わたしもナグネだから
62件の記録
白玉庵@shfttg2026年10月8日読んでる平易な文でぐんぐん読める。もちろん内容は濃い。 p120の「在日」の説明、こんなに簡潔かつ行き届いた成り立ちの説明を読んだことがない。在日特権とか本当に訳の分からないことを言っている人たちに総ルビをふって20ポイントくらいで印刷して、「こういう背景を踏まえたうえで、なんで差別して国に帰れというのか、400字以内で書いてわたしに教えてくれませんか」と言いたいよ。いや、めんどくさくて対話したくないんだけどさ。











白玉庵@shfttg2026年10月8日読み終わったあっと言う間に読み終えてしまった。読むのは早かったが、それぞれは濃厚で、自分がこれまでに朝鮮/韓国についてあちこちで齧ってきたことがここで一度集結して、またここを起点としてあちこちに散らばっていくような感触。 出てきた全員が世界と直接結びついている感じ…海外で活動している日本人の話とはなんだかちょっと違うダイナミズムがあるように思った。うまく言えないけど。20世紀前半に海外にいった日本人たちとは少し共通点があるかもしれない。 いくつかのインタビューは、『別れる決心』と繋がるものがあるような、これもまたうまく言えない。あの映画は一回しかみていなくて、核心も掴めていないし。 参考文献が手に入りやすいものが多く、ここからのいい手掛かりになりそう。












白玉庵@shfttg2026年10月7日読み始めた地元図書館になくてリクエストしたら、はるばる都立図書館からきてくれた。広尾しか知らなかったけど、西国分寺にもあるんだ。知らないことばかり。延長はできないので、最優先で読む。 最初が朝鮮戦争で村の半分が北朝鮮になってしまい、自身は勉強のためソウルにいたので戻れず国連軍の弾除け兵になる→知り合ったベルギー人の援助で奨学金を得てベルギーで高校・大学を卒業して医師になる→ベルギー国籍がないので働けずアフリカへ→NATO軍軍医としてドイツへ→ようやくベルギー国籍がとれてベルギーへ、というある意味で現代史そのものの人生を送った医師のはなし。こどもが養子として欧米にわたったのとはまた違っていて、そんな人がいたのかと驚いている。









埋没@mai_botsu2026年9月19日読み終わった69p 自らの鍛えられた肉体以外には何も持たなかった移民たち、彼ら自身がまさに「徒手空拳」だったのだ。 日本という島に閉じこもる自分が なんだか残念な気持ちになる… (もちろんそんな簡単な話ではないのだけれど)
もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年9月17日読み終わった読みはじめたら止まらなくなってしまいあっという間に読み終えてしまったがとても濃い内容で、何度も読みたくなる。 伊東さんが「ナグネ」として取材した故郷を離れて暮らしている人たちの来歴について、「自発的に」なのか「仕方なく」なのかという観点も重要だと思った(チャン・リュル監督のインタビュー) 参考文献に気になる本がたくさんある。 - - - - - - - - - - - - - - - - 9/19思い出し追記 どなたが言っていたか失念してしまったが、広島と長崎の被爆体験について日本が恒久的に発信していくことはすごく意味があると言っていた。 (ハン・ガンのノーベル文学賞、被団協のノーベル平和賞の流れだったかな?) 韓国では侵略者だった日本が被害者意識を増幅させていると非難する人たちもいるようだが、侵略の限りをつくした国がどんな攻撃を受けたかまでをセットにして語りつぐことで反戦のメッセージになるとのこと。 為政者たちの行いで報いを受けるのは弱い者たちだということなのかな?









