もののはずみ (白水Uブックス/堀江敏幸コレクション)

41件の記録
なかやま@asheepinthewell2026年10月7日読み終わった読みながら、これほど美しい蒐集ではないが自分も「物」が好きで集めたりもしていたのに、気がつけばそういうことから遠くなってしまったことに気づく。「物」への執着がなくなるのはいいことかもしれないけれど、例えば、本にはさまっている栞の片面しか見ていなくて、裏にはかわいい写真(本編に登場するオブジェのトリミング)が使われていることには、たまたま裏返ったときに初めて気づくような、物への鈍さに驚くことになる...








-ゞ-@bunkobonsuki2026年10月5日断捨離が流行る世の中で、「最近役目を終えたモノ」をどう扱うか。売るか捨てるかのどちらかだと思うが、本書では第三の道を提示する。 手元に置く。 たったそれだけ。 それでいいと思えるのは、著者のモノに対する説得と愛好ゆえであろう。モノに求められる実用性が幾分損なわれていたとしても、愛嬌ゆえに生き延びたっていいではないか。 著者のモノに対する向き合い方は、ペットに近いのかもしれない。競馬で走れなくなった馬を、それでも世話するようなもので、無機物にも愛を覚えるのだ。
幸緒@kons_03202026年9月3日読み終わったネタバレ?になるから引用は控えるが「測鉛を下ろすことーーUブックス版あとがきにかえて」の「『もののはずみ』とは〜」の一文がよかった。わたしも「もの」に執着があるほうだけれど、執着や蒐集とはまたべつの「もの」との豊かな交感が書かれていた

小野 妹子歩@imokov2026年9月1日買った読み始めた作者が主としてフランスの蚤の市や古道具屋で出会った「もの」たちについてのエッセイ。片岡義男の解説付き。白水Uブックスは新書サイズだが、クリーム色の紙やしおりも凝っていて、この本自体が、一層素敵な佇まいで好感が持てる。










































