メルキー
@dogandbook
- 2026年5月5日
富士日記(上)武田百合子気になる - 2026年5月1日
日記をつけて何になる?蟹の親子エッセイ読み終わった蟹の親子さんと言う人は、のんて優しい人なのだろう。書かれている内容から考えられる思想だけでなく、言葉の選び方、文章の紡ぎ方ひとつとっても、どうかこれを読んだ人が傷つきませんように、という細やかな配慮が伺える。 そして、日記をさまざまな角度から語っていて、特にやめることに対する肯定的な考え方が素晴らしかった。 これは、日記のことだけに限らず、色々な人に勇気を与える本だと思う。 昔から日記を始めては続かないということをなん度も繰り返してきた。繰り返してきたのは、やっぱり日記を続けることに憧れがあるから。 開始数ページで「この本を手に取るくらいですから、きっとみなさんは後者に近い繰り返す人じゃないかなと思います」とあり、見事に当てられてしまった。 --- 日記を読む姿勢として「書いてあること以外のことは受け取らない」というのは、いかなる場面においても大切なこと。 「大切なのは、決めつけないこと、差し出された言葉の重みを素直に受け取ること」 「一過性のブームの終わりは、実はより本格的な、文化的変化の始まりを予感させます。」 ブームが終わることで文化になるというの、すごく良い。 「やめることも一つの選択。状況が変わった、関心が移ったなどで営みをやめることは自然な変化の一部。変化が起きているのに受け入れず無理に続けることの方が不自然。」 「残すことは過去の自分とのつながりを、再会の可能性を保つこと。手放すことは、過去から自由になること。」 「デジタル環境ではアルゴリズムによって届けられる。日記はそうした分類を拒む。日常で他者と察する時も、相手が何を言うかどんな感情を抱いているかを完全に予測することはできない。それでもその不確実性を受け入れながら関係を築いていく。 日記を読む時のゾーニングができないという体験は、人と人が向き合う時の根本的な状況と似ている。 著者の予期しない感情の爆発や、突然の悲しみに触れた時も、想定外として退けるのではなく、この人に、この出来事が、起きたとただ受け止める。」 - 2026年4月30日
ろうそくを吹き消す瞬間松井玲奈エッセイ読み終わった松井玲奈さんはアイドル時代しか知らなかったが、こんなに素敵な言葉選びをする方なんだと驚き、また好きな著者さんを知れたことを嬉しく思う。 クロテッドクリームがどうしても食べたい!スコーンと言わずとも、パンにつけて頬張りたい。 読み手にこういう強い欲求や高まる気持ちを与えられる表現ってやっぱり魅力的だなと思う。 - 2026年4月13日
エッセイ読み終わったたんたんと書いてるけど、実際めちゃくちゃ大変だよね!?とか、めちゃくちゃ悩んだよね!?と思うことばかり。特に対子供、犬となると、自分を責めたり泣いてしまうことも多かったんじゃないかというエピソードも。(それもたんたんと書かれている) なんか、そのたんたん加減がクセになる。 子供達は絶対評価をしているのか?出し抜いてやろうと言う心理からの選択なのか?という話はとても興味深かった。 自分が何か物事を決めたり選んだりする時、自分のシンプルな欲求によるものか、他者からの評価を気にしてのものなのかという視点で考えたことはなかったから。 母としては、その子が本当に欲しいと思うもの、したいと思うことを選んで欲しいよね。すごく葛藤があったんだろうな。 多頭飼い、いいなあ。まだ一匹もお迎えしてないけど、犬との暮らしを早くしたい欲が止まらないな。 巻末のヤマト記は、自分の体験も思い出したりして、涙。 - 2026年4月9日
あなたはなぜ雑談が苦手なのか桜林直子読み終わった新書タイトルから想像される、いわゆるビジネス本によくあるようなハウツー本ではない。 自分と他人との向き合い方についての学びの宝庫。 自分の欲をしるためには他者が必要という視点。 ・誰かに相談するといろんな雑味が削がれる。本人は意味がないと思っていたり、前後の関係ない部分にこそ大事なものが詰まっている。 ・ひとりひとつのプールは、他人と自分を分ける境界線になる。混ぜたり、踏み込んだり、入り込まれるのを防ぐことができる。 ・嫌な出来事があったときに、傷つけられたとするか、傷ついたとするか。 ・雑談に価値があるのは、いろんな色のグラデーションや、曖昧さやカラフルさにこそ個性がでるから。 ・過去を編集しとらえ直す。走りながら落としてきた種が、時間が経って芽を出し花を咲かせていた。過去を振り返りとらえ直すのは、来た道を辿り、その花を集めながら花束にするような作業だった。 (↑なんて素敵な表現なのだろう) ・どう聞くかに相手をどう扱うつもりなのかが表れる。 ・雑貨というやくにたたず意味のないように思われることに時間を使うのは、人間にしかできないこと。 (↑私は意味のないことをしている時間に幸せを感じる。私にとって生きるとは、意味のないことをすること。) ・環境に影響されてついたクセは、新しくいい環境に身を置けばクセを上書きできる。 - 2026年4月3日
