乱歩と千畝

32件の記録
- ツン@tsun3_fumo2025年7月23日読み終わった感想紹介江戸川乱歩と杉原千畝が出会っていたら?というifストーリー 人の出会いで大きく人生が動かされる。ちょっとの出会いでも晩年に人生に関わりがある。 人生は才能でも努力でもなく人間関係。良い人に恵まれる人生でありたい。
- はぐらうり@hagurauri-books2025年7月16日読み終わった直木賞候補作。時代小説枠ということになるのだろうか。ただただ面白いエンタメ。 序盤からもう楽しい。まだまだ先は長いのに、ゆっくりと文字を追いたいような小説。江戸川乱歩は、出身の立教大学の向かいというか隣に館があるので、親近感しかない作家。とはいえ子どもの頃しか読んでなく、そういう人は多かったんだろう。 乱歩も千畝も、望んでいた人生ではなかったものの、そこで咲いた人たち。影響力は大きく、後半のアベンジャーズ的な描写は筆が走った感じもありつつ、実際そうなんだろうし、楽しい。 小説って、探偵小説っていいよね、ワクワクするよね、みんなしたよね、と笑みが浮かんでしまう。
- フク@rokuju02025年5月25日読み終わった若き日の江戸川乱歩と杉原千畝が出会っていたら。史実をもとに語られる歴史のif。こうだったかもしれないふたりの友情に胸が熱くなる。雰囲気たっぷりの端正な装画は鳩山郁子さん。