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52件の記録
- mayu@yatsu_books2025年10月7日読み終わった@ 自宅家族を巡る身近なエピソードから、いきなり舞台が世界の辺境へ飛んだり、聞いたこともない民族の話になったりで、タイトルや装幀などで想像される内容からも、読み始めの印象から、いつのまにか全然違うところに連れて行かれ、夢中になったままあっという間に読み終わってしまった。 生涯で一番という位に愛し続けている本が何冊も紹介されているのだけど、そのエピソードがまた秀逸で、本好きとしてはたまらない。 まったく真似はできないけど、川内さんの考え方が大好きだなぁ-と、静かに元気をもらえる一冊でした。
- 橋本亮二@hashi_shi2025年9月20日読んでる旅の記憶。幼少期の記憶。家族、友人、すれ違った人。いつも本がそばにある。街並み。風。苦い食前酒。ある章で、目頭が熱くなり、涙がにじんだ。ただ文字が並んでいるだけなのに、いつも感情を強くやわらかに揺らされる。
- miki@mikis2025年9月8日読み終わった◉《I君と出会って18年が経った。読書好きの男の人にそれまで会ったことがなかった。いま私たちはたくさんの本に囲まれて一緒に暮らし、お互いの本は本棚の中で混ざり合っている。四分の一ほどはふたりとも読んだ本、四分の一が積読、残りの四分の一ずつが、私か彼しか読まない本である》 こんな幸せある? そんなパートナーと出会えたら人生大成功です。
- ひいらぎ櫂@shaki31222025年9月7日読み終わった図書館どの文章も読みやすく面白い。 フットワークの軽さを尊敬する。 年々重くなる尻を叩かれた気になる。 子どもが寝てる間に読了。 ファンタジーテニス。
- nekomurice@nekomurice1232025年8月6日読み終わった引きこもり気味の私には、著者のフットワークがとても軽くてうらやましい。人生は何度もやり直せると仰っていて、確かにそう考えると初めの一歩は軽くなり色々挑戦出来そう。「表題作」「2匹の猫」「向田邦子を追いかけて」「病と恋と最後の読書」「未完成な人生に花束を」が好きでした。
- ハム@unia2025年7月16日読み終わった〈誰かの日常はただの日常ではなく、自分の世界や喜びを広げたり、気持ちを整理してくれる存在となった。〉 読書は人生のショートカットなんて言葉を思い出した。 何気ない日常を描いたエッセイであっても自分とは異なる人の人生を追体験したり、意外な視点が垣間見えたり、共感したかと思えば全然共感できないことに触れそんな感覚もあるのかと思ったり。 〈未完成な人生に花束を〉 良いフレーズ。 付け入る隙のない完璧な人生ではなく、未完成だからこそ残されたものたちは閉じなかった生の痕跡を見つけてその人と共に生きていく手がかりを握りしめる。 言葉にされることですごく腑に落ちる。 20時間ピアノを弾き続けるイベントのエピソード、すごい。 一般的な感覚だとなんでそんなこと?って思うよね。でもそういうのが大事で、そういうのを大切にする感覚がこのエッセイのなかにはごろごろしてた気がする。
- 読むjnko@jnkoyomu2025年7月7日読み始めた読んでる目次をひらいて、気になったタイトルのものから何編かを読み始めたあとに、あっ「はじめに」を読むのを忘れていた、と戻った。「はじめに」だけで、この文を読めてよかったと思った箇所があった。