現代戦争論
57件の記録
ぐ@busy-lake2026年4月24日読んでるまだ読んでる面白いこの本を最初から読んでいたけれど、どうしても気になって、先に第5章を読みました。 このモヤモヤを言葉にしてしまってから、あらためて1章から4章をじっくり味わいたいと思って。 モヤモヤしてたのは、現在のSNSの「あの空気」について。 わしは、戦争をすることは絶対によくないと、当たり前にそう思ってます。 ついでに言うと、現政権をそんなに支持しているわけじゃない。 でも、SNSで政治的な意見を言ったり、「戦争反対」と書いたりすることは避けています。 わしが思う「戦争をしないためにやるべきこと」は、この本の5章に書かれているようなことなんです。 どうすれば戦争を止められるのか、その方法を現実的に探っていきたい。 でも、今のSNSで「戦争反対」と言うのはなんか違う気がする。 どこかそれを、政権を叩くための「道具」にしている、されてしまうような居心地の悪さを感じる。 「それとこれとは話が違うだろ」と。 それにこの時代、戦争は武器でドンパチするだけじゃない。 これまでにわかっている、ロシアがネットの上で仕掛けてきた工作を思うと、 安易にあの「反対!」という空気の波に乗ることは、 知らず知らずのうちに別の戦争に加担してしまう怖さもある。 確信があるわけじゃないけれど、どうしてもあの「空気」を信じきれない自分がいます。 じゃあ、わしは戦争をしない世界のために何をするのか? その問いへの答えが、ここに書かれていました。 わしは、戦争をしない世界を願うからこそ、戦争の解像度を上げていきたい。 目を背けず、その醜い仕組みをしかと見ていく。 わしは小泉先生ほどインターネットが上手ではないから、これからもSNSで政治の話はしないと思います。 けれど、わしの探していたものは、ほぼほぼこの本の中にあった気がしてます。 言ってしまってスッキリしたから、 残りの章は全然違うテンションで読みます!

ぐ@busy-lake2026年4月22日下に書いてる「難しい本を読むためには/山口尚/ちくまプリマー新書」と交互に読んでいます。 キーセンテンスを探したり、文章全体の主張を捉えたりに挑戦してるんだけど、 わし、小泉悠先生出演のBSニュースとかYouTube見まくっているので、 一章はそれが補助になって読めています。 中身は資料の読み解きとか細かいデータも省略してなくて、まともに読むにはなかなかしんどいです。 今2章で、古今東西ほとんど東側の皆さんの戦争論が次から次へと解説される展開は楽し過ぎる。 たぶんわしの読み方は今のところ間違ってる気がします。
蔵ノ子@kleinefloete_16202026年4月18日読み終わったいつまでも終わらない、ロシアのウクライナ侵略について、一番信頼できるだろう小泉悠氏の1冊を手にとってみました。 この本が出版された頃にはイランで戦争が始まり、世界は混乱していきました。すごい勢いで世界情勢が変化していくけれど、それもこの本と地続きであることがわかります。 第5章 日本はいかにロシアと向き合うべきか? だけでも、繰り返し読む価値があります。 大国の勝ち馬に乗ることをよしとしてはいけない。 この戦争を、ロシアの勝ちで終わらせてはいけない。 多くの人に読んでほしい本でした。

J.B.@hermit_psyche2026年4月6日読み終わったロシア・ウクライナ戦争という21世紀最大級の武力衝突を具体的素材としながら、現代における戦争の性質そのものを再定義しようとする試みであり、単なる戦況解説や軍事分析にとどまらず、戦争が長期化する構造、国家と社会の関係、そして世界秩序の変質にまで視野を広げた総合的な戦争論である。 本書はまず、開戦当初短期決戦と予測された戦争がなぜ数年単位で継続しているのかという根本的疑問から出発し、その問いを通じて従来の戦争観――すなわち圧倒的軍事力による迅速な勝利という図式――が現実には成立しなくなっていることを浮かび上がらせる。  議論は具体的なデータ分析から始まり、民間人犠牲者数の不確実性、戦死者の規模、行方不明者の問題といった死の可視化/不可視化の問題系を通じて、現代戦争における情報の断片性と政治性が強調される。 衛星画像や国際機関の統計といった技術的手段によって戦争の実態が把握される一方で、それらは常に不完全であり、むしろ断片的な情報の集積が戦争認識を形成していくという逆説が描かれる。 また、誰が戦場で死んでいるのかという問いにおいては、正規軍だけでなく動員兵や周縁的地域出身者といった社会的弱者が多く犠牲となる構造が明らかにされ、戦争が国家の均質な意思ではなく社会内部の非対称性の上に成り立つ現象であることが示される。  さらに本書の核心的主張は、現代戦争が非対称戦争から相互に打撃を与え続ける消耗戦へと移行しているという認識にある。 すなわち、かつてのように一方が圧倒的優位に立って短期間で敵を制圧するのではなく、一定の耐久力を持つ国家同士が互いに決定的打撃を与えられないまま暴力の応酬を続ける構造が一般化している。 この状況では、戦争は政治的決着よりもむしろ継続そのものが常態化し、講和や妥協による終結も容易ではなくなる。 実際にロシア・ウクライナ戦争においても、領土的妥協だけでは戦争が終わらない理由が検討され、戦争の終結条件そのものが曖昧化していることが指摘される。  同時に、本書はロシア側の戦略思想や動機にも踏み込み、単純な侵略/防衛という二項対立では捉えきれない地政学的・歴史的背景を解きほぐす。 ロシアの対外行動には、旧ソ連圏に対する勢力圏意識や対西側不信といった長期的構造が存在し、それが軍事行動として噴出する過程が分析される一方で、ウクライナ側もまた外部支援を受けつつ高度な抵抗能力を獲得しており、その結果として戦争は一方的侵攻から相互消耗へと性質を変化させていることが示される。 ここでは戦争が単なる軍事衝突ではなく、国際政治・経済・情報環境を巻き込んだ複合的システムであることが強調される。 また、著者の問題意識は日本に対する示唆へと収斂していく。 本書は次は日本が当事国となる可能性を排除せず、むしろ現在の戦争形態が東アジアにも波及しうる前提で議論を進める。 そこでは、従来の安全保障観――すなわち抑止力や同盟に依拠する枠組み――だけでは不十分であり、長期化する戦争に社会全体がどう耐えるか、情報戦や経済戦を含めた総力戦的状況にどう対応するかといった課題が提起される。 戦争はもはや軍隊だけの問題ではなく、国家と社会の関係そのものを再編成する現象であるという認識が、読者に強く迫る。 全体として本書は、ロシア・ウクライナ戦争を単なる一地域の紛争としてではなく、21世紀の戦争の典型例として位置づけ、その長期化・不確実性・相互消耗性という特徴から、現代世界が暴力の持続する時代に入ったことを論証する。 そしてその帰結として、戦争と平和の境界が曖昧化し、国家が常時危機状態に置かれる新しい国際環境の到来を描き出す点において、本書は記述的分析と規範的警告とを併せ持つ、極めて射程の広い現代戦争論となっている。



