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ふみぽん
ふみぽん
ふみぽん
@fumipon30
読みたい本がたくさんあってずっと可能性に満ちていて今日も楽しいです。たまに読んだ本の記録も。
  • 2026年8月17日
    乱反射
    乱反射
  • 2026年7月20日
    静かな時間の使い方
    ちょうど内省が必要なタイミングで尊敬している方におすすめしていただいた本。まさにピッタリと自分に当てはまっていた。 リフレクションの時間を取ろう。自分を取り戻すには時間がかかるかもしれないし面倒だけれど、やろう。
  • 2026年7月14日
    イン・ザ・メガチャーチ
    自分の物語を取り戻したくなる本だった。 読み終わってから数日、ずっと引きずっている。気持ちの区切りをつけるために書く。超・主観的に。 全体を通して良かったのは、言語化の面白さ。言葉の選び方、並べ方で、動画をスローモーションで見るようにじっくりとその描写を感じられる文章。画素数の高い文章。かゆいところに手が届くようで読んでいて気持ちよくなってしまう。朝井リョウの文体が好きだ。 人生、シラフで生きるには長すぎる。 そう言っていた朝井リョウのことを、読みながら何度も思い出した。だから人は酔う。推しに、界隈に、物語に。その構造を、ここまでの解像度で言葉にされたのは初めてかもしれない。 シラフではいられない世の中で、あえて視野を狭めて何かに熱中することの楽しさ。それは同時に、浅はかさにも、取り返しのつかない恥にもなりうるし、究極、罪にもなりうる。 この小説には大事なことがたくさん詰まっていて、いろんな切り口から語ることができる。 ファンダムの話でありながら、宗教や政治の熱狂と地続きだし、40代男性の生きづらさと孤独も語られる。何かを熱狂的に信じることでしか自分を保てない人の姿は、推し活にも、支持政党にも、宗教にも、同じかたちであらわれる。 読みながら、若林正恭と星野源の「LIGHTHOUSE」を思い出していた。あの二人がやっていたのは、物語に頼らずに、ただ対話することだったんじゃないか。孤独を何かで埋めるんじゃなく、話すことでならしていく。この小説が描く熱狂の、静かな対岸にあるような、そんな気がして尊いものをみていたんだなと思った。 ◯私は、誰かの物語に乗っかって生きている 私は誰かの物語に乗っかることで、なんとか生きさせてもらっている。恋愛リアリティーショーがあれだけ流行るのも、そりゃそうだよねと思う。自分の人生の主人公をやるのはしんどい。でも他人の恋愛なら、安全な場所から熱中できる。 だから私が一番意識をもっていかれたのは、隅川のすみちゃんだった。 他人の物語に乗ろうとしたけれども乗り切れない人。熱中しきれず、どこかで現実に引き戻されてしまう人。ああはなりたくない、と思いながら読んだ。でも、こうなるしかなかったんだとも思う。一度、使い切るしかなかったんだ。 それから、今までは自分のことが好きな人でとにかく自分のことばかり考えている人のこと(それを感じ取れてしまう人のこと)をどこかでダサいと感じてしまう瞬間があった。でも、この本を読み終わったらそれが一番ヘルシーなのではと思った。だってそれは、自分自身を信じるということだから。自分の中に、自分だけのチャーチを持つということだから。 それを信じられたら、人生は怖くない。社会とのすり合わせは必要だし、どうしたって揺らぐから問い続けなければいけないけれど どこかでずっと、羨ましかった。物語に熱中できる人のことが。他人のものさしではかった正解に寄りかかって安心するのではなく、自分が感じた価値を信じられる人のことが。 ◯これはバッドエンド? ラストシーンの話をしたい(具体的には書かないけど、雰囲気も知りたくない人は飛ばしてください)。 陰謀論の演説と、渋谷に出した推し広告を見るために集まった楽しそうなファンダムたちが、同じ街で混ざり合ってカオスになる。それぞれが、それぞれの正義を振りかざしながら。 すみちゃんで重なり二人がオーバーラップする構成に痺れながら、これはバッドエンドなのか、と思う。この話は、私たちの生活と地続きすぎる。行き着く先がこの小説のとおりなら恐ろしい。小説だからできることだけれど、あまりに地続きで怖かった。 このシーンから遡って全部を設計したんじゃないかと思ってしまうほど、絵が浮かんだ。 ◯物語じゃなくても、つながれるのか じゃあどうすればいいんだろう、と考える。 物語で強くつながるか、物語なしで孤独でいるか。その二択しかないんだろうか。 