メルキー
@dogandbook
- 2026年2月15日
- 2026年2月13日
- 2026年2月12日
これがそうなのか永井玲衣読み始めた@ 自宅p.18から始まる「推し」についてを読んで思った。直近の選挙に対するムーブを見て、頼むから選挙に推し活を持ち込むな、と心の底から思っていたが、もはや推し活にするなっていないのでは?と。アイドルなどの推し活においては、少なからず推しのことを知ろうとしたり、成長を見守るという過程を踏んでいる場合が多いと思うが、先日の衆院選における推し活は、本人の背景や思想、政策について理解するというプロセスを経ているとは思えない。それがどんなに危ういことか。 --- 踏みしめられるように言葉は古びていく。錆びついていく。 ↑ ほんとーーーーに、ほんとうにそう。SNSはもはや言葉の投げ合い。 わたしたちの国には、まだ戦場はない。だが、人間を動物だと思ってしまうことは、ひとつの戦争のかたちである。戦争はもうある。そこにある。すぐそばにある。 文章を書く上で大事なことは、まず、余計なことをいわない、ということ。次に、紋切型の言葉をつきくずすことだと思う。(鶴見俊輔『文章心得帖』) はせがわくんなんか、の章にて、この本の一つ前に読んでいた『まとまらない言葉を生きる』の荒井裕樹さんが引用されていた。同じ詩の引用もあった。 別の著者の本がつながって一気に解像度が高まるのも読書の好きなところだ。 対話で最も核心的なことは、共に座るということだ。考えが合わなくても、居心地の悪さを感じながら、とにかくいっしょには座っている。 きくことによって、言葉が生まれる。隠し持っているものを引き出そうとすることもあれば、言葉が生まれてからようやく意味がわかることもある。 忘れたくないと願うことと、忘れても大丈夫だと思えることは、両立する。 インターネット上の掲示板に並ぶ「そんなもんだ」という言葉に凝縮された無力感と、変革への試みに対する冷笑が、現に目の前にあふことに、これがそうなのかとおどろく。 でも、複雑で多様だと感じる現実に対して「そんなものだ」と心から信じなくてすんだ。それはやはり、文芸のおかげだと思う。 - 2026年2月11日
まとまらない言葉を生きる荒井裕樹エッセイ読み終わった読んでよかった-2026@ 自宅これは、読んだ方が良いなあ。 この本で取り上げられている出来事について知ろうとする人、考える人が増えれば良いのに。 初版が出たのは2021年とそう昔のことでもないはずなのに、そこからたった5年でとんでもないフェーズにまで日本は来てしまったと感じる。 ここに書かれていることに他人事でいられる人は、今の日本にはほとんどいないのではないだろうか。 はっとさせられる瞬間が、表情が渋くなる瞬間が幾度となくあった。 前提、誰のことも傷つけないで生きることは不可能だと思っているが、自分が認識の有無に関わらず誰かのことを傷つけてしまう可能性があることを心に留めておくだけでも、発言する前に立ち止まれる。 取り上げられている出来事についてしっかり焦点を当てた上で当事者の言葉を引用するから、いわゆる「名言」みたいな一人歩きしている言葉じゃなくて、血の通った言葉に感じる。 特に、第十一話が素晴らしかった。 --- ムードというのは、マジョリティにとっては空気みたいなものだけれど、マイノリティにとっては檻みたいなもの。 心の病を治すという表現には慎重にならなければいけない。 心を病むって、その人の心が問題なのではなくて取り巻く周りの環境が問題なのでは? 環境や人間関係が病んでいて、それが立場の弱い人を通して噴出しているということもあるんじゃないのか? 「癒す」というのは、この「なんとか」「どうにか」「それでも」とつぶやくときの、そのつぶやきにこもった祈りに近い感覚だ。 「自己責任」という言葉が「人を孤立させる言葉」だとしたら、「人を孤立させない言葉」を探し、分かち合っていくことが必要だ。 ↑ 分かち合うって、大事だよね。発信は、分かち合う手段。 - 2026年2月11日