lily@lily_bookandcoffee2026年4月5日買った読み終わった戦争はこちらから「起こす」ものとは限らない。 「やって来る」こともある。 当たり前ではあるんだけど、なんか自分の考えからは漏れていたように思う。 他にも学びは多かった。
zzz@oownow2026年3月27日読み終わった私たちが見ているのはカラーの戦争。どれだけ人の人が亡くなっているのかを改めてデータを元に見て、その一人一人に生活があったはずなのにいつの間にか他人事になっていたなと反省。
あかね空@red-sky2026年3月27日読んでる読書メモ通勤読書ロシア・ウクライナ戦争におけるハンガリーの立ち位置。こたびのニュースで話題になっていたけれど、本書にもハンガリーについて記載されており知ることができてよかった。
雨と雨のあいだ@bochibochi2026年3月22日読み終わったロシアとは何か、戦争とは何か、日本にとってのリアリティとは何か。 アメリカ(イスラエル)×イランをこれと同じに捉えることはできないが、日本にとって何が最善手なのかを考える一助になる。 “日本はしたたかであらねばならない。しかし、それは侵略を見過ごして大国の勝ち馬に乗るべしとすることを意味するものではない”

本読みの旅人@hi_tommy9302026年3月21日読み終わった@ 電車日本は島国ゆえに?なのか、隣国という意識が薄れてしまう。ロシアも領土問題も抱える隣国であり、ウクライナ戦争は遠い国の話ではないのかもしれない。それを意識した上で、最終章の「日本がすべきこととできること」はとてもリアリティがあった。 兵士や民間人が何人亡くなっても、私たちは漂白された数字しか見ていない。数字って便利だけど、質感を消し去ってしまうから怖い。
Reino@Reino2026年3月20日読み終わった2022年に認識を変えられてしまった後の現代において、戦争をどう捉えるか? 5つの問いを立ててそれに答える、という形で本書は進んでいくが、その問い自体がまさに自分の興味関心とも重なり、最後まで興味深く読むことができた。 特に、第1章の「どれだけの人が死んだのか」や第5章の「日本はいかにロシアと向き合うべきか」は、ガザやイランへの視点にも繋がり、今戦争が起きることそのものについて考えさせられた。
うた子@nyankojitsu2026年3月18日読み終わった終盤、ガツンと頭を殴られるような感覚があった。 戦争反対と叫べば、平和をのぞめば、戦争をすることなく平和でいられるわけではない。 戦争にならないように、巻き込まれないようにするためにどうすればいいのか、考えなくてはならないのはそこだなと思った。 ニュースの捉え方、世界の見え方が変わった。
あかね空@red-sky2026年3月16日買った読み始めた通勤読書数値として出ていない、出されない犠牲者数を衛星画像から、墓地の増加幅を計測して、死者数を推測する。冒頭から知らないことばかり。その情報をどう扱うか、何から何を推測できるか分析する力が物を言う世界だということがわかった。
寿司鳥風呂ねろう@Udon89292026年2月23日読み終わった感想第二次ロシア・ウクライナ戦争を軍事また経済面から論じた本で読み応えがあった。 2025年末までのロシア・ウクライナ情勢を知るにはまずはこの一冊でいいと思う。 それぞれの国柄を深掘りする一歩目として推奨します。










































