日本遠国紀行
42件の記録
白玉庵@shfttg2026年4月24日読み終わった好きツイッターでよくみる人だ、と思って『火山の下』の箸休めのつもりで読み始めたらめちゃくちゃ重厚なルポルタージュだった。 北海道の消えゆく町から始まり、道祖神、死者婚、イタコ、隠れキリシタン、祇園坊主、十津川の果無で終わる。すべてもう風前の灯、まさに「消えゆくものを探す旅」であるが、決してオカルト的な興味本位な視点ではなく、著者の真摯な心持ちがよく伝わってくる。だから「地元の人」が話してくれるのだと思う。 私は北海道でも都市部に住んでいたので、冬季の雪の生活への影響は比較的軽減されていたとは思うのだが、それでも雪のない土地で暮らしていた人たちとの圧倒的な感覚の違いというのは、折に触れて感じる。この本の中でも結構な頻度で言及されており、北の民に特におすすめです。1日8時間しかしない仕事ですらものの考え方に影響を与えるのだから、24時間365日晒され続ける風土は、人間の在り方を絶対的に支配する。









にゃも蜜柑@g5tWb8q42026年4月9日読み終わった内容・文章量ともに一つの章だけでも重厚で、じっくり腰を据えて読みたい本。 自分の地元が登場する第3章「死者の婚姻」と第4章「最後のイタコに会いに行く」が特に感慨深く読めた。 第3章では、「雪国は生まれただけで損をする」という著者の思いに共感できたし、第4章では、曖昧にしか知らなかったイタコさんの実情を知ることができ、本当に良かった。 取り扱うテーマの歴史的な背景や詳細など、個人的には文章に加えて挿絵や写真、図解等がもっとあるとより理解できたかも。
どうでしょう@doudesyou2026年3月3日著者のTwitterが好きで読んだ。日本には知らないことが多くあるし、いずれ消えてしまうものもあるだろう。だから、「消えゆくもの」を探して保存しようとする著者の姿勢に感動する。果無集落というのは名前が素敵

- みやかわ@miya_kawa2025年12月30日買ったちょっと開いた紀伊山地の奥の過疎集落にルーツを持つので、写真を見ただけで涙が出た 著者の、失われゆくものに対する視線の優しさ、切実なかなしみとくやしさを感じた気がする






























