

obama
@obamabooks
断片的な備忘録。ノンフィクションと海外文学、エッセイをよく読みます
- 2025年11月24日
- 2025年11月22日
ミーツ・ザ・ワールド金原ひとみ読み終わった@ カフェ映画観たさに、まずは原作に手を伸ばした。 他者と関わり合うこと。分かり合うことだけが正解ではないこと。存在と祝福と祈り。何度も読み返していくんだと思う ーーそうじゃなくてもいい、もうどこにいなくても、ライがすでにこの世から消えてても、この私の手からデータが発信されること自体が祈りで、その祈りはライのためでも私のためでもなく何者のためでもない、この世に存在する全ての分かり合えないもの同士の関係への祈りなんだ、と頭の中で続ける。(P.287) - 2025年11月21日
自然のものはただ育つイーユン・リー,篠森ゆりこ読んでる@ 自宅 - 2025年11月3日
ニューヨーク精神科医の人間図書館ナ・ジョンホ,米津篤八読み終わった@ 自宅〝ニューヨーク精神科医〟の枕詞にちょっとは堅さもあるのかと思っていたら、実在する人間図書館に通底させた筆者自身の経験と出会い、考えの変化をやさしく紹介してて(やわらかい翻訳で)よい意味でラフに読み進められた。 専門家だろうと人間は完璧ではなくて、他者の靴を履こうとする努力がいるーー。 後半では自殺を「極端な選択」と報道する隣国韓国の事情や国の予防政策に触れる中で、自殺念慮などの理由を「生きづらさ」と書かずに「選択すらない」としていたのがよかったなぁと思った。 - 2025年10月24日
感情労働の未来恩蔵絢子読み始めた@ 自宅 - 2025年10月17日
オーラル・ヒストリー入門佐藤信読みたい - 2025年10月16日
- 2025年10月15日
- 2025年10月13日
誰がために医師はいる松本俊彦読み終わったWEBみすずの続連載を読んでるので、こちらも手に取った。職業人がエッセイを書ける強みが詰まってる ーー曰く、「次回の診察予約をとること自体に治療的な意味があり、予約の有無こそが生ける人と死せる人とを隔てるものなのだ」と。(p.112) - 2025年10月12日
人はなぜ自分を殺すのかクリスティアン・リュック,久山葉子読み始めた目当ての本たちを買いにいったら陳列されてて、手に取った一冊。「読みやすい」って表現がにがてだけれど、新書なのに訳本だから人文書ぽい読みやすさがある。すいすい読んじゃう。こういう出合いが書店の醍醐味 - 2025年10月11日
トピーカ・スクールベン・ラーナー,川野太郎読みたい - 2025年10月9日
- 2025年9月27日
- 2025年9月23日
遺された者たちへマッテオ・B・ビアンキ,関口英子読み終わった@ 自宅2025年マイベストかもしれない『遺された者たちへ』。本屋で手に取った自分の幸福に感謝したい。美しい和訳だからこそ痛みが苦しみが鋭くて、時に吐き気をこらえながらも「僕」が示してくれる足跡に最後までつづくことができた。書いてくれてありがとうの気持ちでいっぱい - 2025年9月20日
痛いところから見えるもの頭木弘樹読み終わった@ 自宅ーー文学的表現というのは、ただの気取りではなく、〝言語化〟できないことを〝言語化〟するためにひねりだされた、苦肉の策なのだ。血のにじむ果実なのだ。(P.316) - 2025年9月10日
読み終わった@ 自宅読書するとその作品の参考文献をメモして、どんどん読みたいこと知りたいことが増えるけど、これはどかんと増えちゃった。ひ〜(うれしい悲鳴) ふいに始めたランニング。ひとり黙々と走る時間はまるでセラピーだなと楽しくなり、せっかくならとあくまでログとして記録をSNS投稿し始めたら、昔の知り合いたちと新たにラン仲間としての交流が生まれた。それを機にSNSのひとつをラン専用に。相互フォロワーが増え、アルゴリズムで当然ラン投稿ばかり流れてくるようになった結果、もっと走らなきゃ!この記録だと投稿できない!なんて柄にもなく感じ出しちゃって走らない日が増えた経験を思い出した。 あれは趣味が趣味じゃなくなった瞬間だったのかも 後半読み砕けない点があったから適宜読み返していきたい。時間が掛かる、その冒険を楽しんでいきたい あとエヴァンゲリオンを見てみたくなりました - 2025年9月7日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった@ 自宅カーーーーーーーッ! 2025年に生きるみんな読んで。そうSNSに投稿することすら悔しいけど、最高でしたもう最高でした。 新聞連載小説ならではの時事性があり、差し込まれる小泉進次郎構文とかについクスッと。それも悔しい。推し活経験はないし、LINEのオプチャやTwitterとも距離を置いてるけど、そんなの関係なしにスマホを手にネットの海を漂うひとたちみんなに読んでほしい。仕事柄、深夜に電話やLINEしてくるおじさんの友人たちにもぜひ読んでほしい。そして感想が聞きたい。 物語をキーワードに難波優輝さんとか、作品に今っぽさ(いつ作られたかを読み手にあえて意識させる)を盛り込む点でYaffleさんとの対談も読みたいなぁ なんというか、同世代で、同時期を生きる作家の作品って〝いま〟読む面白さがギュッと詰まってる。こんなにも面白いんだなぁほかの作品もちゃんと読んでみよう - 2025年8月31日
悲しき虎ネージュ・シンノ,飛幡祐規読みたい - 2025年7月27日
死ぬまで生きる日記土門蘭読み終わった@ 自宅タイトルにギョッとしつつ、あまりにSNSで見かけるので以前購入していた一冊。読むカウンセリング本と言い換えられそうと思いながら、少しずつ読み進めた。 こんなにも自分の感情や行動、出来事を言語化できる方でも身動きが取れずどうにかしたいと思うのだから、人間ってままならないし言葉とは一体何だとも思う。でも書くことで作者は瞬きの慰めや救い、なにより生を得ているわけで。 生々しさとは裏腹に、淡々としたやさしさに触れた心地。 - 2025年6月26日
メメンとモリヨシタケシンスケ読み終わった@ 自宅枕元に置いておきたい一冊。 メメントモリの言葉にはじめて触れたのはシェイクスピア作品だった気がする。おまじないのような音とその訳、解釈にうんうん考えてあれこれお喋りしたような。メメンとモリ。ヨシタケさんのやわらかい世界に包まれて、じぶんではすっかり忘れてた心の奥深い場所のやわらかさと温かさを思い出させてくれた
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