戦争は女の顔をしていない
103件の記録
- どの@kadon2026年10月1日第二次世界大戦に従軍した女性達の語ったことが、それぞれの語り方でそのまま記された本。 戦中だけでなく戦後のその人達の運命(従軍したことで逆に迫害されたり)がさらに辛い。どんな小説よりも胸糞悪くて読みたくなくなるけど、目を逸らしちゃいけないっていう謎の義務感から読み終えた。 世界中の人が20代までにこの本を読んだら確実に世界が変わるんだろうなと変な妄想などしちゃう
句読点@books_qutoten2026年9月18日読み終わった今月の一冊読書会に向けて読了。 かなり分厚くて、ひたすらにさまざまな人たちの証言が延々と続くという構成の本で、正直読むのにかなり苦労した。しかし最後の証言「ふと、生きていたいと熱烈に思った」を読んだ時に、その証言がそれまでの証言を全部繋げてくれるような感覚となった。 戦場での残酷な体験ばかり綴られていくのかと覚悟していたが、意外とそればかりでもなく、本当に些細な思い出とか、恋のこととか、服装のこととか、そうした思い出の証言も多かった。もちろん凄惨な証言も多い。想像してもしきれない。『いくさ世を生きて』を読んだ時も思ったけど、特に臭いとか音、振動などは本当にその場にいた者でなければわからないだろう。 最後まで読んでもどうしても理解できなかったのは、なぜ女性たちは自ら進んで危険な前線地帯に行きたいと志願したのかということ。「祖国のために血を捧げよ」的なプロパガンダがめちゃくちゃ効いていたからなのだろうか。その当時の教育や社会的な環境がわからないので想像するしかないが。男たちも女性たちはこんな危険な場所にいるべきではないと、彼女たちが前線に来ても追い返そうとしたり、志願を受け入れなかったりもしていたのが印象的だった。それでもそれを跳ね除けてまで、時には目を盗んでこっそり輸送列車に忍び込んだりまでして前線の激戦地に行こうとしたのはなぜだったのか。 そして戦争が終わってから、女性たちが受けた理不尽な差別に対しても理解できなかった。なぜそんなに人々は白い目で彼女たちのことを見たのだろうか。 「当時の社会状況ではそう考えて行動することが当然だった」と教科書的には理解できても、本当の意味では理解できない。 スターリンの全体主義体制がいかに恐ろしいものだったか、彼女たちの「献身的な証言」を読むことで逆説的にそれがかなり浮き彫りになるような気もする。大日本帝国ともかなり重なる。あの悪名高い「戦陣訓」と全く同じことがソ連でも行われていた。独ソ戦についてももっと知りたくなった。 それから兵士たちの証言よりも、パルチザンの人たちの証言の方がより残酷できつかったことも印象的だった。 アレクシエーヴィチの師匠であるアダモーヴィチの作品やそれを原作とした映画「炎628」はいつか覚悟して観なければと思う。 いろいろと心に残る証言が多くて、付箋を挟みながら読んでいたらかなりの数になってしまった。その部分だけでももう一度読み直そう。 『ボタン穴から見た戦争』や『チェルノブイリの祈り』も読みたい。



じがにめげれた@zigani_mezameta2026年8月2日読み終わった女性も戦場で男性と同じく戦っていたということすら知らなかった。女性目線の戦争の話は貴重で、前回読んだきけわだつみのこえとは違う感じ。もっと感情に迫っているというか?銃剣にスミレの花束をつけて怒られたって話が一番印象に残ってる。