- 2026年2月8日
グッド・フライト、グッド・ナイトマーク・ヴァンホーナッカー,岡本由香子気になる - 2026年2月8日
イヌはなぜ愛してくれるのかクライブ・ウィン,梅田智世気になる - 2026年2月6日
三体ワン・チャイ,光吉さくら,劉慈欣,大森望,立原透耶読み終わった小説読んでよかった-2026@ 自宅開始60ページでもう面白い。こんだけページ数ある本だと最初はダレがちで乗ってくるまで忍耐が必要なことも多いけど、これは全く不要。 --- おーーもしろかったなーー!!! プロヘイ、星を継ぐものの2作品しか読んだことなかったSF小説初心者でもすらすら読める文体!専門用語とか難しい理論のお話はしっかりたくさんあったけど、そこが障壁にならずに楽しく読めたのは翻訳者さんのおかげだな。 Ⅱも早く読みたい。 政治的、社会的なメッセージもあり、自民党が圧勝したこれからの日本に起こりうるかもしれない出来事と重なった。そういう意味でも意義のある作品だと思う。 最終章の警官のムシケラのセリフはとても良い。後世に語り継ぐべき思考。 - 2026年1月31日
星を継ぐもの【新版】ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿読み終わった小説@ 自宅(先月、文庫版で記録したのにそちらの写真が謎の写真に変わってしまって見た目が嫌なので、こちらに再投稿) SFブームが来たので王道にSF名作と言われる本作品を読んだ。5部作ということで、また壮大な世界に足を踏み入れてしまった。 最後のハントの説明の部分、ミステリー小説の最後の謎解きパートだった。 - 2026年1月27日
- 2026年1月23日
- 2026年1月21日
センスの哲学千葉雅也エッセイ読み終わった読んでよかった-2026@ 自宅ちょっと、面白すぎた。 早くも2026年、読んでよかった入りを果たした。 --- 「地頭」「センス」などの、努力ではどうしようもない部分を指している排他的に聞こえる言葉を警戒している著者。 センス、教養など、SNSで気軽に使われる言葉。そういった言葉を、丁寧に噛み砕いていってくれる。 リズムという視点を持ってみると、日常のあるゆる場面に発見できる。 ・ずーっと長時間読書をぶっ通しでやるのではなく、間に洗い物や洗濯などの家事を挟む ・毎朝食べるもの、やることが決まっているいわゆるルーティンが続くとそれを壊したくなる(別の刺激がほしいくなる) はじめに ・「人をより自由にしてくれるようなセンスを、楽しみながら育てることが可能である」という言葉から、これから読むことは信頼できるなと思えた。 本来自分を自由にするために読書をしたり知識を得たりするものであって、知識の有無や読書量などで他人をジャッジするためのものではないという姿勢に立ち返らせてくれる。自分が持つもので他人をジャッジしようとした瞬間、自分自身が不自由になっているということは忘れずにいたい。 第一章 ・センスが悪い=不十分な再現性。再現しようとして足りていないからセンスの悪さになってしまうが、上手く再現しようとすることをやめて自分基準にシフトすればそもそもの土俵が変わる。 ・センスがない、ではなく、センスに無自覚、という表現。再現志向から降りることでセンスに自覚的になれる。 第三章 ・物語におけるサスペンス=意図的に作られたストレス ・コーヒーをハンドドリップで入れること=コーヒーを淹れる時間をサスペンスにしている、のエピソードがとても面白かった。目的達成を遅延して、その途中を楽しんでいること。 第四章 ・「日常のささいなことを、ただ言葉にするが、芸術制作の始まり」 エッセイってまさに日常のリズムをよく観察しないと書けないものだよな。 第五章 ・パターン認識が生活の安定性を支えている。