思ったのは、もっと手前にある「生活」でつながる道があるのではということ。作中でアイドルの子が言ったつながりへの渇望から思った。好きなものでつながるのではなく、ただ同じ屋根の下で洗濯物を干して、同じごはんを食べる。それがいいんじゃないかと思う。シェアハウスとか共同生活が、この世にもっと増えたら?孤独を、なかば強制的にならしてくれる場所はニーズがある気がする。 私の身近にも、通信制の高校生が集まって共同生活と仕事をするワークキャンプという取り組みがあっ生活で人とつながる場が、ちゃんと機能している。 ◯私も、メガチャーチの中にいた 私も今、思いっきり界隈の中にいる。 私はローカルに生きている。ここには「みんなでこのまちをよくしていこう」という思いでつながる仲間がいる。このまちがなくならないように、楽しくあれるように、未来に良いものを残せるように、みんな必死で、誰も諦めていない。その物語に共鳴した人たちの集まりだから、ここでは孤独でも、孤独じゃない。仲間がいる。 構造としては完全にメガチャーチだ。「このまちをもっとおもしろく」という物語を共有する、信仰共同体。だからそのまちに居心地の良さを感じるのか、と思ったら。 でも、決定的に違うところが二つある気がしている。 ひとつは、物語と生活が一致していること。推しは画面の向こうにいるけど、まちは毎日そこにある。洗濯物を干す場所と、信じる対象が同じ。 もうひとつは、乗っかる物語じゃなくて、共同で書いている物語だということ。誰かが仕掛けた熱狂を消費するんじゃなく、自分の手でまちが変わる手応えがある。自分の中のメガチャーチと、みんなのメガチャーチが、ここでは両立している。   ◯生まれ変わったら風になりたい、と言った人 最後に、こないだごはんを食べた年上のお姉さんの話をしたい。 その方は私から見て自分にはないフラットさを持つスーパーすごい人で、視野が狭くなく、いつも公平。自己表現もしない。何かを信じているわけでもなければ、誰かの物語に乗っかっているわけでもない。フラットで、偏りがない。 「何のために生きてるんだろうね。でも、洗濯物が天気のいい日に干せたとかで幸せを感じられる人だからな、私」と言う。生まれ変わったら風になりたいと言う。人間はもう、いいかなと笑う。 物語を仕掛ける人がいて、乗っかる人がいて、乗り切れない人がいて、まちごと物語を書いている人たちがいて、そして物語そのものを必要としない人がいる。この小説のどの座標にもいないその方のことを、読み終わってからずっと考えている。 そんな境地に辿り着くには、私はあと何度、人間を生きればいいんだろうか。 私の教会はどこだろう。私は今、どこにいるのだろう。
  • 2026年7月11日
    悲しみの秘義
    悲しみの秘義
    文学史に登場する人たちの言葉から生と死を見つめる本。生きることは在ること。どうあるか。
  • 2026年7月4日
    ほんとうのことを書く練習
    前作のエッセイ『死ぬまで生きる日記』で、ここまで自分に正直に向き合い言葉にする人がいるのかと衝撃を受けた。剥き出しで痛いほどだった。だからこそ私の心の奥にあるものに触れて、気付かぬうちに泣いた。そのような読書体験を経てすぐに知った新作出版のお知らせ。タイトルも私の中にあった「どうやってこんなにも嘘のない文章を書けるのか」という問いの先に差し出されるべくしてあるようなもので、久しぶりに本を買った。しかも、私の好きな文章に関する考え方を書籍にしている今野良介さんという方が編集だった。 読んでみて、土門さんは書くことでセルフエンパワメントしているのだと思った。自分がなぜ書くのかをとにかく言葉にしていて、それらに嘘がなく濁りない。土門さんのスタイル、哲学を知ることができてよかった。、 一見まとまりがないように見えるものたちにも、必然性や一本の横串が刺せるものなのかもしれないということに気づかせてもらい、勇気がわいた。
  • 2026年4月13日
    「あたりまえ」のつくり方
    「あたりまえ」にしたいことが2つあるので読んだ。 PRの仕事はステークホルダーと対話を続けて同じポイントを見つけ、協力して社会に対するインパクトを起こす土壌をつくること。 社会全体をより良くするために。 広がるための社会記号、圧倒的なファクト、みんなが乗り込み語りたくなるナラティブなプロジェクト。 あたりまえの種をつくって広げてきた嶋さんだからこそ説得力のある本だった。 新しいことを打ち出せばそこには必ず反感も批判も生まれる。そのフリクションは大前提でものごとを進めていく。 大事なことを決める時、迷った時に読み返したい!