- 2026年3月25日
- 2026年3月19日
自分思考山口絵理子読んでるはじめに ・プラトンの「思考とは〜〜」の文章。失敗にも多く行き当たりながら、必ずしも結論に至る物ではない。」 第一章 ・行動がもたらしてくれるのはアクションだけでなく新しい価値観、新しい悩み、葛藤などすべてが動いた代償として自分に与えられる。 ・悩んで自分で出した答えだからこそ、つらいときもその答えを歩いていることが大きな支え ・他人との比較だと自分自身のよさや信念哲学があやふやになってしまいブレる。自分を評価できるのは自分だけ。何を選んでも批判はある。 第二章 ・自分が大切にしている何かに対して、それを守るほど成長できていない自分に対して悔しい - 2026年3月13日
明日、あたらしい歌をうたう角田光代読み終わった小説こんな話に胸打たれる感性がまだ私には残っていたんだな。 一番新しい輪郭がはっきり見え出した経験は、人生に意味なんてない、という言葉を聞いた時だけど、両立するかな。 劣等感を覚える相手の二人にもそれぞれくらいかものはあふのだろうけど、そこを主題とした話を書かないのが良かった。それを書いてしまったら、人は誰にでもその人の地獄があるんだよという説教じみたものになってしまう気もする。 - 2026年3月13日
- 2026年3月6日
なぜ人は締め切りを守れないのか難波優輝読み終わった第2章 ・あなたの代わりはいくらでもいる。けれど、あなたを守れるのはあなただけである。 →そうそう。私にハングリー精神がないのは、自分の代わりはいくらでもいるという事実が嫌じゃないんだなと思った。 - 2026年3月3日
明日、あたらしい歌をうたう角田光代気になる - 2026年2月27日
- 2026年2月22日
- 2026年2月22日
- 2026年2月19日
- 2026年2月15日
- 2026年2月15日
- 2026年2月13日
- 2026年2月12日
これがそうなのか永井玲衣エッセイ読み終わった読んでよかった-2026@ 自宅p.18から始まる「推し」についてを読んで思った。直近のあ選挙に対するムーブを見て、頼むから選挙に推し活を持ち込むな、と心の底から思っていたが、もはや推し活にするなっていないのでは?と。アイドルなどの推し活においては、少なからず推しのことを知ろうとしたり、成長を見守るという過程を踏んでいる場合が多いと思うが、先日の衆院選における推し活は、本人の背景や思想、政策について理解するというプロセスを経ているとは思えない。それがどんなに危ういことか。 --- 踏みしめられるように言葉は古びていく。錆びついていく。 ↑ ほんとーーーーに、ほんとうにそう。SNSはもはや言葉の投げ合い。 わたしたちの国には、まだ戦場はない。だが、人間を動物だと思ってしまうことは、ひとつの戦争のかたちである。戦争はもうある。そこにある。すぐそばにある。 文章を書く上で大事なことは、まず、余計なことをいわない、ということ。次に、紋切型の言葉をつきくずすことだと思う。(鶴見俊輔『文章心得帖』) はせがわくんなんか、の章にて、この本の一つ前に読んでいた『まとまらない言葉を生きる』の荒井裕樹さんが引用されていた。同じ詩の引用もあった。 別の著者の本がつながって一気に解像度が高まるのも読書の好きなところだ。 対話で最も核心的なことは、共に座るということだ。考えが合わなくても、居心地の悪さを感じながら、とにかくいっしょには座っている。 きくことによって、言葉が生まれる。隠し持っているものを引き出そうとすることもあれば、言葉が生まれてからようやく意味がわかることもある。 忘れたくないと願うことと、忘れても大丈夫だと思えることは、両立する。 インターネット上の掲示板に並ぶ「そんなもんだ」という言葉に凝縮された無力感と、変革への試みに対する冷笑が、現に目の前にあふことに、これがそうなのかとおどろく。 でも、複雑で多様だと感じる現実に対して「そんなものだ」と心から信じなくてすんだ。それはやはり、文芸のおかげだと思う。
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