言語の七番目の機能
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K@readskei2026年3月7日読み終わったロラン・バルトの交通事故死は実は謀殺だった! という設定で真相を追うミステリ小説。 デリダ、フーコー、ミッテラン。実在の人物の暗躍は綺羅、星のごとし。作中で展開する暴力的な論争や「自分が小説の登場人物ではなく生きている実感がほしい」といったメタ発言が燃料になり、読者は燃える。








伊藤裕満@Blow_the_Night2026年2月20日読み終わった小説とは何か、文学とは、言葉とは何か。 フィクションとノンフィクションの間に広がった広大な世界で、そのような問いに迫っていく。 主人公が、自分が小説の登場人物で、小説の中を生きているのか疑い始めるところは痺れた。
ワタナベサトシ@mizio_s2026年1月9日気になる買った読み終わった2026/3/4購入。 たまたま読んでいた別の本にとつぜんロラン・バルトの名前が登場して、気にかかっていたところで本書の帯(誰がロラン・バルトを殺したか?)が目に飛びこんできて、このタイミングを逃すわけにはいかないと即日読み始めた。ちなみに別の本とは、中島晴矢『断酒酒場』である。 ローラン・ビネの前作『HHhH』も本書も、読むのに骨が折れた。小説とはこう書かれて流れてゆくモノだろうというお約束がしばしば逸脱して、はぐらかされているかのような“放置された”状態になる。真面目に、誠実に、真剣に読むべきだと思って読書していると、苦労して読解している自分が馬鹿らしくなってくる。 記号論/記号学のことはまったく知らない。本書に登場する実在の人物たちは一部の小説家の名前を知っているくらいで、描写されていないキャラクターの背景などが思い描けるわけでもない。前提となる知識や事前の準備がなければ読み解けないような無力感がある。一方で、何も知らずにそれぞれの人物に先入観というか固定されたイメージを持ってしまったので、今後べつのところで出会ったら、実像を歪んだ形でとらえてしまうかもしれない。 言語が力を持つという主張や展開に、何か似たような話を読んだような気がして、読書中ずっと引っかかっていた。連想したのは國分功一郎『中動態の世界』、ジョージ・オーウェル『1984年』などだった。具体的にどこの何が関連しているというわけではない。言語が七番目の機能をもつという設定が、言語で言い表せないもどかしさを誘発したのだと思う。


















