  • 2026年4月6日
    集団浅慮
    集団浅慮
    読んだ。その人の権利を尊重することを私はできているだろうか、と自分に問う本だった。今読めてよかった。感想をとりとめもなくメモ。 ビジネスの視点から人権について考えている本著だけど、ローカル、と置き換えても成立する箇所があった。ローカルは、この本に書かれている「同質性」に陥りやすい。ずっと同じメンバー、同じ感覚を共有している人たちだととても楽だし平和だけれど、そこに多様性が抜け落ちて集団で誤った決定をしてしまうことにつながる。「みんなちがってみんないい」じゃなくて(それもあるけれど)ビジネスにおいて必要な観点なのだと理解した。違う人間としての視点を持ち続けるのは大変。だから自分ひとりの時間が大事。違和感を無視しない。外とつながり続けることが大事。意思決定で楽しない。 アップデートするには価値観や考え方を共有する対話が必要だと思うなど。
  • 2026年2月16日
    「好き」を言語化する技術
    三宅香帆氏、同い年。優しくてアツいなぁ。社会が善い言葉、好きを語る言葉で溢れたら良いなと思う。私も好きを語ろう。最近は本を読むと、「本を読むこの時間が、自由が、安全が、どうかこのまま続いてくれないか」と願うようになった。本当に、これからもずっと読書を楽しめる世の中であってほしい。
  • 2026年2月12日
    ふつうの人が小説家として生活していくには
    一人の小説家の人生と作品についてのインタビュー。衣食住の中に書くことが入っている、そんなライフスタイルの話も、本だから知ることができる。うれしい。筆が乗っても乗らなくても、その時間になったら書く。自分の気分を、信用しないでとにかく書く。とにかく書き続けなさいと、津村さんは言う。 私とは相反するところも、あ、その感覚や経験、知ってるぞと思うこともあって、いつのまにかこのインタビューを鏡にしてずっと自分を見ていたことに気づく。文章を書いている人への憧れがあり続けている。聴き手の島田さんも言っていた。「お話しを聞いていると、書きたくなる」 こういう、自分のエネルギーに着火してくれるような本に出会いたいし、いざという時ちゃんと着火するように、しなびていられないと思った。 私は何に生きる?あるのは時間と選択肢。それは自分で選べるのよと、最後に大きな宿題を残されたような気持ちで、忘れてたまるかと今これを書いている。
  • 2026年2月10日
    考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)
    考え方には抽象化された上位レイヤーがあって、そこをいろんな角度から差し込んで眺めてみる方法があると知った。ある程度自分で仮定して深めていくということなのか、と思い知った、自分なりの考えをまとめる作業はさぞ楽しかっただろうなぁと思う。思考の整理学も読みたいな
  • 2026年2月2日
    死ぬまで生きる日記
  • 2026年1月24日
  • 2026年1月24日
    イン・ザ・メガチャーチ
  • 2026年1月24日
    えーえんとくちから
    ずっと気になっていた笹井宏之さんのベスト歌集『えーえんとくちから』。昨年から高校時代の国語の先生に借りており、やっと今日読み終えた。 ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす 始まりからロマンチックで私ついていけるかなと思ったけど、読み終わる頃にはすっかり笹井ワールドに魅了されて歌の中に溶け込んでいた。いや、これからの私の生きる日々の中に笹井さんの世界が広がったのか。 笹井さんは26歳でこの世を去った。今日1/24は17年目の命日だった。 たまたま、この日に読み終えた。けど、私は勝手に、本当に勝手に、短歌を詠み続けるきっかけをもらったような気持ちになり、いつになくたくさん歌を詠んだ。 お守りのように懐に入れておきたい歌にたくさん出会えて、幸せな一日を過ごしたなと思う。 えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力をください
  • 2026年1月19日
    歌集 滑走路
    歌集 滑走路
  • 2026年1月18日
    シシになる。
  • 2026年1月5日
  • 2025年12月30日
  • 2025年11月1日
    BUTTER
    BUTTER
    私が好きな人たちがあまりにみんな「面白かった」というから読んでみた。面白かった。 スピード感、常に予想を超えてくる展開、ハラハラ感、キャラクターの良さ、描写の緻密さ、語彙の豊かさ。たまらなかった。 エッセイばかり読んでいたけど小説もいいなぁと思ったきっかけの本
  • 2025年6月18日
    本なら売るほど 1
    0618お借りして読めた!めちゃ素敵。本を通して人と関わる豊かさに心が満たされる。
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