表現した一冊。時系列がばらばらになっていて恋愛ドラマをみているみたいだ。
- 2025年3月6日太陽帆船中村森大切な本繰り返し読んでる何度も何度も読み返している。大切な人との別離はただの喪失ではなかった。“別れても会えなくなっても見えずとも一度出会えばずっと祝祭”だったんだ。 昨年、仕事をズル休みして海を見に行ったときに持って行って海を見せてあげました。
- 2025年3月6日眠れない夜のために千早茜,西淑積読中@ カネイリミュージアムショップ6
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