眠れない夜のために

83件の記録
- みー@mi_no_novel2025年4月28日読み終わったGW読書週間2025@ 電車GW読書週間四冊目。 篇を進めるたびに、じんわりと心が温まった。冷たい夜にそっと明かりを灯すような、優しい短編が詰まっていた。 短編が十篇と、クリエイター・西淑さんの素敵な挿絵の数々🌃 すべての短編が「眠れない夜は、」から始まり、それぞれ違う方向へストーリーが展開されていくのが面白かった。 特にお気に入りなのは、第一夜「空洞」、第三夜「水のいきもの」、第七夜「夜の王」、第九夜「寝息」。 クッキー缶が食べたくなったり、水中を悠々と泳ぐ姿を想像したり、わんこがかっこよかったり、つい大好きな人の寝顔を思い浮かべたり……。 心が温かい気持ちでいっぱいになって、何だか涙が溢れそうになった。
- 六月二十九日@micaname2025年4月23日読み終わった図書館本一夜一夜の物語は短くてサクッと読める。 でもサクッと読みたくなくて全部を大事に読みたい。 それぞれの眠れない夜に理由があって、全部の眠れない夜を肯定してくれる本だった。 自分も眠れない日が多々あったり夜中に何回も起きたり、なんて事があるけどちょっとお茶でも入れてみてもいいかもと思えた。 全部の眠れない大事な夜が尊くてちょっと泣いた。
- annamsmonde@annamsmonde2025年4月20日読み終わった眠れない夜についての短編小説10作品。 それが夜だから。というだけでロマンチックが加速していくようなワクワク。夜を特別に感じ、夜を好きになってしまう、夜の雰囲気漂う1冊。
- ロッタ@rotta_yomu2025年4月16日読み終わった音が聞こえて体温を感じる。 深夜のクッキーはさくさくとした歯触りがする。深夜の雨音は昼間のそれより大きく落ちる。深夜の犬は鳴いている。眠れない夜があったとして。小説の中の登場人物と同じように、スマホを握りしめいつまでも昔の知り合いの消息を辿ってみたことも、あてもなく深夜の住宅街をさまよったこともある。この本は深夜のわたしたちのための小説で、千早さんの文+西淑さんの絵は、わたしたちの眠れない夜の肯定をする。
- サヤ@sayaemon2025年3月19日読み終わった「大事なことは夜に起きる教」の信者を長年やっているので、正にこういう本が読みたかったの一言です 誰かの味方になってくれる、あたたかくて懐の深い夜のお話が多かったのは、眠る前や眠れない時に読んでほしいという狙い故なのかな
- 四月@oic_2025年3月13日読み終わった挿絵がどれも素敵。 それと同じくらい眠れない夜の物語も美しい。 昼間に読んだけれど、この本を開いてるときは 世界が夜になっている気がしていた。 わたしが眠れない夜もこんな風に物語になれば 焦ることもなくなるのだろうか。
- 救済@Kyusai_Yochi2025年3月9日読み始めた本屋さんで買った本。一章の「空洞」を読み終えたけど、静寂の中にある小さなクッキー缶という幸せのお話。バターの香りが漂ってきた。心地よくあたたかい本。少しずつ大切に読み進める。
- せん@sen_252025年2月23日読み終わった素敵なイラストと千早さんの言葉 明日が来るのが怖い日、なんだか眠れない日、高揚感が抜けなくて目を閉じれない日、、、 いろんな夜があるけど、眠れない日に心を癒して落ち着かせてくれる作品💫 わたしにとってお守りのような一冊です📚
- 紺@navyblue_books2025年2月20日読み終わった昼間に開いてみたけどしっくりこなくて、やっぱり夜のための本だった。 寝すぎなくらい眠れる人だけど、たまに来る嘘みたいに眠れない夜に、また繰り返し読もう。 千早さんのしんとした文章も、西淑さんの絵も、おとぎ話のようでもあり、とても好き。
- 松田茉莉@cotomato2025年1月31日買った読み終わった西淑さんの原画展を観に行った会場で手に取って良さそうだと思って購入。十の短編を紡いだものだけど、絵と話が絶妙なマリアージュで何度でも読み返したくなる。眠れない夜は私にもよく訪れるけれど、そんなときに手に取ってまた読みたいと思った。
- しおり@Kaffee58882025年1月24日読み終わった眠りたい夜の前に一章ずつ。 夜だけの静かな音、色。スマホは伏せて、もう後は眠るだけ、の時に少しずつ読み進めた10日間。 これは、眠れない夜のための子守唄だ。誰かの夜を覗いて、自分の夜に戻るためのルーティーン。自分だけじゃなくて、この世界には沢山の「眠れない夜」があるのなら、ちょっとだけ安心する。人の数だけ夜がある。なんだか漸く眠れる気がする。