8月の本

49件の記録
- あんず@anzuzuzuu2025年9月9日読み終わった@ 自宅8月終わってしまったが読み終えた。 やはり太宰が異彩を放っている…おもしろい。太宰の文章はリズム感が良すぎる。 個人的には『ネムロド』も好きだった。「犬が可愛い」ということをこんな多様な表現ができるなんて。自分にはできないからすごい勉強になった。 戦争とかお盆の話多いかなと思っていたけど、どちらかと言うと切なめの話が多かったような。
- いな@hozumiina2025年9月5日読み終わった8月も過ぎて幾日か、旧盆のぽっかりと暇な時間に半分ほど残っていたのを読み終わる。生の輝きも死の影も濃い。8月に逝った人のことばかり思う。夏が終わった気がする。
- みやちゃん@reads-miyachan2025年9月5日読み終わった『北国の夏の夜明けは静かである。人のいない研究所は透明な空気の中に沈んでいる。音も無く、動きも無い、この夏の夜明けの一時は、すべての物が水底に沈んだように、薄水色の光を帯びている。』 八月三日の夢ー中谷宇吉郎
- Anna福@reads--2503092025年9月3日読み終わった8月は、日本人にとって特別な月だったのだろう。生者と死者が静かに交差し、死者と共生する濃密な数日間。 今の酷暑とは違い、昔はお盆過ぎたら秋。夏の名残と秋の気配。 避暑地の漁村での初恋『驟雨』井上靖、敗戦後遺症か自己防衛かそれとも現代なら「キャンセル界隈」と揶揄されるか『トカトントン』太宰治。 郷愁を誘う『八月の星座」吉田絃二郎、昔の男は本当に…『鏡の中の月』宮本百合子、『ワインズバーグ、オハイオ』から『紙の玉』シャーウッド・アンダーソンなど、粒揃いのアンソロジー。 石井桃子『お盆』では、3歳頃の夏の記憶が沸き立ち胸いっぱい。 『9月の本』より好きかも。
- なかやま@asheepinthewell2025年8月3日読み終わった8月というのはさまざまなテーマが浮かび季節としても濃いし、それだけでなく個人的に好きな作家も多くて、おもしろい小説、エッセイが多い巻でした。宮本百合子の「鏡の中の月」は特に、読んでいるだけで不愉快な(当時は当たり前だったのなら、ひどい時代だ...)男をきっぱり拒絶する女が主人公でよかった。井上靖、吉田健一も、いいもの読んだ...という気持ちになれました。
- mayu@yatsu_books2025年7月31日読み終わった@ 自宅今回もとっても良かった。安定の須賀敦子さんから、初めて読む作家まで22人の短編、もしくは掌編。不思議な余韻を残す、久生十蘭の『白雪姫』が面白かったので、他も読んでみようかな!
- mayu@yatsu_books2025年7月27日買った読み始めた夏の花、百日紅(サルスベリ) 庭の百日紅はまだまだ先 泉鏡花は百日紅(ひゃくじつこう)と読んでる 本書では、そう読む方がしっくりくる