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42件の記録
- nekomurice@nekomurice1232025年8月6日読み終わった引きこもり気味の私には、著者のフットワークがとても軽くてうらやましい。人生は何度もやり直せると仰っていて、確かにそう考えると初めの一歩は軽くなり色々挑戦出来そう。「表題作」「2匹の猫」「向田邦子を追いかけて」「病と恋と最後の読書」「未完成な人生に花束を」が好きでした。
- ハム@unia2025年7月16日読み終わった〈誰かの日常はただの日常ではなく、自分の世界や喜びを広げたり、気持ちを整理してくれる存在となった。〉 読書は人生のショートカットなんて言葉を思い出した。 何気ない日常を描いたエッセイであっても自分とは異なる人の人生を追体験したり、意外な視点が垣間見えたり、共感したかと思えば全然共感できないことに触れそんな感覚もあるのかと思ったり。 〈未完成な人生に花束を〉 良いフレーズ。 付け入る隙のない完璧な人生ではなく、未完成だからこそ残されたものたちは閉じなかった生の痕跡を見つけてその人と共に生きていく手がかりを握りしめる。 言葉にされることですごく腑に落ちる。 20時間ピアノを弾き続けるイベントのエピソード、すごい。 一般的な感覚だとなんでそんなこと?って思うよね。でもそういうのが大事で、そういうのを大切にする感覚がこのエッセイのなかにはごろごろしてた気がする。
- 読むjnko@jnkoyomu2025年7月7日読み始めた読んでる目次をひらいて、気になったタイトルのものから何編かを読み始めたあとに、あっ「はじめに」を読むのを忘れていた、と戻った。「はじめに」だけで、この文を読めてよかったと思った箇所があった。