あかるい花束

39件の記録
- cao@monac2025年4月2日読み終わった第一歌集がとても良かったので。 こんなふうに、たとえさみしい時でも、軽やかに生きたいと思った。 すごく懐かしい気持ちになった。20代初めくらいのかんじ。
- 藤間あわい@awai_moji2025年3月16日読み終わったへたくそなハンドサインを読み解くよ 来世で、きみは、枇杷に、なりたい? 岡本真帆さんの短歌は、生活に根付いていて好きだ。生活の中で生まれた短歌は親しみやすさがあり、ときにユーモラスでくすっと笑える、唯一無二の温度を纏っていると思う。 上で挙げた歌が、『あかるい花束』の中で私は一番好きだ。目を細めて真剣に読み取っている様子やその時のテンポが伝わってきて、情景がぱっと浮かぶリズミカルな歌でいいなと思う。 『水上バス浅草行き』も読み返したくなった。
- ひとしお@hitoshio_shio2024年6月19日読み終わった紫陽花が映る水路は美しく手放したから抱きしめられる /岡本真帆『あかるい花束』 やわらかい風にやさしく撫でられているような感覚になる歌たちでした。
- 白川みどり@midorishi_2024年3月27日かつて読んだ読了後の清々しさ。私はやっぱり岡本真帆さんの短歌が好きだ。なんの濁りもなくそう思わせる強さが、一首一首にある。水面にキラキラと反射する光のような短歌たち。あかるく瑞々しくて、胸をぎゅうと掴まれるような。もっと近くでその光を見たくて、それこそ小走りするように、頁をめくる。次の瞬間には忘れてしまいそうな、たったそれだけのことを、岡本さんはまっすぐな眼差しで捉え、まっすぐな31文字の言葉で、光に変える。この歌集に触れている間、わたしは柔らかくけれど鮮烈な光に照らされているような心地がした。