からあげ@fried_chicken2026年7月14日読み終わった以前挫折して再読。今回は最後まで読めた。 日本の戦争体験談は基本的にむごい話ばかりなので、戦勝国ではそれらがタブーであるのを意識したことがなかった。(ソ連の場合は政治的な事情のほうが大きいのだと思うけれど。) この本で読む限り被害があまりにも大きく、勝ったというより負けたことにはなってない、という感じ。ウクライナをバッファーとすることに固執する理由が分かる。
ゆん@papilio2026年3月10日かつて読んだまたいつか女性が前線にも出ていたこと、レイプされたこと、戦争においての女性たちの記憶はなぜかなかったこと、透明にされがちだけどちゃんと記録をするべき。 ただ、辛かった 戦争は男のものではないのになぜ女は影に隠れてしまうのか 今日ロシアからの爆撃で家が壊され奇跡的に無事だったピアノを最後に弾く動画を見た。 僕は毎日起きて、好きな時にピアノを弾いている もう、あの人はいつ弾けるかもわからないのに。 それでこの本を読んでいたのを思い出した。 戦争で起きた一つ一つの事実を、悲しさを、怒りを、ないことにしないで、全部忘れないで。
美甘樹々@jujuMikamo2026年1月29日積読今年こそ読む積読本2026100分で名著で沼野恭子先生が講師で取り扱われたときに買って以来ずっと積んでいる。あれはたしか2021年? 最近暗いニュースばかりで不安が募る日々だが、平和を維持するためにはひとりひとりの小さな努力が大事。わたしが戦争について真剣に考えることは、世界を少し平和に近づけることである。
うえの@uen02025年6月28日読み終わった映画「戦争と女の顔」と小説「同志少女よ、敵を撃て」を経て、このドキュメンタリー小説に辿り着いた。女性から見た戦争が描かれることの少なさ。 女性が前戦で戦っていたということにも驚いたけど、その時代のプロパガンダの恐ろしさを垣間見た気がした。そして戦後のメンタルケアが行き届いてはいないのだなということも。それは日本も同じだだたんだろうと思う。 善悪ってなんなんだろうな。 理想家だと言われようが、現実が見えてないと言われようが、「戦争反対」と言い続けられる側でありたい。 印象に残った言葉---------- 戦争は女の顔をしていない わたしはただ録音し、書き取っているだけではない…話を集め、苦悩のおかげでちっぽけな人間が大きくなるときの心の道筋をたどろうとしている。 大きな内容を秘めたちっぽけな人たちを探している 苦しみ抜いた人は人間より自由になる、自分にしか従わないでいいのだから、と以前は思っていた。その人自身の記憶がその人を守ってくれる、と。だががならずしもそうではないらしい。苦しみを知ったというそのことは決して触れることのない予備として、あるいは多層の鉱石にまじっている金粉のように別個に存在するらしい。長い時間をかけてありふれた岩を磨きだし、一緒に日常の雑事の積み重なった中を掘り返すと、ついにそれが光を放ち、価値を持つ! 男たちは戦争に勝ち、英雄になり、理想の花婿となった。でも女たちに向けられる眼は全く違っていた。私たちの勝利は取り上げられてしまったの。〈普通の女の幸せ〉とかいうものにこっそりすり替えられてしまった。 忘れちゃいません、何一つ。でと、捕虜を殴れなかった。相手が全く無防備だという理由だけでも。こういうことは一人一人が判断したこと、そしてそれは大事なことだったの。 あたしたちと別れていく時にゃ、振り返ってあたしたちを、あたしたちの小屋を見ておくれ。他人行儀に一度だけじゃなくて、身内がやるように二回だよ。それだけで、他には何もいらないよ、ただ振り返ってくれりゃあ…


きなこ@kinaco_mochi22025年6月12日読み終わった女だから戦闘には簡単に連れて行ってもらえないし、女だから終戦後守ってもらえない 「同志少女よ、敵を撃て」の世界が現実にあったと思うとゾッとする 兵士として見られない、非戦闘員だった女からは侮辱され、敵国の女たちが自国の男たちに犯されるのを目撃する こういう証言ってめちゃくちゃ貴重 集めたところで2年も出版できなかったとなると余計 国の勝敗がどうとか、歴史の流れ的にどうとかも大事やけど、実際人間として知りたいし知っておくべきなのは、こういう一人一人の経験だと思う これぐらいミニマムな記録が必要 小説の記憶が新しいうちに読めてよかった- おおしま@_carino_2025年6月9日子供に関わるところと拷問、そしてレイプのところは読んでてかなりきつかった 女性が兵士として戦争に行くことは、日本ではなかったけれど、それがあった世界も存在して、かつ想像を絶するほど残酷だったということを初めて知った 国のために共産党のために働いたのに戦後それを隠さないといけないとか、家族のこととか、女性ゆえの辛さが浮き彫りにされていた
白水もめん@nono_200008142025年4月6日買った恥ずかしいけれど、やっとこの歳になって"戦争"というテーマに少し目を向けられるようになったので、生きているうちには必ず読みたいと思い買った本。
itshin@it_shine2025年3月6日漫画でこの本を知ったけれど、漫画よりも文章で読みたいと思って購入。 日本では女性は戦争には従軍していないと思うけれど、当時のロシアは違っていた。 戦争は絶対に反対。- 村崎@mrskntk2022年4月17日戦争に心から反対しています、こうやって生活している自分を申し訳なく思うときもあるけれど、そんなふうにすごす時間こそ意味がない、できることは知ろうとすること、考えることだと思います(自分の生活や心を大切にしながら)。




























































































