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5yndr0m3
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@5yndr0m3
30代高卒会社員/ミステリー小説とビジネス書が好き/知らない世界や新しい知識に触れると心がときめきます/2025.5からの忘備録
  • 2026年6月24日
    ファイア・ドーム(下)
    上巻の続きが気になり、睡眠時間を削り一気に読破。 25年前の真実を追い求め、うわさに抗う大人たちに涙… 真実を明らかにすることにより、また新たなうさわが生まれ傷つくにも関わらず、事件の当事者として立ち上がる姿に心を打たれた。 一度広まったうわさを正すのは難しく、何よりうわさを広めた人たちは忘れているのが悲しい。その裏ではうわさにより、どれだけ傷ついた人がいるのか。 簡単にうわさを流すことができ、誰もがうわさの当事者になり得る時代だからこそ、読むべき一冊である。
  • 2026年6月19日
    ファイア・ドーム(上)
    うわさの恐ろしさを身をもって味わえる作品。 物語は25年前の誘拐殺人事件の被害者家族の子供が行方不明になる。 25年前の誘拐殺人事件では父親が犯人に依頼した、被害者の娘が交通事故の犯人であると言ったうわさが流され、被害者にもかかわらずうわさにより傷ついていた。そういったうわさにより被害者家族は周囲と疎遠になっていく。 子供が行方不明になった時には、心無いマスメディアにより事実が歪曲されて報道された。 現実にも同じようなことが起きており、SNSでうわさが事実のようになり、無関係の人まで傷つくことになっている。登場人物の誰もがうわさにより心を痛めている。特に担任の先生がネット記事やコメント欄を見たシーンは心臓を鷲掴みされたようだった。 うわさに傷ついた人の心理描写が緻密に描かれており、うわさの恐怖、やるせなさを追体験できる作品だ。
  • 2026年6月12日
    映画を早送りで観る人たち
    自分は映画やドラマは早送りで見ないけど、YouTubeは早送りで見たりする。 バラエティは等速で見るが、同じ時間でも多くの情報を得たいから、本やガジェットの紹介やビジネス系のチャンネルは早送りや10秒飛ばしで見ている。 ただ、映画やドラマ、バラエティは等速で見ている。 飛ばしたり早送りをすると理解が追いつかなかったり、重要なシーンを飛ばす可能性があるから。 本書の中で動きのないシーンを飛ばす人が多いとあった。 ただの風景のシーンであっても心が動かされるところがあるはず。 今まで見たことない、いつか行ってみたいと思わせる景色。 そういう場面を見逃したくないから早送りや10秒飛ばしはしたくない。 映画を早送りで観る人たちは、映画やドラマを心を動かされるものではなく、ただの情報としかとらえていないのではないか。 ・情弱と言われたくない ・知っておきたい ・時間を無駄にしたくない ・失敗したくない だから映画やドラマを早送りをするのではないか、鑑賞するものではなく、こなすものとして扱っているのではないか。 短い時間が最大限の成果を求められる時代においては、映画を早送りで観ることが理に適っている。 そのような時代であっても、映画やドラマを消費するのではなく、味わうものでありたい。
  • 2026年6月1日
    考察する若者たち
    『登録者数の多いYouTuber トップ10」を検索してみてほしい。 まぁHIKAKINだろう思い調べてたら、1位はHIKAKINではなかったし、HIKAKIN以外は知らなかった。 ほぼ毎日YouTubeを見ているはずなのに。 Spotifyの日本にランキングを見ても知らない曲ばかり。 いろんな動画や音楽に触れているつもりだったが、アルゴリズムにオススメされているものを選んでいるだけだった。 インターネットにより膨大な情報にアクセスできるのに、一部の情報にしか触れることができない。 そこには見えない壁があるように。 アルゴリズムにより管理されている世界では、そこから抜け出すのが難しい。 どうやって抜け出すのか? 大型書店やショッピングモールの全てのフロアを自分の足で回る。 興味が湧いた本を手に取ったり、お店に入ってみる。 そうすることでアルゴリズムの壁の外側に触れることができる。 アルゴリズムはやりたいことは「おすすめ」してくれないから
