ぼくの死体をよろしくたのむ
71件の記録
まめご@mmg_862026年2月8日読み終わったリニューアル前の雑誌「クウネル」が大好きで、毎号まず開くのは「江國香織姉妹の往復書簡」と川上弘美の短編小説のページだった。 江國姉妹の往復書簡は結局単行本にはならなかったけれど(今でも未練たらしく本にならないかなと思っている)、川上弘美の短編小説はその後3冊の本になり、文庫で揃えている。 その3冊は例えるなら、郊外を流れる大きな川の川っぺりを、よく晴れた休日にひとりでのんびりと散歩しているような気持ちよさがある。 川っぺりにはそれぞれ好きなように過ごす人たちがいて、それを眺めながらゆっくりと歩いている、そんな読み心地。 『ぼくの死体をよろしくたのむ』はそこから少し時間が経ってからの短編集で、それぞれのお話の味わい深さは変わらないものの、先の3冊とは少し雰囲気が変わったように感じた。 これは川というより、山の中の静かな湖のようだ。 しんと静まって人けがあまり感じられない、木々を抜けた先に突然開ける穏やかな水面。 単に私が年齢を重ねて感じ方が変わっただけなのか、それとも先の3冊よりもほんの少しだけ死の気配が強いお話があるからだろうか。 どちらにせよ読み終わった後の静かな満足感は相変わらずで、長編もいいけれど川上弘美の短編、好きだなあと思う。 「クウネル」の頃にいくつかあった、修三ちゃんとアン子のお話、それから小さい人が出てくるお話がここにもあったことが、とても嬉しかった。









とろん@toron05032026年1月20日読み終わった川上弘美の短編集。『水声』あたりまではリアルタイムに追えていたのだけど、なぜか近年ぜんぜん手に取れておらず…どれも10ページくらいなのに、世界観の広がりがすごい、というか…。 好きだったのは『なくしたものは』、『ルル秋桜』、『二百十日』…『二百十日』の作中でその時候について直接出てきてはいない。でもそういえば川上弘美は別の短編集のセリフのなかでも「もうすぐ二百十日だね」というセリフが出てくるので、好きな時候(俳句をされているので季語?)なのかもしれない。 『廊下』は読んでいると謎に涙が出てくる。淡々と女性の半生とその折々の不思議な出来事が綴られていて、それも、10ページ弱の話なのに…改めて川上弘美好きだなと実感した。
- 曖昧@imy_2026年1月9日読み終わったタイトルと表紙が気になって、初めて川上弘美さんの本を手に取りました。ちょっぴり不思議な18の短篇は、どれも読みやすくて、スゥーっとからだに、心に入ってくるようなものばかり。なんというか、元気がないときにも読みたいと思う物語かも…?
あまみ@amami_books2025年9月3日読み終わった解説にもあるように、生と死、現実と非現実の間を軽々と飛び越えていく物語たちだった。 死者も生きているような息遣いで話すし、生者はあの世とこの世の区別もつかないまま行進していく。 そこに置かれた小道具や舞台装置も強い輝きを放っていた。 わたしもわたしの死体をよろしくしてくれそうな人を探さなくては…。




こもる@lost2025年7月12日読み終わったやっぱり良かった。 SFというジャンルになるのだろうか、また別のカテゴリなのだろうか……? でも少し不思議であることは間違いないと思う。 犬のたましいはいい匂いがする。 表題作も好き。あとラクダ。


おもち@omochi____s2025年2月25日読み終わった非現実のようで現実味も感じる、生も死も描かれているどこか不思議な気持ちになる短編集。解説で三村さんが描かれてるように「思考的デトックス効果」が感じられる。 正直あんまり刺さらないかなと思いつつもサクッと読了したし読後感もよかった。
Chihiro@chiii_no02025年2月23日読み終わった好きな話 •憎い二人 •ぼくの死体をよろしく頼む •いいラクダを得る •土曜日には映画を見に 「強い気持ちで死にたいと思う」 明るい死、ナチュラルな死 死にたいと思う気持ちは暗く悲しいものだけではない気がする

























