JUMPEI AMANO@Amanong22026年3月7日まだ読んでる@ カフェ「釜山のロシア人街」読み終わる。読みやすいのに本当に記述が濃い。「高麗人」の歴史。最後にもちらっと言及されているが、ウクライナ戦争にも思いを馳せざるを得ない。デイリー・コリア・フォーカス2月11日号「ロシア・ウクライナ戦争の狭間で苦しむ『高麗人』たち」も改めて参照したい。



JUMPEI AMANO@Amanong22026年3月7日読み終わった@ 自宅「民主主義のために、私たちは自由に生きる」、「おわりに」読み終わる。引用はしないけど、本編の最終段落は、今読むとまさに嵐の中の灯台のように思える文章。 絶望的な闇の中でも目を凝らし、備えること。希望を見失わないこと。自由に隣人と交流しつづけること。登場するひとりひとりのように、したたかな一冊。 〈世界は前進しているのか、後退しているのか、時々わからなくなるけれど、「百年単位で歴史を区切ってみれば、世界は後退したことがない」(ソン・アラム)という言葉は、日韓関係についてはそのとおりだと思う。百年前(一九二五年)に比べたらもちろんのこと、五十年前(一九七五年)に比べても、私たちの関係性は自由であり、フェアである。〉(234頁) 〈「すべて不幸は誰も予測していないときに突然やってくるものだ」〉(235頁)



JUMPEI AMANO@Amanong22026年3月7日まだ読んでる@ 電車通院の行き帰りに「赤い牌楼はいつできたのか?」、「『幸福の国』を探す」を読み終わる。 〈日韓の友情はいつの時代も重要だった。これからも隣国で暮らす人々とはそうやって共に進むのだと思う。〉(208頁) (日韓にかぎらず)市政の人々が努めてそうあろうとしても、指先一つで、画面から、空から、一瞬で台無しにされてしまうことが多すぎて悲しくなる...

JUMPEI AMANO@Amanong22026年3月6日まだ読んでる就寝前読書お風呂読書@ 自宅「わたしもナグネだから」、「国境の島の梨畑」読み終わる。本当に貴重で豊かな語りの数々...ひとりの人間のなかに眠っている歴史。

JUMPEI AMANO@Amanong22026年3月3日まだ読んでる就寝前読書@ 自宅「徒手空拳のコリアン・ファイター」読み終わる。移民の時代。歴史の壮絶さと、たくましく生きたひとりの人間のパワフルさとユーモアを噛み締める。滋味深すぎる、マスター・マスター・リー。


JUMPEI AMANO@Amanong22026年3月1日読み始めた就寝前読書@ 自宅〈ナグネとは自嘲的に使われる言葉だ。たどり着けないことの情けなさと、残してきた者たちへの申し訳なさ、でもまだ歩き続けている自分への愛しさ。〉(5頁) 気分転換に読み始める。「はじめに」と最初の一篇「放浪の医師」を読む。 これは部分的に引用するのが無理なタイプの本。ちゃんと丸ごと受け取らないといけない。とても貴重で、とても大事なお話を差し出されている。ありがたい。









Sanae@sanaemizushima2026年2月18日読み終わった胸にジンとくる。大切な一冊になった。 伊東順子さんの著書は初めて読んだのだが、お人柄が素敵で他の本も読んでみたい。インタビューでお話を引き出すのもお人柄だと思うし、考え方が個人的にとても励まされた。 そして、次の旅のきっかけやアイデアもいただいた! キャンドル革命、尹大統領の戒厳令へのデモの勇敢な韓国人の姿をわたしはとても尊敬している。 民主化を自らの手で勝ち取った韓国の人は強い。 それとは対照的に、アメリカから民主主義を与えられわたしたちは、、、みたいなコンプレックスがどうもわたしにはあるみたいなのだ。 「第二次大戦後、アジアで曲がりなりにも民主主義的な制度を許されたのは日本だけだった。たとえ米占領軍から与えられたものだとしても、それが不完全な民主主義だったとしても(そもそも民主主義に完成形はなく、いつだって途上にある)、私たちには言論の自由と表現の自由があった。」(p232) この言論と表現の自由で、日本にも市民運動を頑張って他者のために闘う人がいた(いる)ことを伊東さんの本からたくさん教えてもらった。自己卑下している場合ではなく、前を向かないと、と思わせてくれた。 「今、アジアの民主主義にとって日韓の役割はとても重要だと思う。そうだ、私たちはアジアの民主主義のベースキャンプを作ろう。キムさんとそんな話をした。」 Bad Bunnyのショーで南北アメリカ大陸が一丸となった瞬間に圧倒され、世界を見渡したときに、隣国とのこういう関係ってすごく大事なんじゃないかと思った。 わたしの住むアジアにはミャンマー、タイとカンボジア問題、韓国も朝鮮の南北問題がずっとある。そして中国のこともある。 ベースキャンプかぁ、いいな!と思った。 「私たちの関係性は自由であり、フェアである」(p234) 「民主主義を守るために(デモや集会も大事だけど)それぞれの場所でできることをやる」(p238) などなど。励まされる言葉がいっぱいだった。 韓国との関係には良書が多いので、これからもいろいろ読んで考えていく。