  • 2026年5月24日
    武道館
    武道館
    『イン・ザ・メガチャーチ』が推しを作る作品なら、『武道館』は推される側の作品。 人は常に選択を迫られているし、自分で選択をしなければならない。 そして、選択したことを正解にしなければならない。 10代のアイドルが悩みながらも選択し、正解にしていく姿に、もっと自分も選択したことを正解にする行動が足りていないと感じた。
  • 2026年5月19日
    青天
    青天
    高校アメフトを舞台として青春スポーツ小説。 ただアメフトの知識があるかで面白さが変わってくる。 アメフトの知識が全くないから、試合や練習の描写がイマイチ想像がつかなかった。 万人受けする小説ではなかったかな。
  • 2026年5月9日
    PRIZE-プライズー
    直木賞を取りたい作家とサポートする編集者の物語。 途中から読む手が止まらなかった。 どういう風に直木賞が選ばれるのか、売れてても直木賞を受賞しないのはなぜかがわかる。 今年の本屋大賞に選ばれてもいいぐらい面白い作品だった。
  • 2026年5月3日
    探偵小石は恋しない
    殺人事件を扱いたいけど依頼が来るのは不倫調査ばかりの探偵小石。 恋愛がらみの話が続くが、あることから物語が一変し読むのが止まらなくなった。 つっこみたいところはあるけど、そうきたかと思わせる展開、見事な伏線回収、続きが読みたくなる読了感。 続編があるなら早く読みたい。
  • 2026年4月13日
    渇愛
    渇愛
    少女がホストにハマり事件を起こす本を読むと、大抵は家庭環境が良くない。 特に父親との関係。 家に居場所がなく、同じような境遇の子が集まる歌舞伎町に流れ着く。 簡単に心を埋めてくれるホストにのめり込む。 果たして彼女は出所後、事件を起こさないのか 都合よく使われたりしないか心配である その鍵を握るのは母親だと思う。 出所までの約8年、どうか母親と関係を築いてほしい。
  • 2026年4月7日
    成瀬は都を駆け抜ける
    成瀬が大学生の物語。 難しい言葉がなく、普段本を読まない人でもスラスラと読めると思う。 特に京都に馴染みがある人にはイメージがしやすい。 大人になると気づく。 好きなことをしているだけで人が集まる人がいることを。 成瀬は計算とかではなく、まっすぐに進んでいる。 だから、人が集まるのかもしれない。 そういう人望がある人に憧れることもある。 自分はそういう人間にはなれないモブかもしれない。 ただモブにはモブの生き方がある。 他人と比べず嫉妬もしない。 成瀬の周りの人も比較や嫉妬をしない。 だから、成瀬と楽しそうに過ごしているように見える。 自分もそういう風に楽しく生きていたい。
  • 2026年3月29日
    地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団
    Netflixで『地面師たち』を観て興味が湧いたから読んだ。 珍しい犯罪かと思ったら、意外と数多く犯行が行われていた。 逮捕されないことが多いのも意外だった。
  • 2026年3月19日
    短篇七芒星 (講談社文庫)
    ろくでもない人間がいる。お前である。 で始まる代替が有名な短篇七芒星。 読んでみると、どの短編も書き出しが面白いんですよね。 ここからどう物語が始まるのだろうとワクワクします。 1つ30分ぐらいで読めるので、通勤時間などちょっと時間が空いたときに読むのにちょうど良かったです。 さっぱりとした読了感のある雷撃が好みでした。
  • 2026年2月28日
    時をかけるゆとり
    朝井リョウさんの文体が好きだ!特にちょっとイキった文章。 母や自転車の話も面白いけど、人生ゲームのようなエッセイが好き。 先生のペンが赤から黒に変わるとか小さい描写が上手だ。そんなところに注目したことはないし、数年後でも覚えているほど、朝井少年には衝撃的な体験だったんだろう。 自分にもあったはずの小さいころの体験を忘れずに覚えていたい。
  • 2026年2月11日
    〈私〉を取り戻す哲学
