死者の奢り・飼育
57件の記録
- レッチリ@oi090659108112026年6月15日読み終わった大江健三郎の初期作品6作が入っている。「飼育」は芥川賞を受賞した。 サルトルと実存主義に基づき、人間の存在のあり方について書いている。 「死者の奢り」「他人の足」では、人間を一つの物質的存在として捉え、その身体や生の意味について考察している。一方、「飼育」「人間の羊」「不意の唖」「戦いの今日」では、日本人と外国人という対立関係の中で、人間が他者とどのように向き合い、偏見や暴力、支配と被支配の関係をどのように生きるのかが描かれている。これらの作品を通して大江は、戦後社会における人間の孤独や不安、そして自由である、不自由であるとはどういうことかを追求している。
益田@msd2026年4月15日読み終わった『死者の奢り』と『他人の足』と『人間の羊』が好みだった 沈殿されたコーヒーの原液並に苦い雰囲気が常にまとわりついてる作品たちでこの年齢でこんな文章を書けるのかと感嘆した 閉塞感ある世界における異質なものと剥き出しの人間の醜さが描かれていて重く常に気味の悪い感じを体験できた こんなに気味悪いのに読む手が止まらないのが作家の文章の上手さを改めて実感させられる…
米谷隆佑@yoneryu_2026年1月12日読み終わった脂、空気、性と死と少年の成長。 おぼつかない心理状態で従属関係にヒビが入る様が、なんだか見ていて不憫である。しかし、この青年、子どもたちの生活が閉塞されてあることに、変化を促す兆しでもあることに気づくべきだ。外から異分子が入るだけで動揺し、自身との関係を納得する。そのすべての論理に無理はないのだが、予測されない言動に「恐るべき子ども」らしいと成長譚を見る。
うみぶどう@umibudou2024年2月18日読み終わったかつて読んだ「死者の奢り」「他人の足」も良かったけど「飼育」が飛び抜けてる。とにかく文章が圧倒的で一行一行が光り輝いて見えた。あまりにも素晴らしいので読み終えてしばらく呆然としてしまった。










































