違国日記 1

36件の記録
- まとまと@matomato06242025年8月13日お気に入り何回も読んでる支援センターの本棚に置いてあるのを読んでハマり、去年に大人買いして一気に読んで大好きになった作品。 このシリーズは全体的な雰囲気や散りばめられたセリフたちがわたしにとっては癒しで(癒し系の内容ではないのだが)、疲れた時や時間をもてあました時にぱらぱらめくると、心に栄養が行き渡るのを感じる。 この作品の存在に心が救われているのを感じる。 キャラクターの中では、断然、槙生(マキオ)さんが1番好き。 素敵だなと思うセリフは大体いつも彼女のセリフで、わたしもこんな人になりたいと強く思う。 時々出てくる、朝の心理描写の文章もとても好き。 1巻には、夕食を作るシーン、朝食を食べるシーン、みんなで餃子を作るシーン、ホットサンドを食べるシーンなど、食べものを作ったり食べたりする描写がよく出てくる。 なんだろう、料理をする場面や食事をする場面がよく出てくる漫画は結構好き。 心が和むというか、健康になれる気がする、何かが。(?) ※以下ネタバレ やっぱり、1番最初にわたしの心を掴むのは、朝の両親の葬式で、朝がたらい回しにされそうになっている時に槙生が放ったセリフだった。 1巻で1番好きなセリフもやはりこれだった。 「ーーー(省略)ーーーあなたは、15歳の子供は、こんな醜悪な場にふさわしくない。少なくともわたしはそれを知っている。もっと美しいものを受けるに値する。あなたの寝床はきのうと同じだ。そこしか場所がない。部屋はいつも散らかっているし、わたしは大体不機嫌だし、あなたを愛せるかどうかはわからない。でも、わたしは決してあなたを踏みにじらない。それでもよければ明日も明後日もずっとうちに帰ってきなさい。たらいまわしはなしだ。」 「もっと美しいものを受けるに値する」「決してあなたを踏みにじらない」という言葉が、とても響いた。 長くなりそうなので、大好きな槙生さんのセリフを書き連ねてもいいですか、いいですね。 「あなたの感じ方はあなただけのもので誰にも責める権利はない。」 「…あたりまえってことは何もないね……」 「15歳みたいな柔らかい年頃、きっとわたしのうかつな一言で人生が変えられてしまう。」 槙生が、朝のことを愛することは出来ないかもしれないけれど、人としてきちんと尊重しよう、自分のうかつな一言で、朝の中のまだ形を成していないふわふわとしたものをうっかり決めつけてしまわないようにしようとしてくれているのが伝わってきて、そういうところ、本当に好きです。 これから話が進んでいくにつれて、どんどん人が増えていってわちゃわちゃし出すんだよね、ふふ、楽しみだ。 あとね、序盤の、パソコンに向かっていた槙生が振り返る描写の描き方が、暗い方向から、光が差す方へ振り返っている感じがして、好きです。
- べに@beni_2025年5月4日買った読み終わった無料公開で途中まで読んだ。とてもとても好き。良いという話は聞いていたけれど、思っていたよりもずっと良かった。とても染み渡るような漫画。 電子で全巻購入したので続きも少しずつ読んでいこうと思います。
- 素敵なベーコン@nprhki2025年3月12日読み終わった昨日餃子食べたせいかもしれない。散らかりすぎて触りたくもない仕事部屋から何となしに拾って読んだ。 仕事と育児しかない、と思って生きてる自分に何か楽しんだり何かが楽しかったり、めちゃくちゃいろいろ詰まってることを思い出してしんどかったし子どもが死ぬことを怖がりすぎて自分が死ぬことを考えもしていないのに気付いてキツかった。死ぬわけにはいかないのに。死ぬことばっかり考えてたな最近。 女の人は綺麗でよかった。鏡の中のくすみと皺ばっかり見ていて綺麗なものを見ていなかったから沁みた。作家さんの絵好きだ、実家にアキラある。 結局立場で物を見て物を考えているからその立場でしか理解できないのかもしれない。私には私に合うものを持ち込むのが本当は良いのかもしれない。ビジネス本と育児本にヘイトためてギャンギャン騒いでいるべきではないのか。そうかも。 続きも読みたいけど少しずつにしよう。もったいないので。