乱歩と千畝

乱歩と千畝
乱歩と千畝
青柳碧人
新潮社
2025年5月14日
50件の記録
  • おむすびん
    おむすびん
    @picorin7
    2025年10月9日
  • anraQ
    anraQ
    @aaa_aaa
    2025年10月3日
  • 堺屋皆人
    堺屋皆人
    @minahiton
    2025年9月29日
    細部まで丹念に織り込まれた史実が、フィクションに真実味を与える。大河ドラマのような傑作。 以下、ネタバレあり。 江戸川乱歩ファンなので手に取った。 故に、乱歩の年譜は頭に入っているので、最後どうなるかまで、乱歩側の〈あらすじ〉を知っている状態で本作を読む事になる。 が、だからといって面白くなくなるかと言えばそんな事は全くなく、むしろ知っているからこそ、「あ、来るぞ、あの人だな…!」とニヤニヤしながら楽しめる。 三国志や新選組モノも、結末がわかっていてもみんな大好きなように、作家がどこをどう描くかで、筋を知っていても充分面白い。 杉原千畝は、命のビザを発行し続けた偉人として、ドキュメンタリーをテレビ番組で観た事があり覚えていたが、周辺人物など詳しい情報までは記憶していなかったので、こちらは純粋に時代小説として楽しんだ。 元々史実がすでに面白い乱歩の人生ですが、特に面白いのは、やはり横溝正史との関係で、笑いあり、涙あり、二人の熱い友情に感動した。 作中、千畝のサインと違い、自分のサインでは命を救う事はできないと言った乱歩だけど、戦後、乱歩の作品に救われた子どもたちは沢山いたはずで、その子どもたちの中から、有望なミステリ作家が沢山生まれたことが描かれていたのもファンとして嬉しい。 乱歩が種を蒔いて耕した土壌から育った作家達が繋いでいくミステリ界の未来も明るく、読後感が良かった。 千畝を支えた二人の妻の存在も素敵だった。 先妻のクラウディアが言った、「優しいほうを選びなさい」が、あのビザを発行させたのだし、冷静かつ、時に非情な反対を強いられる仕事に着きながらも、自分を見失わずに済んだという事が胸をうった。 もちろん、乱歩の妻隆さんも史実をベースに、主役を支えるヒロインてして魅力的に描かれており、色んな意味でイイ奥さんだった。強い。 後半は、アベンジャーズか!とツッコミを入れたくなるくらいに、バンバンあの頃のヒーロー&ヒロイン(著名人)が出てくるので、感動より笑いが来てしまった。 そんな中、あの昭和の歌姫だけ本名が書かれなかったのは、権利関係的なNGでもあったのだろうか? と思うくらい、他は実名でめっちゃ出てくる。 次は誰だ?と、楽しかった。 そして、とうとう、乱歩の年譜に終わりが来る。 知っていても、胸を抉られた。これは泣く。 千畝と乱歩が最期に見た夢、そしてエピローグで二人を繋いだ本と、そこに並んで書かれた文字、二人のもしもを描いたフィクションが終幕し、読者が本を閉じると、仲良く並んで歩く二人の背中がある。 そんな演出が仕掛けられた素敵な装丁まで心にくい。 フィクションが多分に盛り込まれているとはいえ、歴史上実在した人物なので、朝ドラ「ばけばけ」が終わったら、「乱歩と千畝」やってくれないかなぁ。
  • 涼元風花
    涼元風花
    @suzu_fuuka
    2025年9月27日
    めっちゃくちゃ面白かった!
  • 暝色
    暝色
    @mei_shoku_
    2025年9月26日
  • @fumi_hondana
    2025年9月26日
    読みたすぎるー!!! 図書館しまっているの、辛い! 買いたい!!!!
  • さらさ
    さらさ
    @tea_1823
    2025年9月21日
  • 北奏館
    @hokusoh
    2025年9月11日
  • misa
    misa
    @mei3sha1
    2025年9月10日
  • ルナエル
    @konayuki3
    2025年9月6日
  • アネモネ
    アネモネ
    @ebi1202
    2025年9月4日
  • しず
    しず
    @shizkuma
    2025年9月3日
  • らける
    らける
    @6T0xxx
    2025年9月2日
  • アネモネ
    アネモネ
    @ebi1202
    2025年9月1日
  • エマ子
    エマ子
    @emma-0508
    2025年8月28日
  • アネモネ
    アネモネ
    @ebi1202
    2025年8月27日
  • ちょ
    ちょ
    @slamp_3015
    2025年8月21日
  • Aki
    Aki
    @aki64
    2025年8月18日
  • スギ
    @sugi0937
    2025年8月18日
  • 5yndr0m3
    5yndr0m3
    @5yndr0m3
    2025年7月23日
    江戸川乱歩と杉原千畝が出会っていたら?というifストーリー 人の出会いで大きく人生が動かされる。ちょっとの出会いでも晩年に人生に関わりがある。 人生は才能でも努力でもなく人間関係。良い人に恵まれる人生でありたい。
  • 読書初心者
    @janedoe
    2025年7月17日
  • 御國
    御國
    @s
    2025年7月17日
  • IORI
    IORI
    @tammtam
    2025年7月17日
  • しず
    しず
    @shizkuma
    2025年7月16日
  • 直木賞候補作。時代小説枠ということになるのだろうか。ただただ面白いエンタメ。 序盤からもう楽しい。まだまだ先は長いのに、ゆっくりと文字を追いたいような小説。江戸川乱歩は、出身の立教大学の向かいというか隣に館があるので、親近感しかない作家。とはいえ子どもの頃しか読んでなく、そういう人は多かったんだろう。 乱歩も千畝も、望んでいた人生ではなかったものの、そこで咲いた人たち。影響力は大きく、後半のアベンジャーズ的な描写は筆が走った感じもありつつ、実際そうなんだろうし、楽しい。 小説って、探偵小説っていいよね、ワクワクするよね、みんなしたよね、と笑みが浮かんでしまう。
  • 神木紗由
    神木紗由
    @kamiki_sayu
    2025年7月16日
    2025年上半期(第173回)直木賞候補作。
  • ひび
    @hibiki115
    2025年7月13日
  • 中盤、オールスター大感謝祭的なテンションになる。
  • あおい
    @aoi00055
    2025年6月23日
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年6月16日
  • 京太郎
    @221b
    2025年6月14日
  • そら
    そら
    @sola
    2025年6月13日
  • 直木賞 候補作!
  • Miri14
    Miri14
    @tasogare_duck
    2025年6月12日
  • だまや
    だまや
    @bunko_ymd
    2025年6月11日
  • づー
    づー
    @zuu_dayo
    2025年6月6日
    Twitterで誰かが紹介してた 近所の本屋でもおすすめのとこに置かれてた どうかなー
  • カジノ王
    カジノ王
    @tf192007
    2025年6月1日
    第二部、94ページまで呼んだが、乱歩と千畝が会うのは2回のみ!なのに面白い!第二部の助演が岡本一平なのは豪華すぎる!
  • フク
    フク
    @rokuju0
    2025年5月25日
    若き日の江戸川乱歩と杉原千畝が出会っていたら。史実をもとに語られる歴史のif。こうだったかもしれないふたりの友情に胸が熱くなる。雰囲気たっぷりの端正な装画は鳩山郁子さん。
  • つなほ
    つなほ
    @tsunaho
    2025年4月12日
  • Cota
    Cota
    @Cota-CAT4rd
    2025年4月8日
  • 碧の書架
    碧の書架
    @Vimy
    2025年4月8日
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