こばこ@chek_honda2026年2月15日読み終わった韓国にルーツを持つ人々の人生を追ったノンフィクション。 順番通りではなく興味がある章から読んでいったが、読み終わってみるとすべてのひとの人生に興味が湧いてくる。 歴史や国によって翻弄される個人がそれでも生きていた、生きていこうとする姿が、やわらかい風が吹きぬけていくような爽やかな筆致で記されており、いつまでも読んでいたいと思わせる本だった。






- 糸太@itota-tboyt52026年2月15日読み終わった韓国の人々の生きざまを介することで、見知った近現代史がより立体的に立ち上がってくる感覚がした。日本人として学校で学んだ知識だけでは、いかに世界を捉えるのに不充分かを思い知らされる。 北朝鮮、ロシア、中国、そして米国。隣国であるだけに取りまく環境は日本と似ているが、それぞれの国との関わり具合は随分と違う。もちろん地理的要因もあるだろう。でも決定的に異なるのは、やむを得ず移動せざるを得なかった人々の数なのかもしれない。そんな同胞の存在が、国境という前提を無意識に拡張していく。 コロナへの対応の違いにも、はっとさせられる。水際対策を加速させた我が国に対して、韓国は「国境を閉じることはしなかった。日本以上に厳しい監視と行動規制をしながらも、人々の移動は止めない。それが韓国政府のポリシーであり、背景には「誇りある七〇〇万人海外同胞」の存在がある」と、伊東さんは指摘している。 そしてこの感覚は、いま現在と地続きなのだ。登場する人物たちの魅力的な語りに、私自身の足元を照らし出してもらえた気がしている。



ヒナタ@hinata6251412025年12月30日読み終わった激動の母国を離れ海外で生きることを選んだ、もしくはそうせざるを得なかった韓国人たちへのインタビューを母体としたエッセイ。インタビュイーたちの波瀾万丈な人生に惹かれると同時に、それを語らせた伊東さんもすごいなと思う。 対馬に四三事件の被害者の遺体がたくさん流れ着いていたという話は初めて知った。 〈一九八〇年代、世界中で強権政治に反対する運動が起きていた。その中で韓国や台湾のように民主化を実現させた国もあれば、ミャンマーや中国のように民主化の夢が踏みにじられた国もあった。弾圧から逃れた人たちの一部は日本に、また民主化後の韓国にもやってきた。 第二次世界大戦後、アジアで曲がりなりにも民主主義的な制度を許されたのは日本だけだった。たとえ米占領軍から与えられたものだとしても、それが不完全な民主主義だったとしても(そもそも民主主義に完成形はなく、いつだって途上にある)、私たちには言論と表現の自由があった。そこに韓国も加わった。 今、アジアの民主主義にとって日韓の役割はとても重要だと思う。そうだ、私たちはアジアの民主主義のベースキャンプを作ろう。キムさんとそんな話をした。〉 これを読んで、日本の民主主義は日本に住む人だけのものではないんだな、と目が覚めるような気がした。日本はアジアの他国に対しては侵略したという負の歴史があるけれど、戦後は自分の政府も他の国も軍事政権の批判することのできる言論の自由を手に入れたし、軍事政権下で弾圧され国外に脱出せざるをえなかった韓国や中国やミャンマーの人びとを受け止めてきた歴史がある。そういうことを積み重ねてきたことには自信を持っていいはずだし、そういう歴史がもっとフューチャーされたらいいんじゃないかなと思った。
