予測誤差=外れも、よくある「外れパターン」として処理すれば、そんなにショックを受けないで済む。 ・習慣と、リズムの遊び(外れの経験)。遊び=不確定性への対処←ひまりんでも述べられていたような 第六章 ・何かをやるときには、実力がまだ足りないことに注目するのではなく、手持ちの技術と偶然性で何ができるかと考える。規範通りのレベルの高さに執着すると有限な人生が終わってしまう。人生の途中において、不完全な技術と偶然性が合わさって生じるものを、自分にできるものとして信じる。 第七章 ・不安を解消するにはまず行動する(森田療法)は、意味からリズムへの移行にもなる。 第八章 ・オリジナリティとは、その人がどのように典型的なものと関係を持ち、また距離をとってきたか。 ・バランスがとれた良い人というだけでは魅力に欠ける。欠陥や破綻がある人にこそ惹きつけられる。←昔から思っていた、悲しさや寂しさを内包している人に惹かれるのはこういうことだったのかも おわりに ・精神的にしっかりするとは、根拠づけられた思考ができるようになると共に、ものごとに対し、良かれ悪しかれ鈍感になるイコール慣れること。世界には複数の人間がいて、全員が納得する解はありえないということがわかると、精神も耐性を持つようになる。 - 2026年1月17日
虚弱に生きる絶対に終電を逃さない女エッセイ読み終わった@ 自宅すごいな、こんなに誠実に自分に向き合えるなんて。虚弱であることに必要以上に物語性を付与したりせず、ただそこにあるように書いている。 体育が嫌いなの一緒! 同じ大学、学部で年齢も一年違いなので、確実に同じ時期に同じ場所に通っていたことになる、、 「だから私は、暫定的に「虚弱」という言葉を使って、この本を書くことを選んだ。」 暫定するって生きる上で大事なこと。暫定でいいんだよね、進むためには。 - 2026年1月16日
- 2026年1月16日
ふつうの人が小説家として生活していくには津村記久子気になる - 2026年1月16日
- 2026年1月16日
傷を愛せるか 増補新版宮地尚子エッセイ読み終わった@ 自宅「傷は傷である。美しい傷など、実際にはまずありえない。傷は痛い。」 この本を買った時のことを覚えている。心が暗くなる出来事があった翌日の、会社帰りのJR品川駅改札内の書店で、タイトルに惹きつけられて買った。(直接的すぎて少し恥ずかしいけども。) だけど不思議なことにすぐに読み始めることはなく、結局半年以上経ってから読んだ。 多分、購入した直後は私にとっての傷がまだ出来てから新しすぎて、この本を読むことで自分の傷に真っ向から向き合わないといけない気がしたからなんだろうな。当時はただ辛くて直視しないようにするのに必死だったから。 そこに傷があることを認識しながらも、なるべく見ないように触れないようにした。そうすると、少しずつ少しずつ慣れていく。遠くからなら見れるようになっていく。そんなタイミングで読むことができた。 傷は消えないけど、包帯を巻いてあげたり、遠くから眺めたりすることで上手く付き合っていくことはできるものだなと思った。 偶然にも、この次に読んだ森博嗣さんの『イデアの影』にも、まさに、ということが書いてあった。 「辛いことがあったときには、時間的にも、地理的にも、そこから離れることが効果的です。時間は自由になりませんが、距離を取ることはできます」 - 2026年1月14日
中央駅キム・ヘジン,生田美保読み終わった小説@ 自宅数年前に、感情ごとに選ぶ中身の分からない選書サービスを使って注文した中に入っていた作品。ずーっと積読棚にいましたが、このままじゃいつまで経っても読まないと思い何日かかけて読了。読み始めて数十ページは、あまり自分に合わず本棚整理のタイミングで手放すかもなーと思ったが、読み終わる頃にはその気持ちに迷いが生じる位には引き込まれた。 - 2026年1月9日
- 2026年1月2日
読み込み中...