なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない

29件の記録
- よあけ@mogumogu2025年8月24日読み終わった東畑先生の著作をきちんと読んだのは「野の医者は笑う」が初めてだったのだけど、なんだか突き抜けてて普通のテンションじゃない感じで、あれはあれで面白くて好きだった。 今回はカウンセリングというのはどんなものなのか、事例付きで一般に向けてわかりやすく書いてある。本当にカウンセリングを利用しなくとも、心の健康のために取り入れやすい箴言が散りばめられている感じ。 9月に新作「カウンセリングとは何か」が控えていて、力作だそうなので楽しみ。
- 読書猫@bookcat2025年8月21日読み終わった(本文抜粋) “中堅とは、心と社会が深くつながっていることを知る時期だと思うのです。” “僕らの人生を真っ二つにすると、「働くこと」と「愛すること」が現れる。” “「愛すること」は飲み込まれやすく、「働くこと」はお金とばかり結びつきやすい。僕らは今、人生がシンプルになりやすい社会で生きている。” “ナイショのつながりとは、傷つけあう関係性のことです。 そこでは二人の間に摩擦が起きて、傷つけあうことが起こります。だけど、摩擦とは研磨でもあります。ナイショをめぐる傷つけあいは、あなたを相手と一緒にいられる形へと研磨していく。” “スッキリが非自分を排泄して、自分らしさを回復させてくれるのに対して、モヤモヤは非自分を溶かして、自分の一部にしてくれる。それを世間では「成長」とか「成熟」と言うのでしょう。” “納得いかないこと、矛盾に満ちていること、絶対に許すことができないこと。つまり論理的思考では答えの出ないことを、時間がゆっくりと溶かしてくれる。” “悲しむことができたとき、僕らの心は以前よりも少しだけ、広く、深くなる。心に複雑なものを置いておけるだけのスペースができる。” “悲しみには豊かさがある。 そこには世界の複雑さと、他者の複雑さと、自分の複雑さのための余白がある。そういうものを実感できたとき、僕らはネガティブなことが起こり続ける人生というものを、それでも生きるに足るものだと思える。” “幸福とは何か。 複雑な現実をできるだけ複雑に生きることである。”
- Lusna@Estrella2025年8月11日読み終わった処方箋と補助線。6本の補助線を心に引いて、心の成熟と安定を追求する。不調な時でも開けばいい言葉を得られるくらい読みやすい。毎月最終土曜の尾崎世界観さんとのラジオを今月も楽しみにしてる。
- ただのまめ@tadano_mame2025年7月25日気になる読みたい詳細の最後の一言 ”自他を共に愛する力を取り戻す「読むセラピー」” に惹かれた。 臨床心理士さんが著者らしい。 Readsの感想見てるととても良さそう💭