    なぜSNSを見続けるのか? 私が私のことを知らないから。何が好きで何に興味があるのか、私に目を向けていない。私に目を向けず、世界(SNS)に飛びついている。SNSで流行っているものを追うだけの生活になる。 SNSを見続けないためには、私に注目する。私の興味関心のあることを見つける。 哲学の本は言葉や言い回しが難しくて読みにくかったけど、こんなことが書いてあったと思う。
  • 2026年2月7日
    三千円の使いかた
    夢のため、子どものため、熟年離婚、老後、それぞらの年代のお金にまつわる話で、どの年代にも刺さる。 1番共感したのは、夢を叶えるために一千万円を貯金する美帆。貯金ができなかった頃の自分を見ているようだった。 節約のためにお弁当作りを始めて8000円の弁当箱を買ったり 貯金のために貯金箱を買ったり 毎朝フラペチーノとペットボトルを買ったり 貯金をするためにお金を使って、何だかその気持ちがすごく分かる。そのお金を貯金しないといけないのにね。 それなのに家賃や携帯代を見直すことに抵抗を示して、1番簡単に貯金ができるのは固定費の見直しなのに。 全編通じて感じたことは、お金で悩むのは他人と比較したとき。 他人の人生を比べて劣っていると感じた時に、お金があれば解決すると考えてしまう。 本当は、自分は自分、他人は他人と比較せず、自分の価値観に従って生きるべきではないかと思う。 そういう意味では、フラペチーノに幸せを感じるなら、毎朝ではなく特別な日に飲むのは幸福なお金の使い方と言えるのではないか。 自分の人生を形作る三千円の使いかたをしたい。
  • 2026年1月26日
    禁忌の子
    禁忌の子
    これでデビュー作ってマジかよ、と作品の完成度の高さに驚かされた。 一体の溺死体が主人公の武田と瓜二つ、その謎の調査を始めると更なる事件に巻き込まれ、想像もつかない結末に辿り着く。 過去に触れるあたりから読む手が止まらなくなり、寝る時間を削り、最後まで読み切ってしまった。 タイトルも「なるほどねぇ」と納得させられた。
  • 2026年1月21日
    アート・オブ・スペンディングマネー
    アート・オブ・スペンディングマネー
    節約術とか投資の本ではなく、幸せと自由になるにはどうお金を使えばいいのか教えてくれる本。 幸せになるお金の使い方は、不幸になるお金の使い方をしないこと。 そのためには、 ・見栄や他人との比較にお金を使わない ・もっと上を目指さない ・幸せと感じなかったことを減らす 確かに、他人からよく見られたいからブランド品を買っても自分が満たされることは少ない。それよりも自分で調べて本当に合うものを買った方が満足度は高かった。 自分を満たすためのお金は案外少ない金額だということに気づいた。
  • 2026年1月18日
    神の光
    神の光
    消失系の短編集。一晩で館が消えたり、街が消失したりする話が5編。 消失系のトリックは大掛かりなものが多く、現実的ではないけど、想像をはるかに超え驚きを得られるのが面白い。 5編の中で表題にもなった「神の光」が1番好みだった。 時代背景、トリック、伏線、ストーリー展開、タイトルの意味、どれもが隙がなく一気に読み終えた。 1つあたり50分ぐらいで読めるので、気軽に館や街が消える謎を味わいたい方にオススメ。
  • 2026年1月9日
    失われた貌
    失われた貌
    山奥で顔を潰され、歯を抜かれ、手首を切断された遺体が見つかる。身元不明の遺体から事件の真相に辿り着けるのか。 複数の事件が絡み合い、わずかな手掛かりから事件の真相に辿り着くのが面白い。真犯人はお前かよって驚いた。伏線の張り方が巧妙で一気に事件の全貌が見えた時の快感がたまらない。 全部読んで思ったのは、白川が殺された理由が悲しすぎる。 読み終わった後にタイトルを見て、あぁそういうことかと感じた。
  • 2025年12月19日
    サラブレッドはどこへ行くのか
    競馬は好き❤️けど、競走馬がその後どうなったか分からない。 一部の競走馬は繁殖にあげられる、大部分の競走馬は行方知れず。活躍していないけど、好きな馬は元気に生きていて欲しい。 現実は甘くなく多くの競走馬を救うことはできない。これはJRAだけの問題ではなく、競馬に少しでも関わる人が考え行動しないといけない問題。今すぐに解決することではないけど、10年後20年後に一頭でも多く幸せな余生を過ごすきっかけにしてほしい。
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