火山のふもとで(新潮文庫)

40件の記録
せた@setaseta192026年1月1日読み終わった「すべてが 美しい。」というコピーに惹かれて。 読んでよかった! 静謐でシンプル、でも突き放されているような感覚はなく、そっと触れてしっとり沈み込んでいく心地。 自分が求める豊かさがこういうものだったらいいな、と思った。 夏の家、飛鳥山教会、現代図書館、藤沢さんの農園…建物や土地の描写を三度四度繰り返しなぞりながら想像する、なんて贅沢な時間の使い方。 …というような、この本を読んでいる自分に酔っているな、という俗っぽい瞬間をたくさん自覚したけど、私が読書体験に求める一つはそれなんだろうな。


みやちゃん@reads-miyachan2025年12月9日読み終わった『ひとりでいられる自由というのは、これはゆるがせにできない大切なものだね。こどもにとっても同じことだ。本を読んでいるあいだは、ふだん属する社会や家族から離れて、本の世界に迎えられる。だから本を読むのは、孤独であって孤独でないんだ。子どもがそのことを自分で発見できたら、行きていくためのひとつのよりどころになる。』




hiroko@hiro__ys2025年8月29日読み終わったとっても好きだった。「すべてが美しい」という帯の言葉がまさに言い表している。ひとつひとつの文章が美しくて心地よくて、夏の穏やかな風が常に吹き抜けるようだった。夏に読むのが本当にぴったり!新潮文庫の品のある手触りで読めるってところもまた良い。
- 村雨菊@carameltomato2025年6月18日読み終わったかたち、色、音、肌触り、香り、味などあらゆる感覚を細部に渡って描写することで浮かび上がる世界。もはや読書セラピー。都合の良い美女二人の間で揺れる恋愛パートは苦手でした。
Lusna@Estrella2025年3月31日読み終わったアスプルンドの夏の家が物語の夏の家と重なる。図書館にいるかのような静謐な文体であるが、モーツァルト、バッハ、シューベルトなどの音楽に森の野鳥の囀りが混じるような華やかさがあった。































