

おみ
@moonriver___
いままでとさいきんを、のんびりとてきとうに。
- 2026年9月13日
はーばーらいと吉本ばなな読み終わった吉本ばななは夏が合うと思う。いままで読んだ作品たちは二人だけの世界だったりともに生きていこうとする姿勢を強く感じてたけど、これはなんだか自分の力で立って前に進んで生きていってほしいと言われてるようだった。宗教二世の苦しみというか信仰について考えることが増えた昨今、「人は集団になるとうまくいかないものなんだね。」というセリフになんともいえない気持ちになる。あとがきの“人が人にしてあげれることはそんなに多くない、しかしそれをすることはとても大切なことだ。”という一節に彼女らしさを感じた。 やはり情景の描写については吉本ばななが一番好き。澄んでいて空気が綺麗な場所が多い気がする。今年は夏が少し早く終わりそうだから、その前に積んでる本を読んでいきたい。 「でもまだ、私はどうしようもなく私だよ。これを奪えるものは、この世にないんだ。神様さえも奪えない。」
- 2026年9月12日
白いしるし西加奈子オールタイムベスト読み終わったかつて読んだ再読先日のAesopのイベントでブックエクスチェンジをして手に入れた本。 コメントを頼りに選んだらまさかの好きな本で、運命を感じて再読。本を開いたら清らかな植物の香りがついていて何度も鼻を寄せてしまった。たまらない気持ちになった。 主人公の夏目が恋に落ちる瞬間の描写が好き。抑えれない気持ちが手から身体からどんどん溢れていくようで。まじまの絵を見たときの描写も好き。自分が初めてモネの絵を見たときのあの感情が言語化されたみたいで嬉しくなる。 登場するひとたちが歪な愛を抱えていて、楽しいだけが恋愛ではないという誰かのコメントに深く頷く。こんなにも誰かを好きになってみたいと思う。何度読んでも、まじまの描いた絵を見てみたいし、わたしも自分の白いしるしを見つけたくなる。 気がつけばわたしは夏目と同じ年齢になっていた。たったひとときでも誰かに強く惹かれる感覚を味わいたい。いまからいけますかね。 「赤が嫌いなときに見る赤と、赤が大好きなときにみる赤は、全然違って見えるけど、赤そのものは、ずっと赤なんです。赤であり続けるだけ。」
- 2026年9月12日
犬のかたちをしているもの高瀬隼子気になる - 2026年9月12日
夏を喪くす原田マハ気になる - 2026年9月9日
この夏の星を見る辻村深月気になる - 2026年9月5日
- 2026年9月2日
- 2026年8月11日
容疑者Xの献身東野圭吾読み終わったかつて読んだ訃報を受け、読まなくてはと思い。 舞台が地元で、映画の撮影を横目に通学していたことが懐かしい。 もうこの命を絶ってしまおうとしてたときに花岡母娘と出会った描写が綺麗で苦しかった。ラストシーン、石神抱いたであろうさまざまな感情が溢れ出ていて読後少し放心してしまった。 つい数時間前に人を好きになることについて話していたので、愛情について考えてしまった。誰かを好きになることが原動力になるということ、自分にはそれが足りてないということ。いつか自分もわかるときがくるのか。 “これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。”
- 2026年7月28日
容疑者Xの献身東野圭吾気になる - 2026年7月11日
美しき愚かものたちのタブロー原田マハ買った - 2026年7月11日
乳と卵川上未映子買った - 2026年7月11日
N・P吉本ばなな買った - 2026年7月1日
ここは退屈迎えに来て山内マリコ気になる - 2026年6月27日
すべて真夜中の恋人たち (講談社文庫)川上未映子読み終わったかつて読んだ雨の日の飯田橋、作中に出てくるショパンの子守唄を聴きながら読了。 登場人物みんなひと癖あって個々に感情移入はできないけれど、繊細ながらも異性に惹かれていく様子がなんだかとても良かった。川上未映子作品は初めて読んだけど、表現が綺麗で読み進めやすかった。あまりにもフィクションすぎるだろうと思ったけれど、でももしかしたら誰かの日常の一部を切り取って読んでるだけなのかもとか思ったら読書がいつもより楽しくなる気がする。すべてを捧げてもいいと思ったひとの住所さえも知らなかったことに気づいたときのシーン、すきなひとのことならすべて知りたい自分の性格とすこし重なった。光について話すシーンがあるのが良かった好みだった。 「忙しくなってくると青山に骨董通りがほんとに存在してるのかどうか不安になるのよね」ってセリフにちょっと笑ってしまった。 「悲しいもうれしいも、自分のものじゃなくてどこかの誰かがいつか感じただけのもので、わたしたちはそれをなぞってるだけにすぎないのよ。」ってセリフにわたしのこの感情も誰かのなにかの引用なのかなと思ったりしたけど、いままで出会ってきた人やものの重なりが自分を構成してると思ったらこれはこれでいいのかと思ったり。恋愛も友情も自分の選択でさえ正解はないから、いまに身を任せるしかないんだよな。いろんなことを考えてしまうな。 “真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う”
- 2026年6月14日
人生ベストテン角田光代買った - 2026年6月13日
新訳 サロメオスカー・ワイルド,河合祥一郎読み終わったかつて読んだ原田マハのサロメを読んでから二ヶ月ほど経ち、本当のサロメはいったいどんな話なのかと気になって購入後即読了。 男性同性愛のモチーフを感じ取れるほどの教養は持ち合わせてはいないし、いまは英語版を読むほどの気合いもないのだけれど、それでもあの時代にこの過激な話を世の中へ放ったのは素直に驚く。 翻訳家によってどうしても表現が変わってしまうことが、外国文学の難しいところだと思うけれどこの翻訳とわたしの解釈は一致している気がするので良い。ビアズリーの挿絵も仄暗くて作品の雰囲気に合っている。ほかの翻訳家のも気になる。 本書内のサロメと原田マハのサロメ内のビアズリーの純粋さが重なる気がしてそれがなんだか良かった。 「おまえの唇は苦い味がした。血の味かしら?……でも、恋の味かも。恋は苦い味がするっていうから……でも、どうでもいいわ。どうでもいい。おまえの口にキスしたんだもの、ヨカナーン。おまえの口にキスしたの。」
- 2026年6月13日
- 2026年6月10日
蜜蜂と遠雷恩田陸気になる - 2026年6月6日
人生ベストテン角田光代気になる - 2026年6月6日
アイネクライネナハトムジーク伊坂幸太郎読み終わったかつて読んだ何年も前に、僕とあなたの関係みたいな話があるからとすすめられた本。久しぶりに読み返した。 小さな奇跡の重なりと各ストーリーが少しずつ繋がっていく様子が疲れた心を解してくれるような感覚にしてくれる。軽いのになんだか軸がしっかりしていて読んでいて心地が良い。連作短編の良さに気づいた。わたしは特にアイネクライネが好き。 とにもかくにも、悩みや現状を伝えたら曲のワンフレーズを流してくれる斉藤和義がわたしの家の近くにもいてほしい。切実に。 解説の「人間関係のそれぞれから少しずつ価値観や勇気をもらい、自分が持ち得た繋がりの全部を使って、人は何かを選ぶ。」に共感。この本をすすめてくれた彼との糸が切れてしまったこともある意味自分の選択なのだけど、それでもたまにふと思い出してしまうのはこの物語と彼がくれた大切な言葉が自分を支えてくれているからだなと思う。 「いいか、後になって、『あの時、あそこにいたのが彼女で本当に良かった』って幸運に感謝できるようなのが、一番幸せなんだよ」
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